インフェクション2巻ネタバレ感想

香里が助けた子供たちを連れて、比較的安全なルートで避難してきた晴輝たち。

森の中で休息を取っていた時に、不意にラジオの音が途切れた。

偵察に出た晴輝ときらら。

果たして、保菌者が迫っているのか。

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香里との別れ

迫っていたのは、消防士を含む救助隊の大人たちだった。

新開発されたGPSサイトでは、保菌者と一般人とのある程度の区別が出来るため、
その位置情報を頼りに、ここまで助けに来てくれたのだった。

小学生は車に乗り込み、晴輝たちは後をついていく形で安全区域に向かう。
しばらく進んだところで、急激に近付いてくる保菌者の群れが表示された。
車を先に行かせようとしたが、坂から猛スピードで下って来たバスに、後部と衝突
されてしまう。

バスには満員状態の保菌者がいた。

乗降り口を閉ざしている間に、横転した車から子供たちを救出に向かう。
運転手と子供一人が気絶、子供一人が骨折の重傷だった。

子供があまりの痛みに声を上げて泣き出したせいか、他の保菌者が
襲いかかって来た。

 

保菌者を撃退しながら3人を担いで逃げるには、人数的に無理そうだ。
しかし、置き去りになんて出来るわけもない。
混乱して考えがまとまらないでいると、更にもう一人消防士が助けにやって来た。
圧倒的な身体能力で保菌者の群れを吹き飛ばしてしまった。
彼の名は神代有

 

 

 

なんとか安全区域の川内に到着した。
そこには香里が励まし続けて助けた大勢の子供や年配の人達がいて、
再会した香里の姿を見て、大いに歓迎するのだった。

 

晴輝たちは感染していないか身体検査を受けることになった。
晴輝ときららは問題無くパスし、改めてきららの両親との連絡方法を探ってみようと
話していた。

その時、晴輝を呼ぶ声が聞こえてくる。
香里ちゃんのお兄さーん」の声に従って見ると、そこには白衣をきた女性と、
足に包帯を巻いた香里がいた。

 

香里は晴輝と再会する直前に噛まれていた
逃げようのない現実に取り乱す晴輝だが、その年に似合わない落ち着きで
兄を宥める香里。
隔離施設に連れて行かれようとする香里に向かい、晴輝は「頑張れ」と
言葉を送った。

 

 

晴輝は共に逃げてきたらぎ姉やきららに、香里を連れて家に帰る計画を相談し、
協力してもらうことにした。
他にも、香里が助けた人たちを説得し、何十人もの協力者を集めることに成功。

 

チャンスは許された最後の面会時間のみ。
今まで気丈に振舞っていた香里も、「頑張ったよ」と絞り出すように言った
その表情は、大きな苦しみに耐えている年相応なか弱い女の子にしか見えなかった。

 

晴輝が「一緒にお家に帰ろう」と微笑みかけると、
満面の笑みで「うん」と答えるのだった。

香里を奪取し、自転車の後ろに乗せ全速力で逃走ルートを走り出した。
しかし、すでに消防士に計画が漏れており、神代が立ちはだかっていた。

神代は香里に向かって、自分の為に兄貴を殺すのか!?と問いかけた。
怖さと痛みで、兄が助けてくれることばかりを考えていた彼女にとって、
安全区域を出れば、兄が死ぬかも知れないという考えは頭になかったのだった。

それでも晴輝は、そんな妹の考えを読みとり、一緒にいたいなら
ちゃんと掴まってろと励ます。

 

止まらない晴輝に、神代は渾身の右ストレートをお見舞いした。
意識が飛びかけるも、なんとか踏ん張って追撃の手から逃れることに成功する。

 

無事に家に辿り着いた。
一緒に着いて来てくれたらぎ姉ときららにも、満面の笑顔でお礼をいう香里。
死が間近に迫っていてもなお、他人を思いやる小さな女の子の姿に、
涙が止まらない二人。

 

 

一緒にお風呂に入りたいと言うので、晴輝が服を脱がせていく

 

彼も当然裸になるが、兄のチンポを見た妹は思わずでっか!」と言う。

 

兄にシャンプーされながら、らぎ姉のおっぱいは凄かったよーなんて言い出す。
それを聞いた兄が勃起しないか確かめたのだった。

 

湯船に入ろうと言うと、もう自分では立てなくなっていた。
おしっこもしたいと言うので、シャワーで流してやった

 

