
前回
サタノファニ17話
ネタバレ感想
実家に書かれた無数の落書きを見た道隆。
さらに、千歌が殺人犯として世間を賑わせたのも知ってしまった。
その頃刑務所内では、小夜子が退院して千歌と会っていた。
17話
退院後、小夜子は真っ先に千歌に会いにいった。
久しぶりに彼女の元気な姿を見られ、千歌も笑顔で迎え入れた。
会いに来てくれたのも嬉しいし、これからブリの試食会に行くつもりだったので、嬉しい出来事が重なって痛みも忘れそうなほど。
その前に、小夜子が入院している間に起こったことを話そうとすると、彼女は服を脱ぎ出してこの前の続きを始めようとする。
流される前になんとか詩音が死んだと言うと、さすがに小夜子は話を聞く体勢になった。
詩音の自殺。
それは今聞かされた小夜子も信じられなかった。
千歌は続けて、小夜子が密かにこの刑務所を調べていたのを美依那から聞いたことを伝え、タブレットに入っていた本に書かれてあったミラーニューロンとは何なのか訊いた。
しかし小夜子には、全く身に覚えがないようだった。
それが演技ではなさそうだと思った千歌は、次に舎房服に入れられていた小夜子の筆跡のメモを見せた。
小夜子もそれが自分の字らしいのは認めたが、それを書いた記憶も千歌のポケットに忍ばせた記憶も全くなかった。
小夜子に訊けば何か分かるはずだと思っていた千歌は、分からないことだらけで困惑していた。
その頃主任と新人は、人目を忍んでエッチしていた。
新人は不甲斐ない自分に優しくしてくれる理由はこういうことだったんですねと嬉しさを滲ませ、主任は新人の味見が趣味なんだと微笑む。
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