
パラレルパラダイス27話
ネタバレ感想
パラレルパラダイス27話のネタバレと感想、漫画を無料で読める方法を紹介。
ルーミとの二人旅を始めたヨータだったが、なぜか変にいじわるをしてしまって、交尾目的の彼女の機嫌を損ねがちだった。
とは言え、彼女は寝込みを襲うたくましさも兼ね備えていた。
そして彼が歩き続けに文句を垂れ始めた直後、テラゴーレムとエンカウント。
27話
自信満々に剣を構えたルーミ。
その自信の根拠が分からないヨータが何もできないでいると、ゴーレムは彼を狙って頑健な拳を振り下ろしてきた。
またもや狙われた彼は寸前のところで避けられたが、さらにもう一発拳が飛んできて、間髪入れずに今度は足で踏んづけられそうになった。
そこでようやく、自分を集中的に狙ってきているのが分かり、カルのように逃げてくれない性質の恐ろしさを体験する。
だが逆にそれを逆手に取り、自分がゴーレムを引きつけてルーミに谷を抜けさせようと考えた。
その作戦を伝えるとすぐに無理だよと返される。
その直後、無理な理由が分かった。
引きつけるも何も、次の瞬間には行く手を大きな手で遮られ、動きを止められたところをそのまま鷲掴みにされてしまったのだ。
動きは確かに遅いっちゃ遅い。
だから、どうにか回避し続けられると踏んだのだが、圧倒的なサイズの違いを考慮に入れていなかったせいで、動きが遅かろうが腕を伸ばすだけで一瞬で間合いを詰められることを失念していたのだ。
そんな自分の迂闊さを責めながら、ギュッと握られて体が軋む音をあげていく。
その時、地球人では到底なしえない身のこなしでルーミがゴーレムの体と崖を蹴って高く舞い上がり、自慢の剣の腕でゴーレムの額の文字の三つ目を突き刺した。
そこが弱点で、ゴーレムはサラサラシュウウウと消えてくれた。
助けられたヨータだったが、九死に一生を得た喜びを表すどころか、座り込んだまま恥ずかしいと呟いた。
ルーミはそれを、女の子に助けられたのが恥ずかしいの?と全くオブラートに包まず聞いてそう決め付け、慰めようとするが、それが理由ではなかった。
この世界のことはほとんど何も知らないくせに、唯一の男というだけで調子こいていた自分が恥ずかしかったのだ。
自分を責めて反省した後は、ルーミにした仕打ちも悔い改め、昨日バカにしたことを謝り、今命を助けられたことを感謝した。
認められたことと彼の役に立てた彼女は、喜色満面を取り戻した。
そして自分の強さを知った彼に対して調子に乗り、彼がしおらしい状態でいるうちに交尾しとく?みたいなノリでいくと、これまた素直になった彼は可愛いだのしたいだのと、思っていることをそのまま口に出してきた。
あまりの豹変ぶりに彼女は逆に心配になるが、それも全て調子こいていた自分を見つめ直したからだと彼が答えるので、この機を逃す手は無かった。
仲直りに一番効果的なのは交尾。
それを実証するかのように、さっそくその場でおっぱじめた。
それを皮切りに、移動しては休憩がてら交尾をするを繰り返し、全く休憩にならない休憩を挟みまくって旅路を進めていった。
それが朝から晩までだったので、性欲でできている高校生と交尾するために生まれてきたメスの二人とはいえ、とんでもない体力には間違いなさそうだった。
チンタラしたスピードでしか進めていないと分かっていても、ルーミはいつでもどこでもしたいし、彼も一切拒まずに注ぎ込みまくっていた。
そんなある時、目の前に待望のユニコーンが現れた。
彼女がすぐに近づき乗せてもらおうとすると、見事なキックを食らわされて逃げられた。
今までと違っているらしい態度から、彼は処女と非処女がユニコーンにとって全く違う存在であることを伝え、見方によっては猥褻動物だった真実に彼女は恐怖する。
すると今度は、黒毛で角が二本あるバイコーンが現れた。
この黒馬は非処女に対するユニコーンのような気性の荒さを見せる危険動物らしいが、ヤリマンになったルーミに対しては、頭をすり寄せて懐いてきた。
純粋を求めるユニコーンと不純を求めるバイコーン。
苦あれば楽ありを経験した彼女は、悪い印象だった奴がちょっといいことをしただけでコロッと落ちてしまうパターンでバイコーンの印象をガラリと変え、背に跨った。
おかげで、交尾の遅れを取り戻してあっという間にリールに到着できた。
感想
パラレルパラダイス27話でした。
とにかく交尾を挟まないと、物語が進まないんですね。バトルしようが悲しみが訪れようが不協和音が鳴り響こうが、交尾ですぐに元通り。
新しい街では、きっと一般人とか情報提供者とかとヤルんでしょうね。