
サタノファニ264話265話266話
ネタバレ感想
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吾妻は非業の死を遂げてしまったが、最期の最後に所長を溺れ死にさせて、少しは復讐を遂げることができた。
しかし女医に協力させるには、所長の生存が条件だったので…
264話
リンゴを器用にウサギちゃんカットして、ハチミツ水につけて変色も抑える豆知識を披露するおっさん。
その正体はハンチング帽が似合う羽黒の職員、丸太だった。
共倒れせずに済み、一緒の病室で大人しくしている神崎は素直にリンゴを齧るが、まさか殺し合った男から頑丈さに惚れられているなど知る由もない。
今まで存在が空気だった丸太が介入したのは西のSOSがあったから。

もう羽黒が終わるというタイミングなら丸太も協力してくれるだろうという読み通り、ソープ好きのおっさんはカレン存命でもテンションが上がり、運び屋と一緒に悪魔の島に戻ったのだった。
そこに病室を訪れた若本は、おそらく吾妻が所長を殺したっぽいことを伝えた。
メデューサたちの計画は狂ってしまったが、諸悪の根源の一人でもある性欲豚が消えたことで、若本はスッキリ負けを認めることができた。

一方、暗躍する運び屋はリポジショナーの機械を手早く運び出そうとしていた。
立ち会う道隆は希望的観測で、龍野なら扱えるだろうと思っていた。
そして最後に立ち塞がった問題、溺死した所長を生きているように見せかける作戦で呼び出された美依那は、演技をしろと言われてもろくに知らない奴を真似るなんて無理だと、当然の答えを返した。
いい加減に取り繕って女医にバレて毒薬が流れ出したら作戦は大失敗、しかしこの場で可能性があるとしたら美依那のみ、やらない選択肢はなかった。
覚悟を決めた美依那は発火薬を注入して集中力を引き上げ、所長の気持ち悪い性犯罪の数々で喋り方、仕草、表情を刻み込んでいく。

吾妻を犯し、娘ともヤリ、意識がない自分たちの身体も好き放題に使って精液まみれにしている光景は吐き気を催す醜悪さ。
それでも醜い一挙手一投足に目を凝らした。
本当に醜い性欲モンスターだが、挿入という一線は守っている辺り、理性を保ちながらの行為。
殺人鬼への憧れ、Mと見せかけてのS、巨乳パイズリ、アブノーマル…

下半身丸出し小便まみれのお似合いの最期を晒している横で、美依那が真っすぐ豚の凶行を目に焼き付けていく中、仁奈が豚アバターを完成させた。
仁奈が挙動のテストをしてみたところ、本当にイラつく動きを見せられるが完成度は文句無し。
画面越しなら十分に騙せるはずのクオリティが確認できたところで、美依那はまるでイタコが憑依を使ったかのような雰囲気を放ち、誇張しない一流モノマネ芸人にもなれそうな才能を披露した。

その頃の団地では、刻一刻と迫るタイムリミットで重苦しい空気に包まれていた。
片手を失った女医はもう達観しており、ここで死ぬのも因果応報と割り切っている態度。
その時、霧子から千歌に連絡が入り、確保された所長が映し出されたのだった。