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「進撃の巨人」ネタバレ感想13巻。会いたくて会いたくてガクブル

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おススメ話題作!

進撃の巨人13巻ネタバレ感想
人類を救うには人類を敵に回さなければならない真実

エレン奪還に成功した調査兵団連合だが、憲兵団を含め多大な犠牲を出してしまう。

エルヴィンも片腕を失い、満足に戦闘できなくなる。

その中でエレンに芽生えた新たな力の可能性。それはライナー達が座標と呼ぶものだった。

第51話 リヴァイ班

満身創痍の体で壁の中に帰還した兵団。ミカサは巨人に肋骨を折られたまま、馬に
揺られたせいで、まともに動くことさえできなかった。エルヴィンは片腕を食い千切られた
ショックと出血で、意識不明の重体。
104期生は悪運強く、一人も欠ける事無く生還できたのは奇跡としか言いようがなかった。

100人余りいた兵士は帰還時には40人程になっていた。改めて自分の為に犠牲になった
数を知り、その深刻さに打ちのめされるエレン。しかし、あの時エレンが巨人の群れを
敵に差し向けなければ、兵団は確実に全滅していた。ジャンは、今回の犠牲を活かすも
殺すもお前次第だとエレンに声をかける。

そんなジャンが気持ち悪くてアルミンとコニーはからかうが、エレンは素直に礼を言い、
ハンネスや他の兵士の死を無駄にしないと心に決める。

それを聞いていたクリスタは、エレンに早く壁の向こうに行こうと促す。ユミルがクリスタに
固執したように、クリスタにとってもユミルは掛け替えのない存在になっていた。
「一緒に生きようって言ったのに、置き去りにするなんて。裏切り者」と呟くクリスタ。
いつものクリスタらしくないなとジャンが言うのに対し、クリスタはもうどこにもいないの、
クリスタは私が生きるために与えられた役で・・・と言うのだった。

エルヴィンが療養している個室にリヴァイ、ピクシスが集っていた。奪還作戦から一週間
が経ち、ようやくウォール・ローゼ内に危険はないと避難民に通達できていた。
このまま避難生活が続けば、食料の奪い合いによる人間同士の殺し合いが始まっていた
可能性が高かった。
その報告をエルヴィンにしていると、ハンジとコニーが入って来る。今回の巨人発生の
大元を調べた調査結果の報告に来たのだった。発生源はコニーの故郷のラガコ村。
以前巨人襲来の伝達をしに訪れた時と同じく、人が喰われた痕もなく、家屋は内側から
吹き飛んだような壊れ方で、避難したはずの住民はどこにも見つかっていないことが確認
された。そして討伐された巨人の数と村民の数が一致したこと。

現場を訪れたハンジはコニーが持っていた母の肖像画と身動きできない巨人を見比べた
ところ、そっくりだと言って差し支えないレベルであることに戦慄する。コニーは、
あの時の村を離れる時のライナーの言葉や、塔でのユミルの言葉を思い出し、怒りと
悔しさで涙を滲ませる。

巨人の正体が人間である可能性を示唆する状況証拠は他にも考えられる。うなじを切り取ると
死ぬ巨人の特性だ。縦1m横10cm幅の急所は巨人のサイズに関わらず共通している。
それは、人間の脳から脊髄にかけてのサイズに当てはまる。つまり、その部分に本来の
人間の器官があり、巨人の身体を動かしているその部分が損傷すると巨人の身体は
死滅すると考えられる。

話題はエレンとヒストリアについてに変わって行く。二人は今の人類にとって欠かすことの
出来ない切り札だった。リヴァイはエルヴィンが療養している間に、新しいリヴァイ班を
編成していた。

人里離れた家屋に彼らは居た。貴重な食料を運び込み、共同生活においてそれぞれの
仕事をこなしていた。
エレンはリヴァイ仕込みの神経質な清掃を担当し、ジャンに文句を言っていた。
ミカサは重傷にも関わらず、薪割りを平然としていた。おまけに腹筋までしていたと
エレンが言うと、ジャンは羨ましさで怒りをぶちまける

エレンとヒストリアを守る任務だが、同期だけの和気藹々とした雰囲気に、エレンは
少し前のリヴァイ班を思い出し、やるせない思いに駆られてしまう。

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第52話 クリスタ・レンズ

リヴァイが戻って来て、清掃の杜撰さをチクリと一言窘める。そして、これからの行動を整理
していく。大きな作戦でゴタゴタしていたが、目標は変わらずウォール・マリアの穴を塞ぐと
言うことだった。

