
レトルトパウチ4巻
ネタバレ感想
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新たな処女四天王の喜多嶋ふみかと出会い、一悶着あった幸流と天我。
恵麻はどんどん天我への思いを認識し、気持ちを抑え込むのに必死になっていた。
そしてめばえは、相変わらずヤリまくっていた。
21話
夏休みに入り、宿題のために久しぶりに集合した処女の二人と天我。
先に待ち合わせ場所で恵麻に会った幸流は、いつの間にやら彼に携帯を渡して連絡を取り合っていたらしいのを知り、危機感と嫉妬を抱くが、その場で3人のチャットルームに招待されたのですぐに機嫌が良くなった。
しかし誘うのを忘れていたと恵麻は言うが、少しでも彼と二人だけの繋がりが欲しくてそうごまかしただけだった。
処女&童貞に出された夏休みの特別宿題は、なんのことはない読書感想文だったので、取り合えず図書館へ行き指定の本を手に取ると、それは文章を読み上げてくれるサウンドノベルだった。
当然官能小説ばりのエロ小説なのは想定済みだった。
しかし、読み上げている音声が、どう聞いても幸流の声だったのだ。
自分の声で喘ぎ声やいやらしい文章を聞かされ羞恥に身悶える幸流。
それはそれとして、前の席で顔を赤らめている天我は、一体どっちの声を聞かされているのかが気になって仕方ない幸流だった。
22話
次の宿題はプールに行けと指示されていた。
彼と一緒にプールに行けるならこんな嬉しいことはない幸流だったが、如何せん、最近甘い物を食べすぎでムッチリしてきている。
でも、胸のサイズも比例して大きくなっていたから、今度は彼の好みのサイズが気になって仕方なかった。
そして後日、赴いたプールは分かる人には分かる例のプールだったが、さすが処女&童貞はそこがどういう目的で使われることが多いか知らずに平常のテンションだった。
ここでの課題はグラビア撮影。
もちろんカメラマンは天我でモデルは幸流と恵麻だ。
スタイルのいい恵麻は黒の水着で大人っぽく、ムッチリ度合いが増した幸流はサイズがギリギリの食い込みやすい一着で登場。
本当のグラビアらしく胸を寄せたり股を開いたりと、体を張って課題をこなした二人の体力が削られた後、次は白のスク水に着替えて水と戯れているショットを撮ることになった。
露出が少なくなって助かったと思う二人だったが、すぐに先生の罠に気づいた。
それはこのプールにバッチリな、濡れたら透けるエロ水着だったのだ。
23話
まさか透けているなんて気づきもしない彼にポーズを催促されるが、最早正面を向くことさえできるはずもない。
すると恵麻が咄嗟に機転を利かせ、二人で抱きしめ合って前を隠し、イチャついているポーズという形を取った。
ナイスアイデアではあったが、それはそれで乳首が擦れ合い、特に敏感な幸流は興奮著しかった。
水の中の撮影は早々に切り上げられ、次はスチール撮影から動画に変わってオイルマッサージシーンを撮ることになった。
天我は平気な様子で幸流の足から尻にかけて揉みあげてくる。
そして気づいているのかどうか、水着の隙間を軽く突っ込んで割れ目目前の生尻を触ってくるものだから、幸流は辛抱堪らずに腰が浮いてしまい、透けた前面部分を見られそうになってしまう。
そうこうしているうちに恵麻の水着は乾いていたので堂々と前を向いたが、恵麻には妙に恥じらいを見せる天我は背中を向けさせた。
しかしオイルを零してぶっかけてしまい、全身ヌルヌルの状態で揉み始めた。
そして、彼の手が胸に触れそうで触れないギリギリとヌルヌルで、恵麻はスイッチが入りそうになっていた。
24話
そのまま前に来てもいいと言われた彼は、乳房さえ避ければ問題ないと考え、谷間に手を滑り込ませた。
かなりの締め付けだったのでオイルを足すと、スムーズに腕の上下動を繰り返してリンパを流せていると確信。
そして恵麻は、とんでもなくもどかしくもジンジンくる快感に乳首が完全に勃起状態になっていて、最後までしてもらわなければ治まりがつかなくなってしまった。
だから、振り向いて彼を見つめて手を取り、自分の硬くなった先っちょに触れさせようとした。
だが、課題はそこで終了を告げられた。
初めて完全に照れた彼の顔を見た幸流は嫉妬と悲しみに包まれながら家路を辿り、天我は彩葉以外の女に興奮したことで罪悪感に襲われ、恵麻は幸流の恋を応援できなったことでグループチャットを退会した。
25話
恵麻がグループを退会したことでさらに塞ぎこんでいた幸流のところに、当の恵麻から電話がかかってきた。
明日彼に告白する。
恋を応援しようと思ったのは本心だったけど、もう抑えきれなくなった。
友達でいたかったから、こうして正直に打ち明けたという恵麻。
幸流は自分も友達でいたかったと涙ながらに訴え、告白に対しては何も言わずに電話を切った。
そして恵麻は宣言通りに、あえて電車の路線の高架下に彼を呼び出した。
走行音で声を聞こえなくするのは恥ずかしくて仕方ないからか、思いの丈をぶつける言葉は彼に届かない。
それでも、「好き」という時だけ、静寂に包まれたように彼にはっきり届いた。
彼は告白されて嬉しかった。
受け入れても良いとさえ一瞬思った。
でも、彩葉への思いがあるから断ったのだった。
26話
天我が恵麻を選ぶわけがないと信じながらも、不安には違いなかった告白日翌日の幸流。
しつこいインターホンに仕方なく布団を抜け出して出てみると、先生から住所を聞いてきたらしい同じ四天王の一人の喜多嶋ふみかだった。
