辱断罪11話ネタバレ感想
1年前に多大な犠牲を払ったことで、解体村を放棄して新天地へ移った。
だから、これからは村を守るために危険因子には容赦しないことにした。
そうして、珠樹はだるまにされてしまった。
11話
恭子はパソコンの画面と向き合い、話しかけていた。
迅速に手筈を整えてもらえたおかげで、あれから1年、快適に暮せています。
しかし、落度もありましたよね?と。
掟があるとは言え、抵触しない範囲で改善の余地があったはず。
自分たちが犠牲になりいなくなること。それが一番避けねばならないことでしょう。
そう穏やかに彼女が言うのに、画面の向こうにいる男たちは何も言い返せずにいた。
そしてこれからは、私があなたたちを指導する。そう締めると、ようやく仰せのままにとだけ返ってきた。
恭子は珠樹の食事の世話をしていた水城のところに顔を出した。
珠樹のことなら自分が一番よく分かっている。そういって笑顔で出迎える水城。
そんな彼女に抱かれながら、珠樹は小さなスプーンに乗った食事を口に運ばれていた。
だるまにされる際の薬のせいか、最早彼女は意思を示すこともなく、自由の利かない身体をただ伽のために生かされている状態だった。
後は褐色の真紀が相手を連れてくるのを待つばかり。
そう恭子が言った直後、珠樹の口から涎が流れ出した。
それを見て、今度からは薬の量を倍にしましょうと、思案気に恭子は言った。
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次に調理場に顔を出すと、丁度目の細い女が男の手足を切り取り終わったところだった。
男は身動きできないのは当然ながら、また薬の効きが弱いのか身体をカタカタと震わせており、恭子はまた万が一を考えて、危険だと感じたらすぐに殺しなさいと指示した。
ささいなことにも敏感になって、危機管理を徹底していた恭子。
その時、真紀から連絡が入り、珠樹の伽の相手を捕まえたと聞いて、すぐに準備することを伝えた。
そして目を覚ました勝巳は、手足のない女が自分に跨がらさせられようとしているのを見た。
感想
辱断罪11話でした。
そして現在に戻る、といったところですね。
解体村にもバックがいたのは分かりましたが、力関係は恭子側の方が強そうなのが、どういう仕組みになっているのか、まだ謎ですね。
よくあるのは、金持ちや権力者が見世物として楽しんでいる、というものですが、そんな感じはしませんしね。
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