
デッドチューブ1巻
ネタバレ感想
デッドチューブの漫画最新話と最終回まで、最新刊ネタバレと感想、あらすじ、エロ画像、結末、漫画を無料で読める方法を紹介。
動画投稿サイトで視聴数を稼ぎ、報酬を得るのは珍しいことではなくなった。
DEAD Tubeもそんな動画サイトの一つ。
ただ、それは何でもありの動画投稿サイトだった。
真城舞
映画研究部のカメラ担当、町谷智浩は特に絡んだことのなかった女子に呼び出された。
彼女は真城舞。水泳部のエースで人気のある女子だった。
彼女の用件は、明日から二日間自分を撮って欲しいということ。
なんで町谷を選んだのかは撮影が終わるまでの秘密らしい。
条件は、二日間何があっても撮影をやめないこと。
言葉通り朝の登校風景からカメラを回し、授業中も鞄にカメラを忍ばせて取り続け、部活の時間になって水着に着替えるところも撮れるかと思ったが、制服の下に既に着ていた。
泳ぐ姿を撮っているうち、彼女は体が冷えたのかトイレに駆け込んだ。
町谷も個室に一緒に入り、頬を赤らめながら水着をずらして放尿する真城を撮り続けた。
そのまま当然のように一人暮らしの彼女の部屋に招待されて、冷えた体を温めているところも
余すことなく撮った。
裸エプロンで作った二人分の料理を一緒に食べて、無防備にはだけたパジャマ姿で眠る彼女も一晩中起きて撮り続けているうち、少しムラムラしたが、結局襲うことはなかった。
次の日は彼氏とのデート風景だった。
相手の男は町谷を1年の時にいじめていた山本。
仲良くデートしているところも、夕暮れ時にキスしたところもカメラを回し、夜になると人気のない廃墟にきた二人は、そこでセックスを撮ってねと言い出した。
そう、町谷は二人の変態プレイに付き合わされただけだった。
そう思った直後、血飛沫が飛んできた。
真城が山本の脳天を鉄パイプでかち割っていた。
彼女は止めてと懇願する彼氏の声を無視して殴り続け、また町谷も血塗れになっていく二人を撮り続けた。
ファインダーに近づいて笑みを漏らす真城を見て、町谷はこの二日間で初めて勃起していた。
撮影は山本の死で終了し、撮影データの入ったメモリーカードを渡した時、不意に真城にファーストキスを奪われた。
裸の美少女に奪われたラブコメのようなファーストキスは、血の味がした。
それからの数日は、何も手につかないほどの悪夢を見るようになった。
そんなある時、また真城に呼び出されると、500万円が入った封筒を報酬だといって渡された。
ただそれは口止め料ではないらしい。もう山本殺しの犯人は捕まっているはずだからと。
その言葉通り、その夜のニュースで見たこともない男が犯人として逮捕されたと報道されていた。
真城は、自分は勝者だから罰は受けないと言い、次の撮影も手伝ってねと言ってきた。
私の裸でも勃起しなかったのに、あんな凄惨なシーンで勃起するなんて私と同じ変態なんだしと言いつつ、でも私は変態だけど痴女ではないとも言った。
山本とのキスは嫌々だったし、最後まではヤラせてない。
だからまだ処女だし、撮りながら試してみてもいいよと、頬を赤らめた。
それに町谷はもう参加者になったのだから抜け出せない。抜け出すと人生が終わると。
そして次の撮影対象は、5日後に自殺するらしい女子生徒を5日間撮ることだった。
それは町谷が所属する映研の監督の大島佐柳だった。