
ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない4巻28話29話30話31話32話33話34話35話36話
ネタバレ感想
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奪うことに舵を切ったクズ人間共を蹴散らせたのも束の間、知性体が率いるゾンビ軍に攻め込まれてしまう。
ハーレイクイン風な知性体ゾンビは、どこまで意思を持って動いているのか…
紹介作品の目次
28話
噛み痕から青黒く広がる侵食。
乱れる呼吸、高熱のような苦しみ方、そして程なく呼吸停止。
それでもまだ心臓は動いているから深月は銃を持ちだして必死に庇い、子供たちを巻き込んでしまっても最後まで傍にいることを決めたのだった…

29話
武村は完全にゾンビと見なされてしまったのか、あの大学のホールに落とされて他のゾンビと一緒くたにされてしまった。
しかし頭の中はちゃんと思考力が残っている人間のまま、空腹が我慢できなくなってきた頃に不意の口移しで近づいてきたのが美少女の面影が残るセーラー服の一体だった。

そして部屋の電気が一気に点けられる時、それはおぞましい愉悦を孕んだ奴らが生贄を放り込む時、この機に武村はもうゾンビを仲間認定して反旗を翻すつもりだった…
30話
武村が見た地獄は知性体の記憶らしかった。
悪夢から目を覚ました彼は深月の膝の上で、またしても運よく正気を保ったままゾンビにならずに済んだ。

しかし深月が刃傷沙汰に及んで立場が危うくなったことを知った武村は、パンデミックにおいてチート級な秘密を暴露して憎まれ役になってでも、彼女と子供たちを守ることにしたのだった…
31話
武村にいい様に利用されてきただけだと思い知った深月は、改めて突きつけられるまでもなく、彼は別に善人ではなかったと身をもって理解していた。
武村は完全に悪役になって袂を分かったが、深月はまだ拳銃を懐に隠し持ったまま、それが回収される前に事を起こすつもりだった。
もう多くの生存者を助ける立場にない武村は、まともな人間側か、奪う方に回ったクズ側か、知性を持ったゾンビ側なのか、自分がどこにいるのか分からない苛立つ状況で、突き放した深月と対峙することになってしまう…

32話
襲われない秘密も白状し、悪役になってコミュニティから抜けることにした武村。
それを追いかけ、ただただ好意で追い縋る深月。
他の男には汚されてない彼だけしか知らない身体で誘惑し、熱い思いは愛と生殖本能を滾らせる。

彼女にたっぷり注ぎ込んだ彼は、また卑怯にも正直にそして仕方なく、一つの選択を委ねた…
33話
独占欲の強い幼馴染みを彼氏と思い込んでこれでお払い箱と思ったのも事実だが、武村はやはり熱い善人ということはなく、深月一人なら一緒に行けるという。
そして彼女はもう、こんなゾンビパンデミックにおいてどれだけ自己中で助けられてばかりだったかを自覚し、これからは自分が弟や少女を守ると誓った。
覚悟を決めたからと言ってゾンビ軍を相手にただのJKが勝算などあるはずもないが、受け止めたばかりの精液を太ももに垂らす美少女はさよならを告げた…

34話
数え切れない程のゾンビに囲まれ、市役所を放棄してトラックに生存者を乗せて強行突破する賭けに出た。
そして命懸けの囮になって弟や少女、市民を先に逃がしたのは深月だった。
たった一人で残ったのはもちろん自己犠牲精神ではなく、まず弟たちの安全を確保しただけのことだが、やはり大量のゾンビを丸腰で切り抜けるなど無謀だった…

35話
深月も無事に逃がし、一人で市庁舎に残った武村。
知性体に聴かせるように、底が知れない髑髏男に聴かせるようにモブゾンビを撃ち倒していく。
自動小銃の威力を見て迂闊に近づこうとしない辺り、さすがの知性を持っているいわばゾンビの扇動者ともいうべき存在の中で、あのセーラー服の美少女が真っ先に襲いかかってきた…

36話
もはや武村は自分だけは襲われないチート状態ではなくなった。
知性体の髑髏男に追い詰められながら、じわじわと目減りしていく残弾数。

地上を行けば確実に包囲される可能性が高い、ならば注意を引きつけつつ、一方向からの追撃の対処だけで済むように地下鉄に潜ったところで、ついに髑髏男との真っ向勝負になって…
感想
ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない27話28話29話30話31話32話33話34話35話36話でした。
知性体はまた別のウイルスか、若しくはアナフィラキシーショックみたいな免疫反応かも知れませんね。
これで駆け足の最終回なのか、期待と不安が膨らみます。