花園メリーゴーランド3巻
ネタバレ感想

金が届き、刀を手に入れて帰るだけだった相浦だが、澄子の乙女心に気付かず怒りを買い、刀を橋の下に捨てられてしまった。

川辺に下りる途中で落下し足を負傷。おまけに体調も崩して、また村に足止めを余儀なくされる。

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22話

マサシが出した交換条件を守るため、中学校教師をしていて風習を認めていない幸枝に不安な顔を見せて同情を引き、今夜は同じ部屋にいてもらうように事を運んだ。

 

 

寝静まった頃に玄関の鍵を開け、妹の部屋のドアノブに目印の輪ゴムを引っかけて、部屋に戻って布団を被った。

 

 

深夜に目を覚ますと、幸枝の布団がやけに盛り上がってもぞもぞ動いているのが見えて、マサシが間違えたのだと気付いた。

 

しかし彼はその間違いを教えてやろうとせずに、露になった幸枝の白い足を見て喉を鳴らした。

花園メリーゴーランド

著者名:柏木ハルコ 引用元:花園メリーゴーランド3巻

 

 

そしてシャツのボタンを外した所で、彼女も目を覚ました。

 

 

23話

マサシも間違いに気付いたが、大声を出されそうになって思わず彼女の口を手で塞いでしまう。

 

そこで相浦がいるのにも気付き、彼に後を任せて逃げ出した。

 

 

マサシの手が離れた瞬間に彼女はもう一度大声を出そうとしたが、なぜか彼はそれをマサシと同じように塞いでしまった。

 

そして、マサシから刀は川に流されたと澄子が言っていたのを聞かされる。

 

 

呆然として手を離した隙に、また大声を出されたのですぐに塞ぐ。暴れる彼女に声を荒げて脅し、本当は何もするつもりはないし、女たちに襲われたのも逆に楽しんだくらいだと余計な弁解を始める。

花園メリーゴーランド

著者名:柏木ハルコ 引用元:花園メリーゴーランド3巻

 

 

そのせいで、彼女が彼に抱いていた被害者像が崩れ、他の村人と同じ感覚がおかしい色狂いになり、彼を拒絶した。

 

それに彼はカッとなり、こういうことされたら仕方ないだろうとばかりに、彼女の股間に指を入れ、濡れているのを上げ足を取るように見せつけ、しつこく出し入れした

花園メリーゴーランド

著者名:柏木ハルコ 引用元:花園メリーゴーランド3巻

 

 

彼女は屈辱と身の危険を感じ、ストーブにかけていた薬缶を手に取った。

 

 

24話

薬缶で殴られたが、中に入っていた水は熱くなく、二人とも火傷をすることはなかった。

 

彼は反射的に殴り返すと、倒れた彼女の泣き顔を見て少し冷静さを取り戻した。それでも彼女の胸や股間に茂る陰毛に視線が吸い寄せられる。

花園メリーゴーランド

著者名:柏木ハルコ 引用元:花園メリーゴーランド3巻

 

 

その時、騒ぎを聞きつけた彼女の父親が階段を駆け上がってくる音が聞こえ、彼は服や荷物を引っつかんで部屋を飛び出し、父親にぶつかりながら吹雪の中に逃げ出した。

 

 

誰でも自由にセックスできる場所だと思っていたこの村で、まさか性犯罪者を見るような目で見られたことが信じられなかった。

 

だから、素直に自分のを認められなかった。

 

 

とにかく刀さえ手に入れれば収まりが良くなる気がして、宿に走った。

 

玄関の鍵はマサシが閉めたらしく開いていなかったが、雪を踏みしめる足音で目を覚ました澄子が戸越しに立っている影が見え、刀を捨てた文句を言ってやろうとしたが、幸枝の家で寝てたんじゃないの?と先んじられる。

 

 

25話

彼は怒りのまま痴漢呼ばわりされて追い出された事を捲し立てた。

 

すると、幸枝は結婚して埼玉に夫がいることを澄子は話して責めたが、最早彼は色狂いの村人に何を言われても罪悪感が持てずに、ここを開けろと怒鳴って戸を叩いた。

花園メリーゴーランド

著者名:柏木ハルコ 引用元:花園メリーゴーランド3巻

 

 

その音で近所の家に明かりが点き、犬が吠え始めたので、彼はそこを離れて裏手に回った。

 

すると勝手口が難なく開いたので躊躇わず侵入した。

 

 

そしてみづえの部屋に入り、熟睡している彼女を最初は起こして助けてもらおうとしたが、マサシか誰かと勘違いしたのかそっけなくあしらわれた。

 

それで彼はまた箍が外れ、布団の中に押し入って背中越しに胸を揉み、下着の中に手を滑り込ませて覚えたてのテクニックを駆使し始めた。

 

