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「ドメスティックな彼女」ネタバレ感想10巻後半。隠れ巨乳とサービス満載な番外編

ドメスティックな彼女10巻ネタバレ感想90話~94話

母に父の店で料理の修業をすることを認めてもらうため、腕前を披露することになった。

響の協力と夏生の応援を得て、ついに約束の日が訪れた。

 

 

第90話

母は硬質な態度を軟化させないまま、食事を始めた。一人で汗をかきつつ調理する瑠衣を見て、丈は手を貸そうとするが、彼女がそれを許さなかった。

 

母の好物のペスカトーレ。かつてはよく丈が母のためにと作っていた一品を出してみると、綺麗に完食してくれていた。
最後のメニューはティラミスだった。丈が家に居た頃は、誰かの誕生日の度に作ってくれたものだ。
父には苦しい思いをさせられたが、確かに幸せな頃もあった。その時を思い出して修行を許して欲しかった。

 

それでも食べようとしない母に、焦れた響が飛び出して真実を突きつけた。響母と丈が出会ったのは丈が離婚して2年目だから、別れた原因は響母の略奪ではないと。

 

その時、丈が姿を見せて理由を打ち明け始めた。一号店が傾き、莫大な借金を背負うことになり、家族にみじめな思いをさせないよう一人で背負い込んだのだった。

今更聞かされてもと肩を震わせる母。すると夏生父が「もう思い出を憎まなくてよくなったってことだよ」と温かな笑顔で声をかける。

 

真実を受け入れた母は、涙を流しながら思い出のティラミスを口に運んだ。

 

 

第91話

男子部員揃って仲良く部室に入った直後、目の前に黒くて大きいブラが落ちているのを発見し、騒然となるチェリーボーイ3人と夏生。
どこの誰のかは分からないが、ここに来るのは桐谷と部員のみのはず。結果、持ち主を特定してこっそり返すことになった。

 

 

検証1。モモの香水と同じ匂いがするか確認するため、各々鼻を近づけるも、それらしい匂いは確認できず。
そんなゲスいことをしている間に史乃登場。慌ててごまかし危機を脱した直後、重大なヒントを目にする。
窓を閉めようと近づいた史乃。強風雨が入り込み、スカートを翻させて下着が丸見えになったのだ。

 

ブラの色と違うのでおそらく白だろうと判断。続いてモモが入ってくると、雨に降られてブラが透け透け状態。これも色が違うので持ち主ではないはず。

残りは二人だが、美羽とはサイズが違い過ぎる気がしてならない。そして、当の本人が現れてみると、一考の余地が出てくる。少し大きくなっているようなのだ。

だがそれは、フェイクだった。

 

残すは瑠衣だが、同じ屋根の下で暮らしている夏生にも見覚えがない、と言うより下着に注目していなかったので分からない。最後の手段に桐谷に助けを請うが、にべもなく断られる。

 

結局答えが出ないまま、放置して帰る男子達。学校が静けさに包まれた頃、一人の女子生徒が部室のドアを開けて、服を脱ぎ件のブラを装着した。

ブラとショーツを同じ色で着ているとは限らないのである。

 

 

第92話

髪を短くし、徐々に明るさを取り戻していった陽菜。新しい学校にも慣れ始め、生徒からの評判も上々。生徒の実家である酒屋で、時々ビールを買うことが習慣になりつつあった。

 

その翌日、酒屋の柿崎が告白して振られているシーンを目撃してしまう。陽菜なりに大人目線で励まそうとするが、振られた直後でそう簡単に割り切れるはずがなかった。

 

逆に辛いことがあってもすぐに忘れられるの?と訊かれ、躊躇いなく大人だからできるよ、と答える陽菜。

しかし、言葉と心には大きな隔たりがあった。感情を整理して折り合いをつけていかなきゃやってられないと言いながら、止め処なく涙が溢れてくる。

彼の声が、笑顔が、嵌めてくれた指輪の感触が次々と浮かんできた。

 

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第93話

夏生の読み切りが掲載された雑誌が発売され、文芸部が湧いていたのと同時に、桐谷の作品が映画化されることが決まり、その撮影地で見学を兼ねた合宿をすることになった。

2週間後、合宿の始まりの日。船着場に集合した文芸部一同。そこで明かされた行き先は伊豆大島だった。しかし、瑠衣だけは不安そうな表情を見せる。

 

観光施設や名物、景色を堪能してから、待ちに待った撮影地にお邪魔した一行。すぐ近くにいる芸能人にテンションが上がり、夏生はタクシーにデジカメを取りに戻った。

デジカメを見つけ、通り過ぎようとしていく車に何気なく目を向けた瞬間、助手席に陽菜が乗っているのに気付いた。

 

 

第94話

慌てて追いかけたが、追いつけるはずもなく見失ってしまった。皆の所に戻り瑠衣だけに、陽菜を見たことを伝えると、この島が陽菜の赴任先だったことを瑠衣は以前から知っていたらしく、夏生は更に動揺していく。

二人の異変に気付いた桐谷。探すならタクシーの手配はすると言われ、どうしていいか分からなくなる夏生。陽菜が今、どういう状況でどういう気持ちで過ごしているのか分からないし、萩原の言葉もある。
しかし桐谷は、「もし」に囚われて後悔するのはバカだと言う。他人の言葉を気にするより、自分がどうしたいかを考えなさいと諭した。

 

 

町をブラブラすると言ってホテルを抜け出した夏生について行く瑠衣。無意識に陽菜がいそうな酒屋に吸い寄せられると、店員が高校生らしいのを目に止め、思わず陽菜の特徴を話すと、間違いなく陽菜がここの高校にいることが確定する。

そして、少し前に陽菜が何かを思い出したように泣き出したことを聞かされると、住んでいる教員宿舎の場所を聞いて飛び出した。
瑠衣はそれを引き止めた。傾きかけていた夏生の気持ちが、また離れてしまうかも知れない。そう思うと、以前のように会わせたいとは思えなくなった。

 

しかし、夏生は瑠衣の手を振りほどいた

 

 

感想

ドメスティックな彼女10巻後半でした。

酷い奴だと思ってたのは誤解だった。これはある意味、憎み続けるより残酷な真実にも思えます。これからいい関係を築けるとは思いますが、新たな後悔が生まれそうですからね。

それと史乃のサービスカットありがとう。番外編がいいんです。

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