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パラフィリア人間椅子奇譚最終話ネタバレ感想

栗田んお手を逃れ、トランクに押し込むことが出来た瞳子。

果たして、彼女はこの先どうするのか・・・

 

 

最終話 人間椅子ふたたび

意識を取り戻した会長は、腕の傷口が見覚えのあるハンカチで縛られているのに気がついた。

 

 

栗田はトランクの中で暴れまわるが、全く開く気配はなかった。瞳子は恐る恐る留め金に手を伸ばそうとするが、結局助けることはせず、リュックを掴んで屋根裏から出て行った

 

 

いつの間にか夏休みは終わり、二学期が始まっていた。あの日以来、屋根裏に上がっていなかった瞳子の日常は淡々と過ぎ、それは学校の中も一緒で、栗田の存在などなかったかのように、新しく女性の用務員が働き出していた。

 

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やがて、桜が咲き始める3月になり、卒業生代表として神楽木マリが舞台に上がり、涙を誘うスピーチをした。

多くの下級生に囲まれ、別れの言葉を交わす会長。それを見て、瞳子は花束を渡すのを諦めようと踵を返そうとした。
その時、会長が手を伸ばして瞳子の手を掴んで花束を受け取り、ありがとうとお礼を言った。

 

たった一言だったが、瞳子にとってはそれで十分だった。例え覚えられていなかったとしても、誰にも好かれる会長が好きだったから。

だから、もう会長の椅子からも卒業できる。

 

誰かのために始めて必死になった瞳子は、服を着て暗くなる前に学校を出た。

 

いくらかの時が経った頃、神楽木家の前に運送屋のトラックが止まった。お届けものは、ただの椅子にしては異常に重かった。

 

 

感想

パラフィリア人間椅子奇譚完結です。

割りとあっさり完結して残念ですが、キリのいい締め方だったと思います。トランクで腐臭が防げるのか心配ですが、まあ大丈夫なんでしょう。
強姦未遂の罪にしては重いかも知れませんが、さようなら変態。

絵がうまいので、違うジャンルでも読んでみたいです。

 

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