
終末のハーレム28話
ネタバレ感想
翔太ハーレムは止まる所を知らず、ゆず先生の順番が再び回ってくるのは遥か彼方。
ゆるふわお嬢様の次は黒ギャルビッチになったが、その子は彼の苦手なタイプ。
だから、フライングで趣味の合う柊春歌とお気に入りの部屋でしっぽりヤッチャッタ・・・
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東堂晶
用務員室で柊の処女を奪った翔太は、いくぶん余裕が出てきていた。
本当は黒ギャルビッチの順番なのに、自分が彼の部屋にお邪魔していいのだろうかと躊躇する彼女に、大丈夫だよと軽く答えていた。
しかし、二回戦を部屋でしっぽりやろうと思っていた目論見は、黒ギャルの待ち伏せ作戦であっさり打ち砕かれた。
公平なくじ引きで二番手を手に入れたギャルは柊を連れていることを咎めるが、彼はいまいちその真意を汲み取れずに、ストレートな答えを返す。
もちろん、苦手なギャルタイプの彼女の名前も知らないと答え、その事実にもギャルは凹まされる。
今更ながらに柳律香だと名乗り、改めて次は自分の順番なのだと主張しつつ、彼女にしてみればお邪魔虫以外の何者でもないお団子ヘアーのアイドルオタクを一睨み。
しかし、あくまで決定権は翔太にあると言って譲らない柊。
彼女は繊細な心を見せた泣き落とし作戦をしようとするが、どうも既に二人が一線越えている雰囲気を醸していることに気づき、逆にその事実を利用する事にした。
あっさりヤッているのなら、自分とヤッたって何の問題もないはずだ。
そう言いながら、制服を脱いでギャルらしい布面積の少ない豹柄の下着姿になった。
柊は正妻気取りで下品なものを見せないでよと割って入り、律香はおめーの彼じゃねーしそもそもルール違反だしと正論で対抗する。
一人の冴えない男を取り合う争いはどちらも引くことなく、頬をつねり合う可愛らしいキャットファイトに発展していく。
彼はいたたまれず、仲裁する勇気も出ずに部屋を飛び出した。
まさか自分を巡って取り合いされる日が来ようとは思わなかった彼は、嬉しさよりも戸惑いからの疲労に溜息を吐き、ひとけのない構内をブラブラ歩いていた。
そろそろ、ゆず先生成分が切れてきた彼は、あの包容力に恋焦がれてきた。
電話しようにも着拒されているのか繋がらず、やはり嫉妬されているのかと思うも、そんなこと言ったってしょうがないじゃないかと一人で言い訳を呟いた。
その時、ゆず先生に匹敵する巨乳の持ち主の東堂晶が現れた。
ランニングの途中らしく、新しい相部屋相手はどうかと訊いてくれるも、明らかにノーブラの突端が汗で透けているのでそれどころではなかった。
彼は適当に返事をしつつ、どうしても張り出した胸と透けた先に目が釘付けになり、さらにショートパンツの食い込みにも注目せざるを得なかった。
そんな彼の欲情を知ってか知らずか、彼女は未だにあのボールをぶつけてしまったときのおでこの擦り傷を気にしていて、大丈夫かと訊いてくる。
そこで彼は調子に乗った。
あんな唾でもつけておけば一晩で治るような傷にも関わらず、まだ夜になると疼くんだよねといっちょまえの古傷みたいに言い出して、彼女の罪悪感を煽った。
案の定、ちょろい彼女はそれを信じ込み、あの時と同様頭を下げて謝った。
彼は彼女の態度にまた調子に乗ることにした。
この学校には、自分に興味のある人しかいないと言っていたカレンの言葉を思い出し、「じゃあTシャツ捲ってよ」と命令した。
と言いつつ、半分冗談のつもりだったのだが、彼女は目を伏せながら保養にしかならないたわわな胸をさらけ出した。
彼は息を飲み、重量級の二房の下に手を差し込んで持ち上げるように揉み、その重さと柔らかさを一度に体験して感動すら覚えた。
彼女は初めての刺激に顔が赤くなり、自然と呼吸が荒くなっていく。
だが彼は、自分の立場を利用したゲスな行為にハッと我に帰り、彼女のTシャツをすぐさま下ろして逃げ帰った。
両者、生殺し状態だった。
翌日の放課後、翔太は自分のゲスな行為を反省しながら部活が終わった時間を見計らって体育館に足を向けた。
タイミングよく東堂は一人でモップがけをしていたので、彼は躊躇いがちに中に入り、昨夜はごめんと素直に謝った。
彼女はしっかり揉まれたことを思い出して赤くなりながらも何のことですか?ととぼけるので、彼は立場を利用してゲスなことをしたと謝った。
彼女はもちろん怒っていなかったが、後片付けを手伝うことで手打ちにしてくれるようだった。
彼が言われるまま用具室に入った直後、彼女は鍵を閉めてバレー部らしからぬタックルでマットに押し倒し、そのままの勢いで激しくキスをぶちかました。
一度唇を合わせただけでは治まらず、二度三度と吸いついて卑猥な音をさせ、溜まりに溜まった性欲の一端を垣間見せ始める。
彼女はもう止まらなかった。
身長も体重も筋力も全て彼を上回っている彼女は簡単に押さえつけ、まず汗で濡れた尻を顔面に乗せて黙らせ、足を縛ってまともに身動きできないようにした。
そのまま尻を彼に見せつけながら体操服を脱ぎ、きれいにくびれているウエストラインとブラのストラップを見せて欲情させる。
そしてスルっと前を向いた時には既にブラを外して、昨夜見せたばかりの巨乳を惜しげもなくもう一度目の前に突き出した。
彼のシャツのボタンを引きちぎって濡れそぼった舌を這わせていく。
片手で彼の両手を押さえ、もう片方で下着ごとズボンをずり下ろしていく。
男が女に襲われる情けないメイティングが行われようとしている、ひとけのない体育館の中の用具室。
誰もいないと思って欲望のままに振舞う東堂だったが、扉のすぐ外で一条が憎しみのこもった表情で爪を噛んでいるとは知る由もなかった。
感想
終末のハーレム28話でした。
やっと東堂がきましたね。
そりゃあ、あの水泳の勝負をなかったことにされたら腹も立ちますわな。
それにしても、一条がヤンデレな雰囲気を見せ始めたので、人死にとかそういう展開がなきにしもあらずな雰囲気でちょっと怖いです。
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