エレンが硬化の能力を操れれば、数十年はかかるだろうと考えられた計画がわずか一日
成功させることが出来るのだ。
その為には、エレンが修練できる場所を見つける必要がある。いつ狙われてもおかしくない
状況だけに、今は一番慎重にならなければならない件だ。その役目はハンジが担っているが、
ハンジはまだしばらく身を潜めておいて欲しいと言う。

治安は悪化の一途を辿り、敵の再来も警戒しなければならない状況で、これ以上時間が
過ぎるのは何もいい結果を生むはずがない。そこでハンジはその理由を説明し始める。
ウォール教司祭のニックが兵舎内で殺されたと。

ニック殺害の報を受けたハンジはすぐに現場にかけつけた。そこには中央憲兵がいて、
捜査の邪魔だと立ち入りを禁じられる。しかし、チラッと見えた遺体は何発も殴られた痕と
爪が剥がされていた。強盗殺人だと言い張る憲兵に疑念を抱き、ハンジはへりくだった
態度で相手に探りを入れる。あっさり口を滑らせ、手の皮が捲れているのも確認した
ハンジは、ニックが憲兵の拷問の末殺されたのだと確信する。

ハンジはニックがどこまで喋らされたのか分からない今、下手に動くのは危険だと言う。
しかしリヴァイは逆だと言う。時間が経っても事態は何も好転しない。時間が過ぎるほど
追い詰められるのはこっちだと。そして、ニックの爪は何枚剥がされてたと訊き、
正確には分からないけど見えた限りの爪は全部剥がされてたと聞いたリヴァイは、ニックが
口を割らなかった可能性が高いと言及する。吐くなら一枚目で吐いていると。

そこでリヴァイは二つの方向性を提示する。
背後から刺される前に外に行くか、刺して来る奴を駆除しながら外へ行くかだと。
選択を迫られたハンジは「両方だ」と、覚悟を決めた表情で宣言する。

エレンはここに着いた一日目の夕食時に聞いた、ヒストリアの生い立ちを思い出していた。
ウォール・シーナ北部の貴族家・レイス卿の領地にある小さな牧場でヒストリアは生まれた。物心ついた時から牧場の仕事を手伝っていた。母は美しい人でいつも本を読んでいて、
家の仕事をしている姿を見たことはなかった。夜になると、どこからか馬車が迎えに来て着飾った母がそれに乗って街へ出かけて行った。それを窓から見るのがいつもの日常だった。
そのうち読み書きを覚えるようになり、本を読むようになって、自分が孤独である事を
知った。本の中の親は子供に関心を示し、話しかけ、抱きしめ、叱るものだと書いていた。

彼女は祖父や祖母に家業を教わる時に会話する程度のものだった。また他の子供は外を自由に
歩いたり、同じ年頃の子供と一緒に遊んだりしていたが、彼女にとって子供は石を投げて来る
危ない生き物でしかなかった。ある日、本を読んでいた母に抱きついたことがあった。
どんな顔をするか興味が湧いただけだった。母は嫌悪感を露わにし、彼女の顔を掴んで
投げ飛ばした。それでも彼女は母との初めての関わりが嬉しかった。そんな彼女に母は
こいつを殺す勇気が・・・私にあれば」と呟いた。それが彼女に発した最初の言葉だった。
その後すぐ母は家を出た。そうして初めて理解出来た。彼女はこの土地に住む誰からも快く
思われていないことに。それは祖父母でさえも例外ではなかった。でも、なぜ彼女自身が
そんな扱いを受けているのか、聞ける相手はいなかった。なぜなら、その牧場だけが彼女が
生きる世界の全てだったから。
時が経ち、あの五年前の日から数日後、父と初めて会った。父の名はロッド・レイス
この辺りを治める領主だった。数年振りに見た母の姿は酷く怯えたものだった。これから
一緒に暮らそうと言われ外に出たところ、大勢の大人に取り囲まれた。取り押さえられた
母は、彼女の母親ではないと叫んだ。男は父にそれは本当かと訊ねた。父は二人とは何の
関係もないと言った。父は自分が助かる為に、二人との関係を否定した。母は首筋をナイフで
かっ切られた。最期の言葉は「お前さえ産まなけ━」だった。

彼女も殺されそうになった時、父がある提案をした。名を変えて遠くの地で生きるなら
見逃してやってはどうかと。
そして二年間開拓地で過ごしたあと、訓練兵として104期生の皆に出会った。

第53話 狼煙

エレンは巨人化の修練をしていた。巨人化し、小休止を挟み、また巨人化しを繰り返すと
後になるほど不完全な状態の巨人が出現するようになった。ハンジはエレンの変化を、
半分面白がっている節があった。

