
ハンツートラッシュ13巻
ネタバレ感想
クリスマスを迎え、浜路と速水は一つになるべく安っぽいホテルにイン。
萩原が心変わりしていってるのも知らず、ついに童貞と処女を捨てようとしていた。
性なる夜
一緒にお風呂に入ってイチャイチャしたものの、焦りすぎて速水を怒らせてしまった浜路。
しかし、一緒にテレビを観て何とか機嫌を直してくれた。
猛り狂う熱い股間を彼女の濡れた場所に宛がい、先っちょが少し入る感覚がして喜びの余りに雄叫びを上げた。
すると速水はピタッと股を閉じてしまいギュッと力を込めるので、それ以上入っていかない。
もう一回入れ直そうとしたが、痛い痛いと泣かれてしまったのだ。
チェックアウトの時間まで、残り15分しかなかった。
しかし彼女もヤリたくないわけではないので、自分が上になって入れようとしてくれた。
だが結局それも痛いのには変わりなく、聖夜に処女と童貞を捨てるには至らなかったのだ。
浜路が童貞のままトボトボ夜の街を歩いていると、偶然萩原と出会った。
一人でいるのを変に思われたが、速水の処女プレゼントはもらえなかった代わりに、萩原からクリスマスプレゼントだと言ってセームタオルをもらえた。
帰ってからまた一人になると、もしかして先輩は俺のこと…
なんて妄想しているうちに眠ってしまい、萩原で童貞を捨てる夢を見て速水への罪悪感で目覚めの悪い朝を迎えるのだった。
その日の練習で部員全員が同じセームタオルをもらったらしいことを知って、自分の勘違いぶりに軽く凹んでいると、さらに速水が昨日遅く帰ったせいで門限を作られてしまい、放課後や部活終わりの二人きりになれる時間がなくなってしまう。
年が明け、正月休みでたるんだ身体をハードにいじめぬく部活が今年も始まった。
そこに、ついに萩原が久方ぶりに練習に復帰することになり、辛い部活にも少し明るい雰囲気が戻ろうとしていた。
とは言え、次期エース候補の速水は門限のせいで最後まで練習にいられなくなっていた。
皆はイブの日に浜路と何かあったせいだと噂していたが、あの夜に浜路が一人でいたのを知っている萩原は、野暮な噂を咎めていた。
そして常に萩原に注目している篠崎は、彼女が恋する乙女の目をしていると見破っていた。
萩原も篠崎に初恋でもしてるんじゃないですか?と邪推されたせいで、今まで以上に浜路を目で追うようになっていたし、ウェイトトレーニング中に彼からの視線を感じると、気になって仕方なかった。
もちろん中島たちは女子たちのムチムチした尻を眺めていただけで、浜路はそれに付き合って萩原を見ていただけだった。
ただサボっていたのには違いなく、寺田は男子の特別練習メニューの作成を萩原に頼み、彼女は部活終わりに部室に残ってメニューを考えていた。
その時、浜路の名前を書いて見つめているうちに、無意識のうちに傍に初恋と書いてしまっていた。
さらにそれを篠崎に見られてしまったのだった。
萩原は否定するが、分かりやす過ぎるほどに恋する乙女なのが顔に出ていた。
萩原は本調子を取り戻すべく練習に励んでいたが、まだまだ自分の納得いくプレーが取り戻せていなかった。
正反対に中島は浜路の水着を奪ってフルチンで泳がせて遊んでいた。
それでまた怒られてハードな練習をさせられ、ストレスを溜める悪循環に陥りながら、水着を返さないまま先に帰ってしまった。
浜路は女子も全員帰ってからプールを出ようと思ったのだが、タイミング悪く萩原が一人で居残り練習を始めてしまったのだ。
彼はフルチン。
プールには二人きり。
とても出られる状況ではなかった。
しかもキーパー役を頼まれてしまい、フルチンで見えるかも知れないからできませんとは言えず、任されるしかない。
すると公平に浜路にもシュート練習をさせてくれようとするが、勢いよく動けば水面から飛び出してばっちり見られてしまう。
仕方なく最小限の動きでシュートしたら、もちろんなってないと言われて手取り足取り教えてくれようとする。
いつもなら最高のシチュエーションだが、今は背中に感じる柔らかい感触と密かに全裸なせいで瞬く間に勃起してしまったのだ。
だからフォームがろくに安定せず、それを巻き足が原因だと思われて水中に潜られてしまってジ・エンド。
そして萩原は一瞬それが男の大きくなった象徴だとは気付かずに、がっちり掴んでしまった。
もう隠す必要がなくなった彼は正直に水着を奪われただけだと言い訳しながら、プールから飛び出した。
だが慌てすぎて転んで頭を打ち、フル勃起したまま気絶してしまうのだった。
彼女は取りあえずセームタオルを被せて直接見えないようにしたが、立派なテント状態なのもそれはそれで視線を合わせ辛い。
そしてムニャムニャと寝言を言う彼が急に可愛く見えてきて、気付けばキスしていた。