大正処女御伽話4巻ネタバレ感想

関東大震災に遭ったものの、大事には至らなかった夕月。

愛する珠彦の献身的な看病により、無事に目を覚ました。

不幸中の幸いで、彼らはさらに愛を深めるのであった。

 

 

白鳥ことり

明治三十八年七月七日生まれの十九歳

身の丈は五尺(150cm)で、ヒールを履いた時はプラス5cm。

大正の世に現れた歌姫で、ギター片手に人々の心を鷲掴む大人気アイドルである。今でいう、シンガーソングライターだ。

著者名:桐丘さな 引用元:大正処女御伽話4巻

 

 

白鳥策

明治三十八年七月七日生まれの十九歳

身の丈は五尺七寸(170cm)で、ことりの双子の兄。

珠彦と同じ日に転入してきた美男子で、ことりの兄ということで一挙にクラスの中心的存在になるが、彼は孤立していく弾彦に興味を抱いていた。

著者名:桐丘さな 引用元:大正処女御伽話4巻

 

 

胸の格差と学校へ

大正十二年九月中旬。

 

珠彦たちが帰ってきてから数日が過ぎたが、珠子は夕月にぴったり懐き、家事を甲斐甲斐しく手伝っていた。

 

そんな時、弟のところに残っていた稜が村に帰ってきた。

 

汗と埃にまみれた彼女はまずはさっぱりしたいと申し出、二十町先にある村民御用達の温泉へ行くことにし、もちろん夕月たちもついて行った。

 

 

久しぶりの湯にため息が零れる稜。景色に見惚れる珠子。そして着物を脱ぐのに戸惑った夕月が遅れてやって来たのを見て、その豊かに実った胸に稜は敗北を悟り、珠子はただただ畏敬の念が増すばかりであった。

著者名:桐丘さな 引用元:大正処女御伽話4巻

 

 

 

大正処女ガールズトークを岩場の向こうで聞いていた珠彦の鼓動が早くなるも、彼女たちは気付きもせずに、肌のきめ細かさや大きな胸に花を咲かせる。

 

そして珠彦の話題になり、夕月を思って一心不乱に頑張る彼の姿は感動したよと、未来の嫁に話して聞かせる稜だったが、その実、心は彼に惹かれているのであった

著者名:桐丘さな 引用元:大正処女御伽話4巻

 

 

珠子は険悪だった昔が嘘のように兄をどんどん好きになっていて、震災時の兄の頼もしさを思い出しては、かっこよさに頬を染めていた。

 

 

ともあれ、稜は最初に夕月に出会った時に酷いことをしたことを悔いていて、一発叩いてスッキリさせて欲しいと頼んだ。

 

その真剣さに夕月も覚悟を決め、手を振りかざした。

 

そして叩く変わりに脇腹をくすぐり回して、稜を降参させるのであった。

著者名:桐丘さな 引用元:大正処女御伽話4巻

 

 

 

稜も帰ってきて、村の復興も順調に進んでいたこともあり、二週間遅れの珠彦の誕生会が開かれることになった。

 

ごちそうを食べ終え、夕月の歌で一区切りついた時、稜は弟たちと珠子をカルタに誘って席を外し、未来の夫婦二人きりの時間を作ってあげた。

 

二人は長月の夜空に浮かぶ月を仰ぎながら、散歩に出かけた。

そして珠彦は秘めていた思いを口にした。

 

今はまだ結婚することはできない。まずは学校に行って多くを学び、自分の手で君を養えるように、いや新しく増える家族も守れるようになりたい

だから、もう少し待ってて欲しい、と告げた。

著者名:桐丘さな 引用元:大正処女御伽話4巻

 

 

夕月は嬉しさに溢れて了承した。

子供は五人欲しいと夢を語る夕月は、産むのを頑張らねばと早々に気合を入れていたが、珠彦は子作りを頑張るつもりでいた。

 

その希望通り、後日父が学校への入学を認めた旨が、会社の人間から伝えられた。

 

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