
ド級編隊エグゼロス10話&11話
ネタバレ感想
ド級編隊エグゼロス10話と11話のネタバレと感想とあらすじと画像、漫画を無料で読める方法を紹介。
キセイ蟲の巣を壊滅させ、王女であるチャチャを救い出したヒーローたち。
しかもチャチャは相手のエロスエネルギーを増幅させる体質の持ち主で、少しでも役に立とうと雲母たちを興奮させ、恥ずかしい思いをさせてエネルギーを溜めさせた。
助かる存在だが、当人たちにしてみれば恥ずかしい。
そんな新しい仲間が増えてからの、ある日のこと・・・
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10話
晴れやかな空が広がるある日の朝。
気持ち良く目覚めた雲母はたまにはおしゃれでもしようとクローゼットを開けた。
しかしエネルギーを放出させては千切れ飛んでいったせいで、ほとんど着れる物が残っていなかった。
さっそく百花に、制服だけじゃなく私服も提供して欲しいものだと愚痴ると、消耗品のように服が消えていく普通じゃあり得ない感覚に共感してくれてから、でも経費で私服は買えると教えられる。
初耳だった雲母が驚いているとチャチャが現れ、自分が服に擬態すれば好きな服を好きなように着られるし、ついでにエネルギーも溜められて一石二鳥だと提案してくれたが、危ない臭いしかしないので雲母はすぐに却下した。
そこで百花はあることを思いつき、領収書の切り方を教えるがてら、明日一緒に買い物に行こうと雲母を誘った。
もちろん雲母はすぐにOKしたが、彼女が部屋から出ると、百花は何かを企んでいる悪そうな笑顔を零した。
翌日。何も知らない雲母が同じ家に住んでいるのにわざわざ都内で待ち合わせになったことを訝しみつつ待っていると、チャラそうなスカウトの兄ちゃんがグラビアアイドルにスカウトしてきた。
チャラいこの手の男が嫌いな雲母が兄ちゃんのしつこさにイライラし始めたその時、待ち合わせに現れたのは烈人だった。
しつこいスカウトから助けるための嘘だと分かっていても、彼女呼ばわりされたのはドキっとしたし、アイドルよりもヒーローの方が似合うと関係者以外には訳の分からないことを言って兄ちゃんを戸惑わせたのにもドキッとした。
烈人は百花に雲母の服選びに誘われ、雲母も言いだしっぺの百花が来ないとは考えていなかった。
彼は俺でよければと控えめに誘い、彼女も嬉しさを押し隠して誘いに乗り、不器用な二人のお買い物デートが始まった。
そう言えば、こうして二人で都内で買い物するなんて小学生以来だなと彼が話題を振れば、その時のことを事細かに覚えていた彼女はスラスラと喋り出し、それで勝手に恥ずかしくなってスピードアップして歩き出す。
彼女はホクホク気分であれもこれもと服を選び、彼が手に取った一着も奪い取って試着室に入った。
しかし、自分で選んだものはどれもしっくりこず、最後の最後に彼が見ていた一着を着てみた。
鏡に映った自分は、自分でも似合っているように思えた。
そしてカーテンを開け彼に見せる。
最近は彼女の裸ばかりが印象に残っていた彼だが、女の子らしくよく似合っている服と、鏡越しに見えているパンモロのおかげで、いつもよりエロさが増している気がした。
その可愛さは店員も認めるところで、彼女と呼ばれて彼も思わず「はい」と答え、雲母をドキドキさせてから、パンモロしていることを教えた。
彼お墨付きの可愛い格好のままで帰りたくなった彼女はその場でタグを切ってもらい、嬉しさを隠しきれずにその場で小さくガッツポーズ。
そして彼は忘れずにちゃんと領収書を切ってもらい、店員さんにどんな関係なのか妄想させる楽しみを与えた。
その後は普通にご飯を食べたり遊んだり、夕暮れが消えかかる時間まで普通のカップルらしいデートを楽しんだ。
あの時と同じように人ごみの中をすり抜けようとするが、彼は避け切れずに肩がぶつかってしまう。
すると彼女は、自分が握りたい気持ちを隠し、もう一つの思い出を作るためにお姉さんぶって手を差し出した。
おそろいの時計をした二人と雑踏の中ですれ違った、眼帯をした女子高生。
マスクの友達に紫子と呼ばれた彼女は、なぜか仲睦まじそうな烈人と雲母が気になって仕方なかった。
11話
エグゼロスの5人は防衛軍の支部に呼び出されていた。
