
ハレ婚2巻ネタバレ感想
実家の危機を救うため、3人目の妻になった小春。
爆乳ギャルゆず。冷血美女まどか。そして男運の悪い小春。
どんな新婚生活になることやら。
新居と結婚式
結婚とはなんぞやと問うてくる龍之介。結婚するからには、それを全うしようとする覚悟があるのか?愛し愛され、相手のために尽くす。命を懸ける。幸せにしようと努力する。それが、彼の結婚観だ。
そう言われても、小春はやってみなくては分からないと答えるしかなかった。
ともあれ、念願の小春をゲットしたので、次は4人で住む新居だ。なにやらゆずがパパに頼んでいたらしく、さっそく見に行くと、年季の入った古民家だった。
以前の豪邸の正反対に位置する新居。波乱の予感しか感じられなかった。
そして次は人生最大のイベント結婚式。自分の花嫁姿はなかなかに感動ものだったが、相手は得体の知れない気持ち悪い男。
それに全家の顔合わせでやって来たのは、条例を作った張本人の市長で、なんとゆずの父親だったのだ。
色んな事実が次々と過ぎていくが、気持ちの整理が追いつかない。それでも、ここまできたら逃げることも立ち止まることも許されない。
夢見た結婚式とは程遠い一人の夫に3人の花嫁という、とてつもない結婚式を迎えてしまう小春だった。
第一夫人のゆずは長めのディープキス。
ゆずとの間接キスを嫌がったまどかは、おでこにキス。
キス自体が嫌な小春は、直前に食べたぺペロンチーノのおかげて、手にキスで乗り越えた。
両親を無理矢理納得させて書いてもらった婚姻届を手に、新居へと赴いた。やたらプール好きなゆずがビニールプールに入っていたので、ゆずっぺなんて呼んだら、いきなり水をぶっかけられて、書類も服もスケスケにされてしまった。
幸先最悪な新生活の始まりだ。
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4人での新生活
立場が弱く新参者の小春は、自然な流れで一番傷んでいる部屋に追いやられた。全く歓迎されないばかりか、目の敵にされて激オコな小春。
仕方なく掃除から始めていると、無防備な尻を龍に鷲掴まれる始末。
しかし、ゆずの料理の腕前はなかなかのもの。和気藹々とはいかない夕食で、ゆずが最年長の26歳、まどかは年下の21歳だと判明して、辛く長い一日がやっと一段楽しようとしていた。
そしてお待ちかねの夜の時間。これからは3交代のローテで回していくらしく、今夜はまどかの番だった。
ゆずは割り切っているようだったが、やっぱり心から納得してはいないようだ。
龍が10年以上も思い続けていた小春に、どうしても嫉妬してしまうまどか。それを言葉にされると彼も複雑だったが、恥ずかしがり屋の彼女を見ると、いやらしい言葉を言わせたい嗜虐心が刺激されるのを抑え切れない。
そして次の晩は小春の番だった。心頭滅却してマグロに徹しようとすると、チョコアイスをアレのように舐め上げろと命令してくる龍。
もちろん突っぱねる小春だったが、次の瞬間、アイスを噛み砕いた彼は無理矢理彼女の口の中に押し入ってきた。
それですっかりマグロ精神が崩されてしまい、暴力で反撃を開始。もみ合っているうちに、頼りないタンクトップが捲れ上がって、生乳と手のひらが触れ合ってしまった。
すると、急激に勢いを無くして小春はおとなしくなった。もちろん経験がないわけじゃないが、例え好きな相手でも性的な絡みは苦手だったのだ。
ならリハビリをしないかと提案する龍。
夫婦としていずれヤルことはヤらせてもらう。でも、このままだと悲しいセックスになってしまうけど、それでもいい?
と問われ、受け入れざるを得なくなる小春。
まずは近くにいることから慣れるために、同じ布団で寝るだけだ。龍からは触らないと言われても、やっぱり不安が拭えない。
しかし、本当に触ってこない。その空気になれたのか、どうしてハレ婚なのと訊く小春。
龍曰く、一人じゃ満足できないけど、それは今の3人じゃなければダメだとも言う。それはRPGのパーティのように、役割やキャラが被っていないようなものらしい。
その答えに思わず笑ってしまう小春。
初めて見せる屈託ない笑顔に我慢しきれなくなった龍は、部屋を飛び出して行った。
翌朝からまどかに鋭く睨まれる小春。
どうやら嫉妬の炎が燃え上がっているようだ。何もヤっていないのに、理不尽な扱いに朝から気分が悪くなっていく。
だがまどかの番はまだ明日。今夜はゆずの番だ。
二人と違って積極的に楽しもうとする露出多めの巨乳ギャルだった。
新しく嫁が来ようが、嫉妬で睨まれようが、古民家で声が筒抜けだろうが、静かにするつもりなど一切なかった。
感想
ハレ婚2巻でした。
リフォーム資金があればボロイ古民家は逆にいいですが、ボロイままなのはきついです。特にすきま風厳しい冬は地獄でしょう。
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