
終末のハーレム24話前編
ネタバレ感想
谷口のおばあちゃんからは何も聞き出せず、エロい健康チェックを受けただけの怜人。
疲れた身体を癒すために温泉に入っていたら、泊まりの女子が入ってきてサウナへ避難。
そこには、妙な日本語を覚えてしまった金髪爆乳がいたのだった。
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口移しキス
浴衣を完全にはだけながら自己紹介を始めた金髪爆乳外国人は、顔を赤らめ荒い呼吸を繰り返しながら「クロエ」と名乗った。
やることは大胆で敬語はおかしいが、礼儀正しさは身に付けているようだ。
アメリカ生まれの日本贔屓は、自信満々と言った風にセックスに「お」を頭につけて、私とオセックスなさりたいですか?と、またズッコケそうな訊き方をしてくる。
しかしそれが、迫力あるボディの威圧感を和らげてくれているようでもあり悪くない。
怜人は相手が誰であろうと未だに顔を赤くし、否定しようとするが、クロエはそれより先に女もサウナも我慢しない方がいいですよ、とアドバイスしてきた。
それでも彼は、我慢は得意なんでと説得力のある返しをした。
それから30分もの熱い戦いが続いた。
先に倒れたのは金髪爆乳クロエだった。
日本男児の大和魂に敬意を払ってから、その場に倒れてしまった。
彼はおんぶして外国産のおっぱいの感触を背中に感じなら、お風呂に誰もいないことを確認すると、急いで脱衣場に運んだ。
まず自分からしっかりと水分補給をし、自業自得で倒れているクロエにも水を飲ませようとした。
だが彼女はぐったりしたままで、まともに動けないようだった。
彼がナースの朱音を呼びに行こうとすると、その手を掴んで引き止め、口移しで飲ませて下さいと、弱った雰囲気のせいか妙に可愛い感じで言ってきた。
彼は断って朱音を呼びに行こうとするが、また大声を出すと脅されて進退窮まってしまった。
それでも、強気に脅してくる彼女が本当に苦しそうなので、覚悟を決めて水を口に含み、口移しと言う名のキスをした。
そこにタイミングよく戻ってきた翠。
しかも一足遅く朱音と麗亜も連れてきていたので、一気に3人に熱いキスシーンを目撃されてしまった。
幼馴染みに一途に操を誓うはずだった彼が、ポッと出の金髪とヤロうとしているのに裏切られた思いだった翠は逃げ出し、ニヤニヤしながら初メイティングを喜ぶ朱音と、さらに嫌悪感を募らせた麗亜が後を追って出て行った。
その直後、クロエは「ごちそうさまでした」と言って、平気な顔をして起き上がった。
大和魂に引けを取らないソウルを持っていた彼女の、オスカー級の演技だったようだ。
そして、今度は最後までなさいましょうと魅惑の捨て台詞を残して去っていった。
翌日。
また足繁く谷口のおばあちゃんの病室に通い、肩を揉まされるなどして、いいようにこき使われていた。
その時おばあちゃんは、美来とマリアが何やら話しているのを見て、あることを思いつく。
近くにあるパン屋の白あんぱんを買ってきてくれと言い出し、怜人が買って来なきゃ食べないよと我がままなことを言った。
怜人は付き人の如く買いに出ていき、麗亜が付き添った。
その二人の背中を、美来が見つめていた。
感想
終末のハーレム24話前編でした。
特にこれといったこともなく、サウナ我慢対決は終わってしまいました。
怜人に期待するのは酷な話だとは思いますが、もう少し何かあってもいいんではないでしょうか?
でもキスをしたのは、大きな一歩前進です。この調子で頑張って麗亜をデレさせて欲しいですね。
次回はもちろん、おばあちゃんの企みが火を噴くんでしょう。でも、エロ健康チェックみたいなのは期待薄です。
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