
パラレルパラダイス16話
ネタバレ感想
オオサンショウウオのモンスターに襲われて散り散りになった彼女たち。
ヨータはミサキと共に、狼モンスターを倒しつつ、不注意で手が触れてしまう。
もう、後はヤルだけだ。
16話
せっかく厚意で川から引き上げてあげようとしたのに、手を触れ合わせたせいで、ミサキの身体は熱くなり、股間から止め処なくビーフジャーキーの香りがする欲情の泉が溢れてきた。
男に触れたから?
初めての感覚に、彼女の理性は吹き飛びそうになっていた。
しかし、野蛮な男の目の前で乱れた姿など、誰が見せられようか。
そう自分を律しようとしたかったが、股間に伸びる手は止められなかった。
水の入っている桶の中に手を突っ込んでかき混ぜてるくらいの音をさせながら、彼女は自分の中に指を突っ込んでいじり回す。
ヨータの憐れむような視線もなんのその、恥ずかしかろうが何だろうが、気持ちよさの前には瑣末なことだった。
それでも一応、「見ないで」とお決まりの台詞を言ってみるが、そのわずかな間も涙は流れ、涎を垂らし、お尻の下に水溜りを形成しつつあった。
すると彼は、かるーい感じで交尾しようか?と言ってきた。
しかしミサキは町を代表する誇り高き戦士として、姉を殺された恨みを忘れず、野蛮な男の提案を突っぱねた。
断られた彼はまた切なそうな哀れみの表情に戻り、先を急ごうと促した。
彼女は言葉でそれに同意してはいても、心の中では男のアレが入ってきたら、一体どれほど気持ち良くなれるんだろうかと、想像せずにはいられなかった。
そんな性欲とプライドが、バチバチと火花を散らしていた。
しかし、彼女が立ち上がる前に彼はいきなりキスをしてきた。
さらに舌をレロレロ絡めてくるものだから、これまた初めての感覚に彼女は息も絶え絶えに快楽に身を委ねていく。
「ほんとはしたいんだろ?交尾」
完全に調子に乗っているヨータはテクニシャンなモテる男を気取り、彼女が否定しようとするのを、見られながらオナニーして興奮するくせに何言ってんだと辱める。
そして、彼女が前合わせの服を着ているのをいいことに、断りもなくおっぱいを放り出させて流れるように乳首に吸いついた。
鬼畜で憎むべき男に触れられてるのに、気持ちよくて仕方ない。
その事実に彼女は、自分がやはり男と交尾できる身体を持っているメスなんだと自覚した。
そうして、もう身を任せようとしていたのに、ビーフジャーキーの匂いが濃くなってきたわだの、しっかり男で発情してるだのデリカシーゼロの言葉を吐きかけられて、恥辱の極みに陥れられる。
そして、Sっ気を出した彼は、素直に交尾したいって言えよと迫る。
だがしかし、彼女は最後の一線を越えるほど正気を失っていなかった。
さすがに調子に乗り過ぎたことを謝り、彼は先に行こうとした。
しかし、彼女は彼の服を掴んで引き止めた。
「ごめんなさい行かないで!
私と交尾して!種付けして!お願いします!
