マシラ1巻ネタバレ感想

マシラ‐殺戮の森‐の漫画最新話と最終回まで、最新刊ネタバレと感想、あらすじ、エロ画像、結末、漫画を無料で読める方法を紹介。

 

サエイズムなどで知られる内水融の最新作。

祖父母に会いに陸の孤島並みの田舎に向かっていた鳥狩庵。

まだ10代の彼の髪は、なぜか真っ白だった。

 

 

1話

駅からバスに乗って12年ぶりの風景を眺めていた。

 

子供の頃にそこで経験したあのことを思い出すと震えてくるが、あの好きだった女の子に会えると思うと楽しみの方が強かった。

 

そうして我知らずコロコロ表情を変えていたのを、同じバスに乗っていたもう一人の女性に見られていて、いきなり声をかけられた。

 

彼が祖父母に会いに2~3日滞在するつもりだと話すと、その祖父母が住んでいる磨白村でこれからめんどうなことが起きるから、なるべく早く帰った方がいいと、訳の分からないことを忠告してきた。

マシラ殺戮の村

著者名:内水融 引用元:マシラ-殺戮の村-1巻

 

 

その人はそう言った直後に下りるはずだったバス停が過ぎているのに気付いて、運転手にお願いしてその場で下ろしてもらい、嵐のように去っていった。

 

幸い乗客は二人きりだったので、彼も迷惑に思うこともなかった。

 

 

再びバスが走り出すと、何かを踏んだように車体が弾んだ。

 

 

 

12年ぶりに会った祖父母は彼を歓迎してくれたが、またこの村に来て大丈夫なのかを心配していた。

 

それは彼が動物と話せるんだと言って大人たちを困惑させていた子供の頃、トラウマになるような体験をしたからだった。

 

彼は祖父母に大丈夫だと安心させてから、懐かしい村の中を歩いているうちに、よく行った商店に足が向いていた。

 

 

するとチャラい大学生カップルが目当ての商品がないのにイチャモンをつけ、店の棚に唾を吐きかけるのを見てしまった。

 

彼は怒りを抑えながら注意したら、今度は庵に絡んできた。

 

 

その直後、筋骨隆々の若者がそいつを投げ飛ばして助けてくれた。

 

その若者は子供の頃によく遊んだ幼馴染みのタツヤで、一緒にいた女の子は初恋相手のミチルだった。

マシラ殺戮の村

著者名:内水融 引用元:マシラ-殺戮の村-1巻

 

 

12年ぶりに会った二人と村の近況や思い出話に花を咲かせていると、さっきのカップルがもう一人男を連れて戻ってきた。

 

喧嘩の助太刀かと思ったが、その男はカップルに頭を下げさせ失礼を詫びてくれたのだ。

 

 

近くにできたキャンプ場に泊まっている大学生グループらしく、手打ちも兼ねて今夜のBBQに誘われるが、排他的なタツヤが断ろうとするのを止めて、ミチルが友好的に誘いに乗り、庵も行くことになった。

 

 

ミチルは子供たちも連れて参加し、その中にはもう一人の幼馴染みのイノセもいたのだが、ぽっちゃり体型の食いしん坊キャラだったのが、すっかり引きこもりのオタクのように変貌していた。

マシラ殺戮の村

著者名:内水融 引用元:マシラ-殺戮の村-1巻

 

 

 

キャンプに来ていたのは、あの話が分かる虎谷という男とその彼女、チャラ男カップルの4人だけで、どんどん焼いて肉を振舞ってくれた。

 

 

庵は次第にトイレに行きたくなってきたが野外でするしかないと言われ、チャラ男と連れ立って人けのない方へ歩いていった。

 

そして少しいったところにある川で用を足していると、突然チャラ男の口の上下を掴んだ何者かが裂けるほど引っ張った

マシラ殺戮の村

著者名:内水融 引用元:マシラ-殺戮の村-1巻

 

 

チャラ男が倒れると、同じ化け物がわんさと群がり、あっという間に食い尽くしてしまうのだった。

 

 

2話

庵が化け物と遭遇している頃、村中の電気が消えスマホはネットに繋がらなくなっていた。

 

そして村の外に出る道は落石で塞がれていて、至る所で村人があの化け物たちに襲われ喰い散らかされていた。

マシラ殺戮の村

著者名:内水融 引用元:マシラ-殺戮の村-1巻

 

 

 

庵は自分を襲おうとしている化け物のような猿の声を12年ぶりに聞いていた。

 

 

まだこの村に住んでいた子供の頃、動物の声が聞こえる彼はたくさんの動物と仲良くて、その日はノラキチという猫を探して山の中に入った。

 

子供だった彼は迷ってしまい、偶然出会った犬に道を聞こうと思って話しかけた。しかし、いつも簡単に懐いてくれるはずの動物たちは牙を剥いてきた。

 

そして今度は猿に襲われ噛み殺されそうになったが、命には変えられずその猿を石で叩き殺したのだった。

 

その後一晩、大人たちに発見されるまで一睡もせずに震えながら自分の身を守っていた。

 

その時の恐怖で、髪が真っ白になった

マシラ殺戮の村

著者名:内水融 引用元:マシラ-殺戮の村-1巻

 

 

 

12年ぶりの動物の声は、人間への殺意と食欲だけだった。

 

どうしてまた聞こえるようになったかは分からないが、こんなところで死ぬわけにはいかないと思い、彼も圧倒的な殺意を込めて「殺すぞ」と話しかけた。

マシラ殺戮の村

著者名:内水融 引用元:マシラ-殺戮の村-1巻

 

 

すると猿の群れは、瞬く間に暗闇の中へ消えていったのだった。

 

 

子供の頃は山に入って動物たちのテリトリーを侵したから襲われたと理解できた。

しかし今は、人里に下りてきた猿たちが積極的に人を襲って食っている。

 

しかも、あり得ない様な怪力とゴリラかオランウータンのようなサイズになっていた。

 

 

 

まだ化け物の存在に気付いていないキャンプ場にいるミチルたち。

 

そこにも、猿の魔の手が忍び寄っていた。

マシラ殺戮の村

著者名:内水融 引用元:マシラ-殺戮の村-1巻