パラフィリア人間椅子奇譚12話ネタバレ感想
変態と変態が出会った。
迂闊なミスを犯した瞳子を視認した栗田。
全裸の男と女の行く末は・・・
屋根裏の散歩者6
スマホを奪い取った瞳子は、全力で逃げた。突き出た腹がだらしのなさを象徴している変態男は、醜い体を揺らしながら追いかけていく。
息を潜めて物陰に隠れたが、刈り込み鋏を手に取った栗田は、躊躇無く首を狙ってきた。
命を懸けた鬼ごっこが、夜の学校で繰り広げられる。その様子を、会長は目撃した。
なぜか分からないが、仮面男がグラウンドを駆けていく。もしかして殺されそうになっているのを察知されたのかと思い、会長はハンマーを手に後を追い始める。
走る。逃げる。息が上がっていく。どこの教室も鍵がかかっていて入れない。特異な体質から逃げられない悪夢と同じような感覚に陥っていく。
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先に追いついたのは会長だった。対峙する人殺しの女と、それをネタに脅して手に入れようとする男。
男の慌てた声は一切耳に入らなかった。ただ平穏な生活を脅かす者は排除する。その思いだけに支配された彼女は、ハンマーを振りかぶり
振り抜いた。
鋏諸共腕を叩き折った。反動と飛んできた鋏によろめき頭を打った会長。
気を失った会長。様子を窺いにきた瞳子は、彼女を引き摺って何とか空き教室に身を潜めた。出会ってから初めて触れる生身の体。確かに聞こえる鼓動に勇気をもらい、後を引き継ぐ。
痛みによろめく変態男。今度は自ら姿を見せる変態女。全面対決が始まろうとしていた。
感想
パラフィリア人間椅子奇譚12話でした。
さすがに石膏と同じようにはいきませんでしたが、躊躇の無さはさすがですね。眠ってたらクソ可愛いのに、もったいない。
さて、次回決着か。
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