ヨータの精子が欲しいのおおおお!」
よくできました・・・
「ふわああああああああ!」
獣の如く、全裸で野外交尾である。
もう完全にイっているミサキは、今この時のために、オスと交尾するために自分は生まれてきたんだと確信した。
だって、こんなに気持ちよくて、人生で一番幸せで、何もかも忘れられるほどなのだから。
クインテットを率いてきたミサキの痴態を、他の3人は固唾を飲んで見つめていた。
いつも冷静で真面目で、自然と前に立ってくれているミサキが、今は男に恥ずかしげもなく股を開いて、快楽に身を委ねて叫ぶように喘ぎまくっている。
これほどまでにメスを変えるのが男との交尾。
モモは興味津々に見つめ、ルーミはもう一度したくて堪らず、既に股間がしとどに濡れていた。
17話
「うわああああああああ!」
「ひゅううう」
前回に引き続き、激しく野外でパンパンやっている二人。
ミサキは他の3人に聞かれているとも知らず、いや聞かれていたとしてもきっと耐え切れずに声を出しまくるのだろう。
そして、か細い排気音を漏らす。
覗き見しているうちにヨータとした時の絶頂が思い出されてきたルーミは、二人に見られるのも構わずにぐちょぐちょさせながらいじり出した。
それを二人はちょっと引いた目で見るが、ルーミをそこまでさせる男の味に興味がないわけではなかった。
その間も真面目で男を憎んでいたミサキはアヘアへ状態を継続していて、彼も剣道で培った体力を活かしてガツガツ腰を振っていた。
やがて彼が限界を迎え、出すぞと予告。
一人テンションマックスの彼女は「だひて」と呂律が回っていない。
「うわあああああああ!」
実際、ビュービューと音がしたのかどうかは分からない。
彼が抜くと、彼女は綺麗に原っぱの上に倒れこんだ。
喘ぎ声はなぜ遠くまで聴こえるのか分からないまま、息を荒げる彼女の首に、ルーミと同じチョーカーのような痣が浮かび上がった。
これで二人目。
まだ二人目。
毎回全力でやっているので、人命のためとはいえかなりハードな内容に彼はもう弱音を吐いた。
二人の交尾が終わっても興味津々で見ていた他3人。
そのせいでカルの接近に気づかずにあっさりすぐ後ろまで近づかれ、ハルはガツンと一発食らわされてしまった。
相手は3人。
彼女たちも3人。
このままでは、一人一人じっくりいたぶられてしまいそうだ。
ルーミは剣を抜く前に思いっきり蹴り飛ばされ、モモは手を掴みあって力比べに持ち込み、膝蹴りを腹に叩きこんでやったが、どうやらノーダメージの様子。
素直に、交尾を夢中で覗いていた事を悔いた。
そんな彼女の後悔など知ったこっちゃなく、カルは口からエイリアンみたく何かを出した。
先っちょにはミンチ製造機みたいな小さな穴がいくつか開いていて、そこからねばっとした汁を滴り出してきた。
モモピンチ。
その直後、カルのエイリアンが中から真っ二つに切り裂かれた。
もちろん、困った時の救世主ヨータの一撃で、しっかり下だけは履く紳士性もまだ持ち合わせていた。
そして、仲間のピンチより自分の股間をひけらかさないようにしたことを、ちゃんと軽く謝った。
しっかりズボンを履き、日本刀を手にした彼は余裕たっぷりに考えていた台詞を言った。
「後は俺がやる。
お前たちは下がってていい。
今まで女しかいなかったから、お前たちが他の女の子を守ってきたんだろ?
でもこれからは、男の俺がお前たちを守るために闘ってやる」と。
けっこういい身体をした初めての男にそんなクサイ台詞を言われて、ルーミは完膚なきまでに落ちたが、他の二人も時間の問題だろう。
そして男が現れた事で、カルたちはまたヴィールとお馴染みになりつつある掛け声を叫びながら、彼らの前から消えていった。
実際にカルが逃げていく所を見たハルモモは、驚きを隠せなかった。
どこにも持っていなかった鞘に刀を納めたヨータは、せっかくのヤル気を出す場がなくなって、やや不満顔。
その時、快楽の世界から戻ってきたミサキがそっと彼に近づき、自然に腕を組んでから、ストレートな告白をした。
聞き捨てならないルーミが割って入ろうとするが、ミサキは彼から離れず言ってやった。
自分は、ヨータと交尾するために生まれてきた肉なんだと・・・
感想
パラレルパラダイス16話と17話でした。
ファンタジー世界は交尾に持っていきやすくするためだけの設定みたいですね。
ここからどれだけシリアスに傾けようとしても、ここぞという時は必ず交尾が差し込まれるでしょうし、もうそれ以外望まれないでしょう。
早くクールなハルとしないかな。