回数を経るごとに巨人の身体の生成が不完全になっていくのみならず、自我も次第に
失われていくことがわかった。そして肝心の硬化は全く出来なかった。

そんな現状にリヴァイは正直に落胆の色を見せる。こんなクソな状況で、穴も塞げない。
100年以上壁の中はクソのままだ。でも外の世界は違った。地獄みたいなとこだが、
壁の中とは違う自由があった。そうして初めて俺は自分が何を知らないか知る事が出来たと。

ハンジが訳すに、エレンが硬化出来ないことが知れた。それと巨人化の限界の目安も
分かったし、それらは有益に活かせるはずだと。つまりこれからも頑張ろうぜと、
リヴァイは言いたかったらしい。

王都に向かったエルヴィンから今後の指示が書かれた手紙が届いた。指示に従い、その日の
内に潜伏小屋を抜け出したリヴァイ班。トロスト区の町中を歩いていると、リヴァイの顔を
知っている住民が絡んできた。貧困に喘ぐ彼らは調査兵団の働きを侮辱する。
住民がリヴァイの胸倉を掴んだ時、一台の馬車が集団の中に突っ込んできた。そして、
エレンとヒストリアを攫って行ってしまう。リヴァイ班は馬車が見えなくなるまで、
攫われたショックで動揺しているふりをして、すぐに次の行動に移った。

攫われたのは、スカートを履いたアルミンとヅラを被ったジャンだった。その作戦の
せいで、アルミンは一生もののトラウマになる体験することになってしまう。

第54話 反撃の場所

ヒストリアは夢の中で、綺麗で優しいお姉さんと一緒に居た。読み書きを教えてくれたのは
その人だった。ヒストリアが字を覚える度に、手放しで喜んでくれた。お姉ちゃんみたいに
なりたいと言うと、抱きしめてくれた。
でも彼女が去っていく時には、ヒストリアは彼女と過ごしたその日の記憶が、
毎回無くなってしまうのだった。

エレンと共に潜伏している部屋で目を覚ましたヒストリアは、さっきまで見ていた夢の
内容を思い出せないでいた。
エレンが硬化出来なくて遠回りすることになって悪いなと謝る。これじゃユミルをいつ
助けられるか分からないな、と言うと、ヒストリアはもうユミルを助ける必要はないと
思うと返す。ユミルは自分の意思で残ったんだから、それに干渉する権利はないと。

ヒストリアに戻って、何をしたいのか分からなくなった。アルミンが自分のふりをして
危険な任務にあたっている事は分かっているけど、それを心配するっていう気持ちが
分からなくなった。クリスタの頃なら、きっと凄く心配していただろうけど。ヒストリアは
愛されたこともなくて、死を望まれた子で、エレンも本当の私がこんなんでがっかり
したでしょ?と問いかける。

しかしエレンは、クリスタはいつも無理して作ってる感じがして気持ち悪かったと言う。
それに比べたら、今のお前はいい感じだという。ただのバカ正直な普通の奴だと。

二人を攫ったリーブス商会の会長が監禁場所に姿を見せた。既に見張りを拘束し、
待ち構えていたミカサが手下の一人にジャンピング・ニーをお見舞いした。
もう一人をリヴァイが背負い投げ、脳天から落とした。会長も素早く拘束し、
リーブス商会の連中を全員無力化することに成功する。

ヒストリアに化けていたのが男のアルミンだと知った実行犯の一人は、新たな世界の
扉を開けてしまい、それに一役買ったアルミンは、一つ成長した代わりに、何かを失う

リヴァイは会長と二人で話し、交渉を開始した。リヴァイはエレンとヒストリアを渡す
代わりに、三つ条件を飲めという。
リーブス商会は今後調査兵団の傘下に入り、中央憲兵や王政に背く。調査兵団を心の底から
信用する。今後入手した食材・嗜好品を優先的に調査兵団に回す。会長はリヴァイの欲深さ
を気に入り、交渉は成立し、ニック殺害の実行犯、サネスの拘束に成功する。

感想

進撃の巨人13巻でした。

いやあ、進撃って本当のいいものですね。進め進めつってね。僅かながら、リコが
登場したので、私はいい気分で読み始められました。

山小屋でのドキドキ共同生活はもう少し見たかったですが、ここでいきなりラブコメに
シフトチェンジさせるわけにもいきませんからね。仕方ないです。でも、巻末のパロディ
マンガでシリーズ化したらおもしろそうだと思っている読者は、他にもいるのでは?

アルミンの未来に幸あれ。

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