DUGA
著者名:もんでんあきこ 引用元:グランドジャンププレミアム2018年1号

エロスの種子6話ネタバレ感想

エロスの種子のネタバレと感想とあらすじと画像、漫画を無料で読める方法を紹介。

 

時代を超え、人を流れ、美しい女たちに根付いていったエロスの種子。

時には我が娘、天涯孤独になった女、魔性の成長した少女、儚きストリッパー・・・

「エロスの種子」ネタバレ無料1巻感想。エロすぎる女たちとまぐわう男たち

 

6話

八代光彦

ラブドール技師。

人形だけを愛し続けた男の前に、なぜか生身の女性が裸で立っていた。

 

 

その女、麻生遥と出会ったのは約一ヶ月前、工房兼住居にしている八代の家の前で彼の帰りを待っていた彼女が、いきなり自分とそっくりなラブドールを作って欲しいと言ってきたのだった。

エロスの種子(2)

 

 

発注を受けている親会社とやり取りしてくれと言い返したが、その親会社からこの住所を聞いてきたのだという。

 

 

八代は遥の願いをすげなく断り、すぐに親会社の社長に個人情報を漏らした事に文句を言ったが、珍しいドールのファンを手放すなと悪びれもせず返されただけだった。

 

八代はアダルトグッズのうち、ラブドールに力を入れている会社の雇われ技師で、いくつかのシリーズがある中、天使シリーズと呼ばれる浮世離れしたタイプのドールを作っていた。

 

 

暗くなってきても遥は工房の前で立っているので、この寒空に放って置くわけにもいかず、八代は根負けして彼女を中に招き入れた。

 

温かいココアで顔に熱を取り戻した彼女に訊くと、興味本位で入ったショールームで天使シリーズを見て一目惚れし、大好きな自分のドールを作って愛し合いたくなったという。

エロスの種子(2)

 

 

全身全裸で樹脂を塗るんだと言っても平気だという彼女の依頼を、彼もまた興味本位で受けた。

 

帰り際、彼女は連絡先が書いている名刺を渡してきたが、その手は震えていた

 

会社に発注をかけて骨格ができて、型を取れるようになるまで一ヶ月かかるというと、少し躊躇いを見せたものの依頼を引き下げる事はなかった。

 

 

やがて一ヶ月が経ち、工房の中で彼女は一糸まとわぬ姿を見せた。

確かに顔も身体も美しく、白く滑らかな肌に均整の取れたスタイルなら自分を好きだと思えるのも納得がいった。

エロスの種子(2)

 

 

忠実に再現するための写真を撮り始めると、緊張を解すために彼女は八代について訊いてきた。

 

この工房に女の影が一切見当たらず、寂しくないのかと訊くと、彼は生身の女は嘘を吐くから嫌いだと答え、遥からも嘘を感じると言った。

すると彼女は、ショールームでドールに一目惚れした以上に、ドールをとても繊細に扱う彼を見て、そんな彼に自分のドールを作ってもらいたくなったと打ち明けた。

 

そこに嘘はないと思った彼は素直に謝ってから、彼女の腕から樹脂を塗り始めた。

その冷たさに彼女はビクッと反応したが、腕を終えると順番に胸にも満遍なく塗って順調に作業を進めていった。

エロスの種子(2)

 

ただ顔だけは型を取らず、生きたような表情にするため彼が一から作る事にした。

 

 

型取りは終わったが、寒さで身体が強張った彼女は自力で服が着れなくなっていた

彼はバスタオルを巻いただけの彼女に毛布をかけ、その上からギュッと抱きしめた。

 

彼女は嫌がることもなく、人の温もりに安心した笑顔を零した。

しかし彼も男で、抱きしめているうちに股間が大きくなり、彼女もそれを指摘した。

 

 

すると彼は、初体験が女性から無理矢理された過去を打ち明け、強姦のような初めてでも股間だけは正直に硬くなっていた自分が許せず、女が嫌いなのではなく自分が嫌いなのだと言った。

 

彼女は悪くないと言ってくれるが、彼はただ性欲に支配されてどうしようもなくなる時があるから、ラブドールのようなものの需要があるんだろうと答えた。

 

 

ドールの骨格の股間に空いている穴をどうするかは彼女の自由だった。

だから彼女は、自分の形を忠実に作って欲しいと頼んだ。

 

そして足を広げてそこの写真も撮ったが、しとどに濡れてしまっていて型取りができそうになかった。

エロスの種子(2)

 

 

すると彼女は型取りではなく記憶で作って欲しいと誘ってきた。

 

男も女も性欲に支配される時があるのは変わらない。

 

彼は硬くなったままの性欲に従い、まず指を入れてさらに解して形を指に刷り込んでから、怒張してどうしよもない男根を突き入れてそこにも記憶させた。

 

 

事が終わると彼女はゆっくりと服を着始めた。

明日から長期の出張に出るという彼女は、仕事が終わったら真っ先にここに来るといい、優しい笑みを残して帰っていった。

エロスの種子(2)

 

 

彼は記憶が薄れないうちにすぐに作業を開始し、やがてさらに一ヶ月が経つ頃になって完成し、彼女が来るのを待ちわびた。

 

しかし、彼女と瓜二つの顔が完成した直後に届けられた手紙に驚かざるを得なかった。

それは遥からの手紙だった。

 

ALSという難病にかかっていること。

もう自力で文字が書けないほど筋肉が弱っていること。

出張は嘘で、ラブドールと彼に一目惚れして、会う口実に製作を依頼したこと。

ただ自分を覚えていてもらいたかったこと。

 

この手紙は死んだら母に送るよう頼んでいたものだと書いていたが、彼はタクシーに飛び乗った。

そして…

 

 

感想

エロスの種子6話でした。

ただお色気を押し通すだけじゃなく、短編小説のように趣のある内容でしたね。

ラブドールは女日照りの寂しい男だけの物ってイメージでしたが、少し変わらないこともない可能性もなきにしもあらず程度に変わったかも知れません。

エロスの種子を読むならこちら

ライブチャットで恋愛体験!?