彼女は幸枝のようには拒まず、どこの子か確かめるために顔を見ようとする。

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著者名:柏木ハルコ 引用元:花園メリーゴーランド3巻

 

 

それが涙を流した彼だと分かると、心底驚いた顔をした。

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26話

彼は自分だとバレると、豊かな胸を揉みしだきながら乳首を吸い、指先で片方をこねこねと刺激してから、下着を脱がした尻に顔を埋めた。

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著者名:柏木ハルコ 引用元:花園メリーゴーランド3巻

 

 

しかしそこで襲うのを止め、通報しないのか?これは犯罪じゃないのか?と訊いた。

 

彼女が通報して欲しいのか?と訊き返すと、ヤエたちみたいに笑い飛ばして欲しいと彼は答えた。

 

 

彼がヤエたちに襲われたのか彼から誘ったのかはともかく、彼女は彼と一緒に布団に包まり、その艶めかしい唇で吸い付き吸われ、指でぬるぬるにされれば口で咥えて大きくしてあげた。

 

そしてゴムをつけ、最初は顔が見えないように彼は後ろから思い切り突いた。

 

 

笑いながらやりたいんじゃないの?からかう彼女の脇腹をこそばせ無理やり笑わせると、さっきよりもっと濡れてきた

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著者名:柏木ハルコ 引用元:花園メリーゴーランド3巻

 

 

今度は座った彼の上に彼女が跨り、激しく腰を振り続けた。

 

 

27話

飯を食べるのと一緒だと言いながら、彼女は彼に跨ったまま果てた。

 

 

ヤルだけヤルと、彼女はラーメンを彼に振舞った。

 

男は女の上に登ったらただヤルことだけを考えていればいいし、これも浮気のうちに入るようなものじゃないと言った。

 

昔は持ち回りで男が女のところに夜這いを仕掛けていたらしいが、それも結婚前の10代の男女に限った話だと言う。

 

外の人間が何を言おうが、この村は今までそれで幸せにやってきたのだから、それでいいんだよと彼女は笑った。

 

 

彼が器を台所に下げにいくと、トイレに起きた祖母と鉢合わせして、くすぐるのはやめておけと言われ、声が聞かれていたことを知る。

 

 

また彼女の部屋に入り、裸同士で布団に潜りこんだ。

 

そこで彼女は、澄子だけ父親が違うと教えてくれた後で、また激しく腰を上下させた。

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著者名:柏木ハルコ 引用元:花園メリーゴーランド3巻

 

 

28話

散々ヤリまくり、彼が泊まっていた部屋に戻ってから朝になって目を覚ました直後、澄子が戸を薄く開けて覗いているのに気付いた。

 

彼女は静かに入ってきて間近に顔を寄せ、くんくん何かを嗅ぎ始めた。

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著者名:柏木ハルコ 引用元:花園メリーゴーランド3巻

 

 

彼が狸寝入りしているのに気付いていないのか、何も言わないまま出て行った。

 

 

 

吹雪はすっかり収まり、宿の前ではみづえが雪かきをしながら、女たちと楽しく喋っている姿が見え、清々しいほどに割り切っている様子に、この村全体がどこか美しくさえ見えるようだった。

 

 

後でマサシが昨夜のことを訊きに来た。

 

妹にバレていたことを残念がったが、彼があえて幸枝を殴ったことは話さなかったので、謝りに行くのはただの間抜けだとマサシは言った。

 

そして、昨夜みづえとヤっていたことも筒抜けだったらしく、オバ専だとからかってきた。

 

 

明日男たちが出稼ぎから帰ってくるらしく、彼は荷物をまとめて宿を後にし、ギリギリまで刀を探すため、再び川辺に下りた。

 

 

29話

マサシに聞いた下りる道を使えば、何の問題もなく安全に下りられた。

 

橋の上で澄子が佇んでいるのも気付かず、必死に雪をかき分けて探したが、バスが出る時間が迫ってきても見つかりそうな気配さえなかった。

 

 

仕方なく諦め、来た道を上っていくと、途中で木々の中に逸れている別の足跡があるのに気付いた。

 

その先に、木の陰に隠れた澄子がいた。

 

 

バレたことに気付いた彼女は逃げ出し、彼も反射的に追いかけ、しばらく走った所で追いつくと、彼女が彼のスニーカーを盗んでいるのが分かった。

 

 

雪の中を探せるように長靴をもらって履き替えていた彼は、そこで皮肉にもスニーカーの存在を思い出すことができた。

 

しかし彼は怒るでもなく、淡々と靴を拾い、もし刀が見つかったら送って欲しいと告げてその場を離れようとした。

 

 

