著者名:江戸川エドガワ 引用元:エブリスタ

生贄投票44話ネタバレ感想

生贄投票の対策が何もできないまま、職員室の雰囲気だけが悪くなっていた。

教頭の独裁体制がそれに拍車をかけ、田畑はイライラを募らせる。

男子と関係を持つ女教師や、やけに今治に固執する女子生徒など、個人の問題も明るい兆しが見えずにいた。

 

 

44話

田畑は教頭の野村を正面から見据え、何も改善されていないこの状況で、自分勝手に姿を消すことを責めたが、教頭は憮然と睨み返し、答える必要はないと言い返した。

 

 

キッと睨み合う二人を、固唾を飲んで見守る他の教師たち。

 

ここで感情的になっても仕方ないと思ったのか、田畑は少し目つきを和らげ、もし何かあった時に不在なら、どう責任を取るつもりなのかと訊いた。

 

すると教頭は然るべき対応を、と答えるだけで、まともに相手にすらしなかった。

著者名:江戸川エドガワ 引用元:エブリスタ

 

 

そこでようやく二人の間に他の教師が入り、口々に不満や対策を漏らし始める。

 

内輪揉めしている場合じゃない。

法的処置を考えるべきだ。

 

各々の意見が出てくるが、それでも教頭は自分の考えが何より正しいのだと言わんばかりに、職員会議で決めた通りに業務だけを進めるよう改めて言った。

 

 

勝手な行動をして規律を乱すなとも言い添えた時、ついに田畑の我慢が限界を超え、あんたが言うなと呟いた。

 

なおも教頭が小バカにしたように取り合おうとしないので、大きな声を出して、

はぐらかすな」と激昂した。

著者名:江戸川エドガワ 引用元:エブリスタ

 

 

するとそれには教頭もさすがに聞き捨てならず、「黙れ」と凄んで返した。

 

しかし、その権力を嵩に着た居丈高な態度には他の教師も黙っていられず、まず瀬戸が田畑の勢いに乗って不満を漏らし、それを合図にして今まで黙っていた教師たちも一気に教頭を責める態度を露にし始めた。

著者名:江戸川エドガワ 引用元:エブリスタ

 

 

その時、神庭が教頭を庇うように、そういうことは会議の場で発言しろと尤もなことを言って騒ぎを治め、同意を求められた今治も頷いた。

 

そうして沈静化したタイミングで校長が出てきて、この件は教頭と話し合うのでと言って騒ぎを終結させた。

 

 

今治がもじもじしながら教頭に話しかけると、始末書は書き直しを命じられてしまう。

 

その後で神庭と目を合わせてから、教頭はまたどこかへ消えていった。

著者名:江戸川エドガワ 引用元:エブリスタ