著者名:森山絵凪 引用元:ヤングアニマル嵐2017年8号

この愛は、異端8話~10話
ネタバレ感想

この愛は、異端2巻収録予定の8話から10話のネタバレと感想、漫画を無料で読める方法を紹介。

 

両親を交通事故で亡くしたよしのは、親戚をたらい回しにされ、性的虐待を受けそうになり、自ら死ぬことを覚悟舌が、寸での所で生きる道を選び、偶然手に入れた魔書により、堕天使と契約を交わした。

まだ幼さの残る中学生だった彼女はやがて20歳になり、契約条件のキスは激しさを増していた。

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8話

ベリアルと共に暮らすようになってまだ間もない頃、よしのは街のウインドウで煌びやかなウェディングドレスを偶然目にし、将来は漠然とそれを着るものだと考え、その時、隣に立っているのが誰なのかだけを気にし、ベリアルと契約した意味をよく理解していなかった。

 

しかし、次第に大人になるにつれて、それは叶わぬ夢だと理解していった。

 

そして今、その普通の将来を与えてはくれない堕天使と海に遊びに来ていた。

 

友人が相次いで体調不良を起こした末の仕方ない結果だったが、ベリアルは女たちに囲まれてよしのは放っておかれ、あの時以来の海なのに全く楽しくなかった。

この愛は、異端

著者名:森山絵凪 引用元:ヤングアニマル嵐2017年6号

 

楽しそうな家族連れの姿が両親と来たときの思い出と重なり、今とのギャップと比べてしまい、どうしようもなくベリアルがムカつき、齧っていたアイスの棒を投げつけてそこを離れた。

 

ベリアルはわざわざ彼女の友人に生理を起こさせ、海では嫉妬させてから優しくするという作戦を思い描いていたが、それは全くの逆効果だった。

 

 

彼女はいじけ、岩場で一人佇んでいた。

 

楽しい思い出を思い出した彼女は両親と来たかったと叶わぬ夢を語るが、その夢をベリアルは叶えることができた。

ただし、死者を蘇らせるには類稀な美しさを持った彼女の肉体と魂を捧げなければならない。

 

その美しさを持ってすればどんな願いも叶えよう。

そういわれるが、彼女は人としての理を超えたくはないと言って、甘い囁きを跳ね除けた。

この愛は、異端

著者名:森山絵凪 引用元:ヤングアニマル嵐2017年6号

 

彼女の機嫌は直らないまま、海に入ることなく帰ることになった。

 

帰り道でまたあのドレスショップのウインドウの前を通りかかり、彼女はそこで足を止めた。

 

人として、女性として一般的な幸せを手に入れられないのを受け入れていた彼女は、その中でもベリアルと違う時間を生きていることに、さらに気持ちが重く沈む思いだった。

この愛は、異端

著者名:森山絵凪 引用元:ヤングアニマル嵐2017年6号

 

100年足らずの間にどんどん年老いて土に還る人間と堕天使は、あまりに遠い存在だった。

 

 

アパートの前には旭がいた。

出かけるついでに話していたCDを持ってきてくれた彼の優しさには救われるが、それ以上踏み込んではいけないと理解しているので、心配してくれる彼にできるだけの笑顔を作ってそこで別れた。

この愛は、異端

著者名:森山絵凪 引用元:ヤングアニマル嵐2017年6号

 

少し遅れて戻ってきたベリアルは、悪い虫でしかない彼に望みがないことを突きつけようと、彼女が密かに迷惑しているのだと吹き込んだ。

しかし彼はそれを鵜呑みにせず、叔父であるあなたこそ彼女を解放するべきだと言い返した。

 

するとベリアルは苛立ち、恐ろしい声を出して彼を黙らせた。

この愛は、異端

著者名:森山絵凪 引用元:ヤングアニマル嵐2017年6号

 

 

ベリアルは彼女が好きなスイーツを買って帰り、あっさりと上機嫌を取り戻していた。

そして当初の作戦通り、甘い囁きでダメ押しをして、来年も海へ行く約束を取り付けた。

この愛は、異端

著者名:森山絵凪 引用元:ヤングアニマル嵐2017年6号

 

彼女の幸せを願うのが両親以外にも現れたが、ベリアルは強く言い返してやりたいジレンマに駆られていた。