すると彼女は呼びとめたが、言いたい事が言葉にならないようで口を開けてもどかしそうに泣き出してしまう。

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著者名:柏木ハルコ 引用元:花園メリーゴーランド3巻

 

 

彼はマサシから聞いた彼女の気持ちを信じたのか、どうしても怒る気にはなれず、彼女の手を引いて歩き出した。

 

 

彼女は、昨夜みづえとヤったのを知っていると言ってから、でも村のことを受け入れてもらえたようで嬉しかったと言った。

 

そして、いきなり押し倒してきた

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30話

彼の上に覆い被さった彼女は、グッと腕に力を込めた。

 

その時、彼が乗らなければならないバスのエンジン音が聞こえてきた。

 

停車するのは15分間だけ。

 

それまでにバス停に着かなければまたこの村に取り残される。

 

しかし彼は彼女の目を見つめ、抱きしめ返してお互いの鼓動をぶつけ合った。

 

 

しばらくそうしてから、この村も君の事も忘れないと彼は囁き、彼女は涙を滲ませたまま、「うん」と答えた。

 

 

 

立ち上がって歩き出し、バイクが停めてある道まで出た所で、彼女は何かを打ち明けようとした。

 

その時、彼の名前を呼ぶ別の声がした。

 

それは、彼が二度も恐怖を訴える電話をかけた春子だった。

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著者名:柏木ハルコ 引用元:花園メリーゴーランド3巻

 

 

春子は彼が心配になり、会えるかどうかも分からないこの山奥まで来てくれたのだった。

 

乗ってきたバスが折り返しですぐ出るから行こうと言いつつ、彼の後ろにいる澄子を見た。

 

 

彼はお世話になった民宿の子だと紹介するが、春子は彼の電話から村に怖いイメージを抱いていたので、澄子に鋭い視線をぶつけた。

 

すると澄子は仲良さげな二人を見た嫉妬からか、みづえや他の色んな女たちと彼はセックスしたのだと暴露した

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著者名:柏木ハルコ 引用元:花園メリーゴーランド3巻

 

 

そして、また川へ下りる道を戻り始めた。

 

 

31話

彼は澄子が気になってスッと歩こうとせず、春子は彼の手を強引に引いて行こうとする。

 

その時、冷たい川の中に澄子が入って行くのが見えた。

 

急かす春子の声。

水をかき分ける音。

近づいてくるバスの走行音。

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著者名:柏木ハルコ 引用元:花園メリーゴーランド3巻

 

 

結局バスの音は遠くなっていき、春子は彼を詰りまくった。

 

 

彼は春子を無視し続け、冷たい川の中に入る気はなかったが滑り落ちてしまい、痛いほどの冷たさに震えながら澄子に近づくと、彼女は刀は自分が持っていると言った。

 

 

 

また宿に舞い戻った。

 

春子は澄子が暴露した、女たちとセックスしたのどうのという話が気になり彼に訊ねたが、彼はモゴモゴと適当にごまかした。

 

 

客室は一つしかなく、二人は同じ部屋で寝た。

 

 

翌朝にすぐ出発するつもりだったが彼は川に入ったせいで熱を出してしまい、また村に留まらざるを得なくなり、春子も彼を置いては行けなかった。

 

 

32話

春子が取りあえずの日用品を雑貨屋に買いに行こうとしたタイミングで、大人の男と鉢合わせて驚かされた。

 

嫌な視線を感じながら春子が雑貨屋に入ると、中では数人の男女がいて、一人の女のズボンを下ろそうとしている所だった。

 

彼女が入ったとたん、ピタッと騒ぐのを止め、ひそひそと小さい声にシフトした。

 

 

 

澄子は春子がいない間に彼の部屋を覗き、苦しそうにする彼に水を飲ませてタオルを取り替え、階段を上がってくる足音が聞こえると、すぐに自分の部屋に戻った。

 

春子は澄子がいた痕跡に気付き、マサシと同じく相浦のことが好きなんじゃないの?と探ってみたが、彼は答えずに目を閉じている。

 

春子は自分も同じ気持ちだと言おうとしたが、最後まではっきり言えず、一人では帰れないと続けた。

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著者名:柏木ハルコ 引用元:花園メリーゴーランド3巻

 

 

 

彼はかなり汗をかき、その日の内に大分熱が引いて歩くのに問題ないほど回復した。

 

そして風呂上りの澄子に声をかけ、刀について切り出した。

 

 

感想

花園メリーゴーランド3巻でした。
面白度☆8 猿度☆8

まさに覚えたての猿みたく、幸枝に欲情し、みづえに夜這いを仕掛ける相浦君。性欲満載の男の子だから仕方ないですね。

春子も巻き込まれ、澄子はデレかけ、男たちも帰ってきて動乱が起きそうな気配しかしない4巻へ続きます。

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