現実では考えられない兄と妹のきゃっきゃしたお風呂シーンが続くが、
その間も、香里は身体中を駆け巡る痛みに耐えていたのだった。

湯船に一緒に浸かり、騎乗位になって恋バナを話し出す香里。
痛みを堪えながら、紗月みたいな恋がしてみたかったと言う。

明日が来ないって怖いね」とやっと本音の弱気を出した妹に、
兄は悲しさを抑えて、必死に不安を拭ってやろうとする。

 

お風呂から上がりベッドに寝かせると、可愛い服に着替えたいから、
きららを呼んで欲しいと頼まれる。
出ていこうとする兄に向って「お兄ちゃんの妹で幸せだった。大好きだよ」と
最後に思いの丈を伝えられる。
そして「俺も愛してるよ」と答えるのだった。

 

 

きららを向かわせ、らぎ姉が作ったごはんを食べていると、らぎ姉も呼ばれて
香里の部屋に行ってしまう。

一人になってやっと、とめどない哀しみを我慢しないでいられた

 

 

反撃と誓い

一夜明け、落ち着きを取り戻した晴輝。

GPSサイトによる保菌者の分布状況や食料の備蓄量を考え、一先ずこのまま晴輝の家で
籠城しようと考えがまとまった時、玄関を叩く音が鳴り響いた。

たまたま近くに救助活動にきたついでだと言い、神代がずかずかと上がり込んでくる。
彼は真っ先に香里の元に行き、両手を合わせてくれるのだった

 

そして、晴輝には何よりも嬉しい情報を届けてくれた。
感染者は死亡した訳じゃない。その証拠に安置所の感染者はまったく腐敗しておらず、
死後硬直もしていないらしい。冬眠のような形で生きているのだと。

 

神代の本当の用件は、女子二人を川内に戻す算段を整える代わりに、
晴輝に消防隊に入れと勧誘することだった。

神代が帰った後、そのことを二人に話す。
あまりに危険な仕事に、らぎ姉は猛反対する。正論を捲し立て晴輝を説得しようとするが、
それを全部分かった上で決断を変えない晴輝に、声を荒げてしまう。

 

きららは生きるために戦うのだという晴輝の考えを認め、らぎ姉の説得は任せてと言う。

きららはらぎ姉が晴輝に寄せる思いを分かった上で説得しようとしたが、相手が堰を
切ったように一人で話し始め、勝手に納得してしまうのだった。

 

お互いの為にも絶対に死なないと誓い合い、決意を新たにした二人。

香里の部屋を封鎖し、行ってきますと声をかける。

俺たちの戦いはこれからだ!

 

 

なんとかかんとか消防隊の合宿所まで辿り着いた3人。
骨折して戦力外になった消防士、西和田の代替要員らしいが、彼本人は晴輝を
認めていないようだった。
尻丸出しファッションのきららを見て、初めてまともなリアクションをする人でもあり、
変な勇気を彼から分けてもらう。

川内から避難所である平岡大学までの安全道路確保が、初任務となった。
着いたばかりでさっそく任務に当たることになり、心配が抑えられないらぎ姉。
晴輝を無事に帰らせるため、生きる気力を失わせないため、
帰ってきたら一番喜ぶことを一回だけしてやる、と約束する。

 

それを聞かされても、晴輝は友情レベルでしか捉えていないのだった。

 

防火服を着込み、いざ保菌者の群れへと突入していく。
冷静に無力化しようとしたが、その冷静さのせいで、恐怖に飲みこまれてしまい
身体が硬直してしまう
今までは、使命感と生きることに必死で、怖がる余裕もなかっただけだったと思い知る。

 

しばらくして小林隊員が休憩しに戻って来ると、他の隊員も最初は怯えきっていたと
教えてくれた。
でも、今戦えるようになったのは、仲間を信頼しているからだと言う。
自分で努力し、知識を得てきたのをお互いに知っているし、それに命を預け合える
相手と言うのは理屈じゃないところもある。

それを神代は君に感じたんじゃないかな、と励ましてくれた。

その言葉を聞いた晴輝は、さっきまでのチワワ状態が演技だったかのように、
スピーディーな捕縛術を披露するのだった。

 

 

感想

エログロゾンビ漫画インフェクション、第2巻でした。
面白度:☆8 兄妹愛度:10

まさか香里が逝っちゃうなんて思いもよらなかったので、びっくりしましたし、
非現実的過ぎる兄妹のお風呂シーンでも、泣きそうになりました。

エロ成分と蛆虫成分では、エロの方が圧倒的です。てか尻成分か。

こらからはらぎ姉成分ですかね。

ほのぼのおまけ漫画もおもしろかったです。

https://kuroneko0920.com/archives/3896