さっそくビッチーズから抜けたふみかは、処女だとバレたときに幸流たちに酷いことを言ったことを素直に謝り、心でする恋愛がどんなものか知りたいのだという。
それもこれも天我と幸流がプラトニックに付き合っているからだと思っているので訪ねてきたわけだが、それは勘違いで幸流の片思いらしいのも察し、告白の先を越されて凹んでいる幸流を泣かせてしまう。
恵麻も天我狙いで、しかも天我には心に決めた人がいるのも聞かされたふみかは、幸流の辛さに共感しつつ、それは置いといて、彼とのエッチには興味あるでしょ?と迫り、本音を引き出すことに成功。
ふみか、サッチーと呼び合うことを強引に取り決め、彼を好きになった思い出話を振った。
27話
幸流が天我を好きになったのは、まだお互いあどけない少年少女の頃だった。
お菓子大会社の令嬢らしく、お菓子を作るのが好きだった幸流は友達に振舞うことが多かった。その中で誰ともつるもうとしない孤高の天我にいつしか興味を抱き始め、他の子とは違って躊躇いなく「幸流」と呼び捨てにしてくるところに、最初のドキドキを感じた。
そんなこんなで仲良くなっていったある日、幸流の友達が飼っている小鳥が逃げ出す事件が起き、幸流は真っ先に彼を頼って一緒に探したのだった。
懐かしい恋バナを幸流が話していた頃、バイト終わりの天我はめばえに誘われてカラオケボックスにいた。
しかもそこはジャグジー付のエッチ推奨ボックスだった。
逆ナンが失敗してむしゃくしゃしていためばえは容赦なく彼をジャグジーに突き落とし、童貞のくせに両思いだと言い張る彼の童貞を今度こそ奪おうと迫っていた。
28話
自分を拒む男は許さないめばえは、一途を気取っている彼をその気にさせようと覆い被さった。
その時、何度ヤっても感じられたあの家庭教師の先生の顔が思い浮かんだが、それをかき消すようにキスをぶちかまして舌を貪り吸った。
するとついに、彼はフル勃起してしまうのだった。
お湯の中で感じ合う体温にボーっとしてきた彼は、ズボンを下ろそうとする手を拒めなかった。
そしてどれだけ彩葉を思っても体が反応した事実に打ちひしがれたその時、なぜか幸流の顔が思い浮かんだ。
幸流がどうして彼を好きになったのか思い出話がクライマックスを迎え、女子二人が愛しさと切なさに包まれていた頃、彼の股間の前にめばえの顔があった。
29話
話は変わり、始まるリカが主役のエピソード。
めばえと出会う前から色んな男と会っては一度きりのエッチをしまくっていたリカは、やはり初めてヤル男とじゃないと興奮しない自分の性質が、ゼノフィリアだとかいうものにカテゴライズされているのを調べたが、だからなんだという感じだった。
かつて大好きだと思っていた人としても、エッチするドキドキは最初の一回で消滅してしまった。
そんな人間と共感できる相手なんていないと思った矢先、出会ったのがヤリマンで同じように初めての男でしか興奮しないめばえだった。
その後、当たり前のように4Pするようになり、AV男優並にやたらうまい男と当たってめばえがよがりまくっているのを見て、改めてめばえのよがっている姿が好きなんだと感じた。
そして興奮マックスのめばえにキスされた瞬間から、新しい気持ちが芽生えたのだった。
30話
そんなこんなでふみかと仲良くなった幸流は、彼女の家に夏休みの宿題をしに来ていた。
ふみかが世の男を虜にしたがっているのは、キャバ嬢をして客に貢がせまくって学費を出してくれている姉の影響があるのだと分かったが、姉は別に妹に金を返してもらうつもりもなく自由に生きて欲しいと願っていた。
妹思いの姉の本音を知ったのはいいが、ふみか自身が、元々モテたい願望しか人生の目標がなかった。
遅れてバイト終わりの彼がふみかの家のチャイムを押すと、出迎えてくれたのはメイド服を来て胸の谷間をチラ見せしてくれている女性陣3人だった。
幸流は喜多嶋姉妹の童貞おもてなしのノリに巻き込まれた形だったが、幸流とふみかが急に仲良くなって二人だけの話題で盛り上がっていることに彼が嫉妬している様子を見せるので、幸流は思わぬ反応に嬉しくなった。
31話
何らかの企みを思いついたふみかは、早々に勉強の手を止め、彼にしなだれかかりながらメイドのご奉仕精神で肩揉みをしようとしたが、幸流に咎められたので、今はメイドだからご奉仕が仕事だとスカートを捲って絶妙なパンチラを見せた。
そこに昼間から飲んだくれて酔っ払った喜多嶋姉も乱入してきてぐちゃぐちゃになりそうになるが、プラトニックコンビは誘惑に負けずに姉妹を諌めて勉強モードに引き戻した。
喜多嶋姉は二人が似ていると言うが、幸流は別に処女を守りたい訳じゃなく、彼に処女を捧げたいから守っているだけに過ぎなかった。
少しずつ恵麻やふみかのような、彼にとっての特別な存在が増え始めたのには、本当は歓迎なんてしていなかった。
彼の特別は自分一人だけがいいという独占欲に駆られたみちるは、ちゃんと宿題を済ませてから、ふみかのマネをしてスカートを捲り、彼へのご奉仕タイムを始めたのだった。
感想
レトルトパウチ4巻でした。
面白度☆7 エロ度☆8
水着の隙間から指を軽く滑り込ませるのは、かなりそそるシーンでした。
おまけに透け水着ですから、幸流に対しての鉄の理性は異常レベルですね。
どこにゴールがあるのか分かりませんが、ついに天我が大きくしてしまったので、めばえの介入が大きな波乱を巻き起こしそうです。