一体何事かと思って緊張した面持ちで用件を聞かされるのを待っていた5人。
用件はなんと、ついにヒーロー用スーツの試作版が完成したので、それのお披露目と提供だった。
しかし、それはどうみてもただの男性用と女性用の下着でしかなかった。
もちろんただの下着な訳がなく、エネルギーを放出しても破れない特殊仕様らしく、チャチャの体毛を元に作り出した末の新素材だった。
だから、チャチャは毛を刈られた羊みたいにさっぱりしていた。
それもこれも、この前5人に恥ずかしい思いをさせたお詫びの気持ちもあり、花も恥らう乙女4人は感謝の念が絶えず、しかし彼としては残念な気がしないでもなかった。
チャチャはなにより、雲母にお礼を言われたことが嬉しかった。
しかし毛の量の関係か、男女一着ずつしかなかった。
翌日、さっそくそのヒーロースーツ仕様の下着をつけて学校に行ったのは百花だった。
いつものように自転車のサドルに跨り、軽快に漕いで学校への道を走っていたのだが、ちょっとした小石を踏んで響く何気ない衝撃に、なぜか今日は異常に感じる気がした。
学校に到着し、自転車を降りて駐輪場に置きに行こうとした時、男子に朝の挨拶と同時に肩をポンと叩かれた。
それだけで身体は敏感に反応してしまい、力が抜けてその場にへたり込んでしまう。
いつもと違う彼女の異変に男子たちもすぐ気づき、妙に艶っぽい反応と表情に朝から興奮してしまう。
そうして性欲旺盛な男子たちに勘違いさせているとも知らず、彼女はトイレに駆け込んで今日の自分のおかしさに戸惑っていた。
その時、エグゼロス装置に烈人の叔父から連絡が入った。
今更ながら、相手を興奮させる体質のチャチャの体毛を使って作った下着には、常にエネルギーを増幅させる副作用があることが分かったらしい。
やたら身体が敏感になっている原因は分かった。
危険だからすぐに脱いで早退してくれと言われもしたが、チャレンジャーの彼女はあえてこの下着を身に着け続ける事にし、本当に危険なのかどうかしっかり体験しようと考えた。
しかし忘れていた。
今日の全校集会で、陸上部主将である自分が舞台に上がり、表彰状を受け取る役目を担わされていたことを。
万が一興奮が最高潮に達し、ここでエネルギーを放出してしまえば、全校生徒に可愛らしいちっぱいの全裸を見られてしまい、高校生活は終わる。
そう考えただけで、どんどん興奮が増していた。
下着に覆われた部分を中心に熱くなり、変な汗が吹き出してきた。
いや、汗だけじゃない液体が足元にポタポタと落ち、彼女は思わずその場にしゃがみ込んで、潤んだ瞳を校長に向けて限界を伝えようとした。
結局、刺激よりも恥じらいが勝ち、ダッシュで逃げ出すのであった。
支部に寄って下着を返却してから帰ろうとしたところに、同じく下着の被害に遭ったらしい烈人とばったり会い、彼も同じくノーパンなことに僅かにまた興奮する。
そこで彼はちょうどいい機会だと思い、人目のないところに誘って、先日の買い物に誘って待ち合わせ場所に来なかったのは、キューピッド役的なつもりなのかと遠まわしに訊ね、彼女の含みのある笑いで気持ちがバレていることが分かった。
ただ、カップルになってもし雲母に飽きたら、相手してあげると彼女は言った。
すぐ冗談だと笑って言うが、彼女自身も自分で何でそんなことを言ったのか分からなかった。
変な空気を引きずらないように彼女は帰ろうと言って立ち上がった瞬間、彼の目に飛び込んだのはノーパンの彼女のスカートの中だった。
お互い「あ」と声が被った直後に彼女は足を踏み外してしまい、生の股間が彼の目の前に滑り落ちてお互いにエネルギーを放出して全裸に。
直後に彼の顔に降りかかったのが、飲みかけのジュースなのか体液だったのかははっきりしなかった。
そして、彼女の顔にもすぐ液体が飛び散ってきた。
感想
ド級編隊エグゼロス10話と11話でした。
雲母のツンデレは間違いないですし、普段ガサツな百花の女の顔も間違いないですし、そこにダークサイドっぽい新キャラが絡んできそうなので、さらに色んな正解が増えそうで楽しみです。
これは3巻に収録予定なので、修正版を楽しみに待ちたいと思います。
https://kuroneko0920.com/archives/37904