サタノファニ8話
ネタバレ感想

昨夜の記憶を思い出せない千歌。

それは石動美依那によると、全員同じように記憶がないという。

だから、ここはただの刑務所じゃないのだと。

 

 

8話

聞き間違いかと思い、今なんて?と訊き返したら、同じ言葉が返ってきた。

 

ここにいる全員、自傷行為の時の記憶がないのだと。

 

 

それを証明するかのように美依那は前のボタンを外して、痕が残っている腹部を見せた。二人の会話を聞いていたカレンも、包帯の巻かれた腕を見せた。

 

他に千歌と小夜子も合わせれば、一夜で合計4人

 

そんな偶然があるわけない。先生に訊いてみようと千歌は提案するが、美伊那はここでは誰も信用できない、そう言ったはずよと取り合ってくれなかった。

 

その言葉の意味するところを察せられたが、千歌は信じたくはなかった。

 

 

そうこうしているうちに、ようやく女医が部屋に入ってきた。

 

今日は「f/1揺らぎ」を利用したストレス軽減プログラムをすると言って、VR用のヘッドギアが配られた。

 

そこから見える映像は、色んな螺旋だった。

 

コーヒーのミルク。
夜空の星。

ゆっくり回る揺らぎを含んだ回転運動はリラックス効果を与え、被験者のストレス指数を90%も軽減した例もあると女医は説明した。

 

そう言いながら、女医は不穏な視線で女囚たちを見つめていた。

 

 

管理室でモニターしていた西のところに、巡回していた吾妻と丸田が戻ってきた。

 

戻ってきたばかりの丸田に、西は話があると言って声をかけるが、彼は自分のロッカーの中にヒゲ爺に頼んでいた切嶋カレンのプレミアDVDブックが入っているのに気付き、職務の疲れなどどこへやら、一気にテンションを上げた。

 

 

さっそくそれを他の二人がいる前で観始めるが、女性の吾妻も当たり前のように画面の前に陣取り、カレンの肢体を羨望の眼差しで見た。

 

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