
殺戮モルフ4巻
ネタバレ感想
殺戮モルフのエログロ画像、ネタバレ、漫画最新話と最終回、最終話、最新刊、感想、あらすじ、結末、無料で読む方法を紹介。
塞ぎ込むまどかのため、富士山麓に家族旅行に出かけ、樹海の中のホテルを取った両親。
しかしそこにもMが現れ、楽しみたいだけの狂信者がロリBBAだった典子により集められ、M祭りに巻き込まれてしまう。
両親を殺されたまどかは、稀代の殺人鬼であるMと、その虜になった典子の魔の手から逃れられるのか…
殺戮モルフ4巻
Mに惨殺されていく参加者たち。
後ろ手に縛られながら地獄絵図が作られていくのを眺めたまどかは、いい気味だと思った。
世界や社会に不平不満を持ちながら自分では何もせず、いざMが考えていたものと違えばまた文句を垂れるだけの連中に怒りさえ湧いたまどかが彼らを睨みつけると、彼女の背中から滲み出るようにMが生まれ出た。

著者名:小池ノクト 引用元:殺戮モルフ4巻
その瞬間を見た典子は嫉妬を爆発させ、両手に鉈を握りしめて襲いかかった。
後ろ手に縛られたままのまどかは奇跡的に数回躱せたが追い詰められ、顔面に鉈が振り下ろされた。
その時、Mが受け止めまどかを助けたのだった。

著者名:小池ノクト 引用元:殺戮モルフ4巻
まどかを殺していいのは自分だけで、私のモノだと言葉にしたM。
まどかは助けてもらえたとしても嫌悪感しか感じず睨みつけた。
蚊帳の外にされた典子はキモいと罵りながらも同じモルフである自分が選ばれないことにまた嫉妬を爆発させ、3人に分裂してまた襲いかかった。
すると、Mがまたまどかを助けたのだった。
仲良しなのを見せつけられているようにしか思えない典子はついに涙を零しながら鉈を振り回し、テレビで初めて観た時から同じだと気づき、池袋事件の被害者を装い、セラピーに侵入して現れるのを待ち構えたんだと暴露し始めた。
なのに、Mの興味はまどかにだけ向けられた。

著者名:小池ノクト 引用元:殺戮モルフ4巻
その悔しさに子供じみて顔を歪ませた直後、典子は蹴りを顔面にぶち込まれて吹き飛んだ。
感覚がリンクした3人とも痛みと嫉妬で一斉に号泣し始めたのを見たまどかは、自分への嫉妬と憎しみがこのホテルでの惨劇を起こしたことを理解した。
そして、そんな下らない理由で殺された両親の生首を見て憎しみがこみ上げた。

著者名:小池ノクト 引用元:殺戮モルフ4巻
直後、Mはまどかの拘束を解いて鉈を差し出し、典子を殺せと促した。
思わず鉈を受け取ってしまったまどかは、両親の敵を討てるまさかの絶好のチャンスを提供され、泣き叫ぶアラサー女を睨みつけた。
そして振り返り、Mの肩に鉈を振り下ろした。

著者名:小池ノクト 引用元:殺戮モルフ4巻
典子は確かに両親の敵だが、Mが典子の嫉妬を煽って仕向けたことをまどかは見抜いていた。