無邪気の楽園76話ネタバレ感想

無邪気な女の子たちの甘い罠に翻弄されながらも、ある意味無事に終えた林間学校。

しかし、未来で女優になっているはずのこのみが芸能界へのチャンスを断ろうとしている。

タイムリーパーの省太が過去を改変したことで、確実に未来へ影響が出ていた。

 

 

楽園での決意

わいわいがやがや、小学生らしく騒がしい教室の中。

 

サヨは省太にあれこれ話しかけているが、彼は上の空で窓の外を眺めていた。

 

林間学校が終わって三日。

サヨの話も耳に入らないのは、あの時、このみがアイドルへの誘いを断ると宣言したからで、しかも省太への告白とも取れる密室いちゃいちゃシチュエーションだったこともあり、そのことで頭がいっぱいだったのだ。

 

聞いてるのか聞いてないのか分からない彼にサヨは、脇腹をツンとついて

「聞いてる?」

と、構って欲しくて可愛く確認

「え?ああ、聞いてるよ」

と彼が適当に返すだけで、サヨはまた嬉々としてペラペラ喋りだす。

 

しかし省太は、右から左に受け流しているだけで、この先このみの未来はどうなってしまうんだと気が気じゃなかった。

 

 

このみの実力を疑っているわけではない。

 

それでも、アイドルにならなければCMのオファーも来ず、順風満帆な女優への道も閉ざされるのではないか?

それは絶対避けなければならない。

 

中学時代に飛んだ時も、このみは確かにスーパーアイドルとしてステージで輝いていた。

なのにどうして・・・?

 

 

省太が頭をフル回転させている間も、サヨの話は続いていた。

 

「そしたらね、リオちゃんがぶつかっちゃってね・・・」

何の話か分からないが、リオという単語で省太は思い出した。

 

そう言えばあの時、リオが轢かれそうになって助けたが、運よく自分も巻き込まれずに済んだ。

 

本来はリオを庇って彼が轢かれて重傷を負い、その愛と勇気にリオが惚れて付き合うようになったのだ。

しかし、彼が轢かれず林間学校に参加したことで、このみとの新イベントが発生し、密室でいちゃつきからの未来改変!?

 

省太は未来を知っている自分の存在が危険だと思い、教室を飛び出した。

 

 

向かったのは、共に中学時代からタイムリープしてきた鈴音の家だった。

 

古臭いアパートの一室のチャイムを押すと、郵便受けから鈴音が覗いてきて、省太だと分かるや無理やり部屋の中に引っ張り込んだ。

 

ちょっと長めのTシャツ一枚の彼女は、はあはあ息を荒げて彼に凭れ掛かる。

 

しかし欲情しているわけではなく、この時空の住人ではない彼女が頼れるのは省太だけなので、外に出るのも怖いし彼の連絡先も知らないしで、彼が来るのをずっと待っていて、ようやく来てくれたというわけで、はあはあしていたのだ。

 

そんな彼女の不安を知ったところで、まず下にもう一枚着てくれることをお願いしてから、真面目な話をすることに。

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和室ベースのゴシックな部屋に通されたが、「エイリアン棒」とマジックで書かれたツボ押しマッサージスティックを発見。

 

鈴音がこのエイリアンをどこにナニしているんだろうかとすぐ妄想。

 

取り合えず彼女に訊きたいのは、タイムリープに何か法則がないのか?ということだ。

 

既に3回飛んでいる彼ではあるが、場所も時間もバラバラで自分ではよく分からない。

 

「何でもいいから情報が欲しい。迷信とか伝説とか、あの学校に関する七不思議のこととか」

「七不思議?それなら君の後ろに」

と言われて振り向けば、さっきのエイリアン棒が。

 

彼女は素早く動いてそれを放り投げ、その下にあった七不思議に関する本を開いた。

 

 

そこに書かれていたのは、異次元空間への転移ができるあのプールについての詳細だった。

 

異次元空間に行きたいと願いながら水に飛び込む。

月の満ち欠けに応じて時間が飛ぶ。

飛んだ先の同じ場所に、その時間の自分がいる。

この三つの法則は確かに当てはまっている。

 

鈴音は夕方の公園で三日月を見たし、省太は風呂場で明けの細い月を見た。

 

三日月で3年遡り、明けの月で3年進む。

最初に飛んだ同窓会の夜は満月で、その時は15年戻った

 

そして次の満月は都合よく明日だ。

 

このみのタイムリミット前に戻れるチャンスは明日だけ。

 

 

省太は中学時代の自分が公園の噴水にいる時間帯のメモを鈴音に渡し、この無邪気な時代からおさらばすることを告げた。

 

すると彼女は、別れ際に幸運を運ぶキスをしてくれた。

 

不意打ちのキスに面食らっていると、彼女は足を滑らせて転倒。

 

そして、いつも使っているエイリアン棒がいつも使っている位置にうまくフィットして、彼の心残りを打ち消してくれた。

 

 

慌てて逃げ帰る省太。

 

サヨがストーカーしていたことなど、知る由もなかった。

 

 

感想

無邪気の楽園76話でした。

最終回まで残り2話です。

ただのSFラブコメディだったのが、少し前からシリアスモードを小出しにしてきたので、何かあるとは思ってましたが、ついに最終回が見えてきました。

とにかく、もう一回姉といとこを出しといて欲しいですね。

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