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「私の少年」無料ネタバレ最新15話。濡れるほどの奇跡の再会と触れ合う肌

私の少年
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私の少年15話ネタバレ感想

真修の父の怒りを買い、地元仙台に異動させられた聡子。

それから数年が過ぎ、変わり映えのしない毎日を送っていたとき、偶然同級生と再会して、デートを重ねていく。

しかし、あの日々に比べると魅力を感じられず、夜の街に逃げ出した。

そして、ドラマティック過ぎる再会を果たした。

15話

歩道橋の上で泣いている聡子に、少年は声をかけた。

聡子・・・さん?
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確かに聡子に違いないと思って声をかけたのに、彼女は彼を見つめたまま反応しない。

まさか人違いかと彼が思った瞬間、いきなり走って逃げ出していく。

しかし、ほんの数mほど進んでこけてしまった。

絆創膏を買って戻ると、コンビニのイートインコーナーで彼女が待ってくれているのを見て、ホッとした。

絆創膏とおつりを渡そうとすると、彼女はおつりを彼にあげようとしたが、もう自分の身長に追いつきそうなほど成長した彼を見て、素直に受け取る事にした。

擦りむいた肘に貼るとすぐ、彼女は席を立って別れようとする。

彼はどうしようか答えが出る前に、気付けば袖を掴んで引き止めていた。
私の少年

聡子と連絡が取れなくなり、数年が過ぎて真修は中学生になっていた。

修学旅行の諸々をまとめなければならない学級委員だった彼は、同じく学級委員の小方と放課後に残って、宿泊時と自由行動時の班メンバー表を作成していた。

男子はすんなり班分けが決まっていたが、女子はギリギリまで揉めて、中には泣き出す子までいた。

男子より女子の方が熱心だから・・・

じゃあ、早見くんは一緒になりたい人とかいなかったの?と訊かれ、別に修学旅行の間だけなんだから、なんでもいいんじゃないのと答えた。

しかし、小方の考えは真逆だった。

特別で一生に一度の中学の修学旅行なんだから、泣いてでも妥協したくないんだよと。
私の少年

家に帰る途中に電話がかかってきた。

弟の遼一じゃなく、真修の分のおやつはいらないかと訊かれたが、いらないと伝えた。
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帰ると夕食が用意されていて、八時には帰りますと書き置きがあった。

着替えて、テレビをつけながら一人でご飯をかきこんだ。

部屋で予習するためにテキストを開くと、進路調査用紙に目が止まる。

特進クラスにいながら特に志望校もなく、目標もやりたいこともない自分に溜息が出た。

プールに行ったこと。

遼一がいなくなったときのこと。

そのことを黙って嘘を吐いたことを父に叱られた。

それで、遼一の世話をする約束で続けていたサッカーも辞めさせられた。

自分のしたいことばかりを通して約束を破ると、そのうち周りから誰もいなくなるぞと言われて、もう欲しがったらだめなんだと思った。

修学旅行に行く直前まで、もう届かなくなった聡子にメッセージを送り続けていた。

これで最後だと言い聞かせて送ったメールは、やはり届かなかった。
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修学旅行の夜。

いつの間にか彼女を作っていたやつは呼び出されて部屋を抜け出していく。

真修も、密かに彼を想っている女子に一緒に写真を撮って欲しいと頼まれるが、彼はその子の名前さえ知らなかった
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いつもより元気に見える同級生たち。

自由時間になれば、結局決めたメンバーで固まらずに好き勝手に散っていく。

泣いちゃう人がいても、最高の思い出にしたい。

その気持ちを理解しようとしたら、浮かんできたのは聡子と一緒に観光している光景だった。
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でも、泣きたくはない。

そう思った直後、泣いている聡子と再会できた。

袖を掴んで引き止めると、ずっと謝りたかったことを話した。

何も考えずに一緒に回転寿司に行ったことを話したせいで父を怒らせ、聡子の仕事にまで迷惑をかけてしまった。
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父はそのすぐ後家族サービスのつもりか優しくなったけれど、頭を撫でようとする手が近づくと、ビクッと身体が反応してしまった。

そして金曜日の練習もなくなって会えなくなり、気づいた時にはあなたと遠く離れていた。

しかし、聡子は彼に謝らせなかった。

手当てもしてくれたじゃない

そう言って、彼の重荷を取ってやろうとした。
私の少年

久しぶりに会って、何気ない会話から始めようとするが、彼は何か言おうとしていたはずなのに出てこない。

声変わりしているせいで、最初は誰だと思われていたようだ。

数年の時間がぎこちなさを生んだとき、聡子の携帯が震えた。

出ようとしない彼女の顔を見て、顎にも擦り傷ができているのに気付いて思わず手を伸ばした。

すると、僅かに触れた指先に彼女はビクッと反応した。
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彼も友達から連絡が来て、もう合流しなければならなくなった。

何も言えないまま、ぎこちないまま寒い東北の夜に出て肩を竦める。

顎に触れた時にビクッとしたのも、歩道橋の上で逃げ出したのも、突然連絡が取れなくなったのも、全て拒絶だったんだと思った。
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約束を破って、望んでばかりいたせいだと思った。

なのに、彼女は息を荒げて追いかけてきて彼を引き止めた。

そして、自分のマフラーを彼に巻いてあげて、それあげると言った。
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さっき、顎に触れた指があまりにも冷たかったからびっくりして、心配もしてくれたらしい。

拒絶じゃなかった

でも、それを渡されると「元気でね」と言って、三回目の別れが訪れる。

お互い背を向けて歩き出すが、拒絶じゃなかったことが分かると、自然と涙が零れてきた。
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だから、伝えたいことを伝えなければと思った。

聡子さん!絆創膏一枚欲しいです!

えっ、え・・・えーと、はい・・・真修、どこか怪我でも?

手、出してください

彼女の手のひらに、もらったばかりの絆創膏を貼った。

電話番号とSNSのIDが書かれた絆創膏

この連絡先に連絡して欲しいし、もっと聡子さんと話したいし知りたい。

泣いてた理由も知りたいし、だからもっと一緒に歩きたい。

でも、そういうの全部叶わなくていい。

もう一回会えたから
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真修はそう言って、途切れ途切れに正直な気持ちをぶつけた。

聡子が何か答える前に、マフラーに彼女の温もりが残っているうちに、さよならじゃなく失礼しますと告げた。

感想

私の少年15話でした。

もうあきませんわ。随分男前に育ってもーて、もうそろそろ男になってもいい年齢になっても、一途に聡子を思い続ける少年。

結婚に行き着くには現実味が薄い年齢差ですが、まずは遠距離の日々を楽しませて欲しいと思います。

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