
ド級編隊エグゼロス16話
ネタバレ感想
ド級編隊エグゼロスの漫画最新話、最新刊ネタバレと感想、あらすじ、画像、結末、漫画を無料で読める方法を紹介。
東京支部の二人とかち合った烈人たち。
叢雨紫子は強気にエロス対決を仕掛けてきたが、チャチャに噛まれたことによりビーストモードに覚醒。
素晴らしいテクニックにより、二人をあっという間に骨抜きにしたのだった。
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16話
激しい戦いを終えたエグゼロスヒーローたち。
恙無く日常を再開し始めていた、ある日の体育の後のお着替えの時間。
雲母が着替えるのにモタモタ遅れていて、友達に置いてけぼりにされていたのだが、それは着替えることにさえイマイチ集中できなかったからだった。
一番上までキッチリボタンを留めれば、そんなんじゃ男は見てくれないなんていちいち口を挟んでくるうっとうしい幻覚。
それに心乱されていたのだが、なかなか誰かに相談するのも憚られた。
なぜなら幻覚は、アイアンメイデンになる前の自分だったのだから。
夢の中だけに留まらず現実にも姿を現した、黒歴史時代の黒雲母。
ちゃんと会話もできる幻覚を黒雲母と名付けたのには、黒歴史という意味があったが、フリルのついた妙にエロチックな黒スク水を着ていたからでもあった。
ご丁寧にランドセルまで背負い、性に積極的だった頃の雲母を具現化した黒雲母は、小ぶりな尻を見せつけながらこんな格好をしているのは、雲母自身の深層心理がさせているものだから、本当は今でもエロいことに興味津々なんだろうと微笑んでくる。
雲母以外には見えない黒雲母はどこまでもしつこくついてくるので、また話しかけられたと思って声を荒げると、それはタイミング悪く烈人だった。
理不尽に怒声を浴びせられた彼は当然凹むが、本当のことは説明しにくい。
するとまた黒雲母が出しゃばって雲母の背中を押し、彼の胸に飛び込ませることで仲直りしやすいように甘い空気を作り出した。
お互いドキドキしながらも、最近雲母の様子がおかしかったからそこまで彼は慌てない。
もっと雲母に積極的にくっついて欲しかった黒雲母は不満を感じ、彼の肩に乗って細い足でぴったり絡みついた。
黒雲母は幻覚なので、雲母にしか見えなくても触ることはできず意思もない。
雲母が作り出した黒雲母が何かに触ることもできないので、さっき押されたと感じたのも雲母が勝手に彼の胸に飛び込んだだけだった。
だから、今まで彼との間に起きたエロハプニングも、無意識に雲母から仕掛けていた可能性があったのだった。
雲母がおかしくなっているのに戸惑いを感じながら帰ろうとしていた烈人は、校門前で男子がざわざわしているのを発見。
どうやら他校のヤンキー美少女が誰かを待っているらしく、待ち合わせの相手が誰なのか見極めようとしているようだ。
彼も取り合えずどんな奴か覗いて見ると、それは大胆にも股をおっぴろげて座り込んでいた紫子で、用があるのは当然烈人だった。
有無を言わさず連れて行かれた彼。
埼玉の高校の制服を片っ端から検索して学校を割り出した根気強さを持つ彼女はチャチャを狙って来た訳じゃなく、もじもじしながらこの前蹴ったことを謝ってくれた。
それと、その時の勝負で負けた条件として、彼女の雲母は街で見かけただけだと白状したが、彼も雲母は彼女じゃないと白状。
ライバル消失に俄然元気になった彼女は彼を励ましつつ、さっそく片足を上げて短いスカートチラリの色仕掛けでエネルギーを溜めさせようとしてあげる。
でも、彼は普段から想像で頑張っていた。
そんな涙ぐましい方法でエネルギーを溜めていると知った彼女は、セフレならぬエフレでエネルギーを溜め合う友達になろうといやらしくにじり寄った。
強引に連絡先を登録し、幸先よく彼との繋がりを得ることに成功した彼女は満足し、あくまで恋心は悟らせないように振舞いながら、最後にはスカートを翻してパンツを見せ、ほくほくとしたまま嵐の如く去っていった。
別れた直後にさっそくメッセージが届いたが、文面では意外と礼儀正しい女の子だった。
それから二人はちょこちょこやり取りするようになり、彼女の人となりやエグゼロスになった経緯を知って、強引でただのエロい女の子じゃないと理解していった。
だが、下着姿を写真を恥ずかしげもなく送ってくることには驚く。
黒の紐パン下着姿を撮って送ったばかりの紫子は、これで彼が興奮してエネルギーを溜められたのか不安を感じていた。
可愛く撮れたとしても、あんな凄いテクニックを持っているし、このくらいじゃ大して感じていないかもしれない。
そんな不安がこみ上げ、思い切って下着さえも脱いで全裸になった。
そして片手で乳首と股間を隠した鏡越しのエロ写真をお試しで撮ってみた。
もちろん送るつもりのない冗談。
しかし、そんなハレンチな格好をしているところに母親にご飯だと呼ばれて驚いてスマホを落としてしまった。
それだけなら良かったが、拾った時に画面をタップし、そのエロ写真付きでメッセージを送ってしまったのだ。
しかも、直後に既読がついた。
恥ずかしさに襲われベッドの上でじたばたしていると、返信もすぐに返ってきたので、恐る恐る画面を見てみる。
すると、どうみても紫子の裸エロ写真なのにスパムだと言って、注意しているだけだった。
それがなぜか、彼女はムカつくのだった。
翌朝、紫子は彼を待ち伏せし、また校門前で声をかけた。
昨夜のエロ写真もそうだし、初対面のときに色々見合った相手だから今日は何の用だろうかと彼は身構えたが、彼女は同じエグゼロスとして励まし、お手製のお弁当を届けに来てくれただけだった。
しかし、密かに彼との関係をどうにかしようと機会を窺っていた雲母はショックを受け、勧誘はお断りだと割り込んだ。
正反対に積極的な紫子は、彼女でもエフレでもないなら口出し無用だと言い返し、もう特別な関係であるかのように仄めかした。
しかもお弁当は、手が込んでいてとてもおいしかった。
内心危機感を覚え始めた雲母と、煽る黒雲母。
お弁当の作り方の本を読んで対抗しようとする雲母に、同居しているアドバンテージを最大限に利用して襲えばいいと囁く黒雲母。
深層心理の自分が言う言葉に、雲母はさっそくいやらしく彼を責めている妄想を膨らませた。
そんなことできるわけないと言い返しても、黒雲母は積極的に危機感を募らせ、同じ家に住んでて自分を食わせない理由がないし、このままじゃ紫子に取られると突きつける。
そこまで言われてようやく雲母は、彼の入浴中に間違ってお風呂に入っちゃった作戦を決行することに決めたのだった。
そして彼の反応に少し期待しながら、下手な芝居で風呂場に踏み込むと、またエッチな自分がお色気サービスを仕掛けてくる。
慌ててしゃがんで隠しても、気になるのは彼の反応。
しかし、彼はチャチャとイチャイチャしていて全く見ていなかった。
だが、雲母に気づいた瞬間に、チャチャは彼の肩をハムっと噛んでしまった。
一瞬でビーストモードになった彼は自我を失ってエネルギーを貪ることで頭がいっぱいになり、雲母を押し倒して首筋からペロペロ舐め始め、たわわな巨乳の先っぽをキュッと摘んだ。
ビーストモードを知らない雲母は彼が興奮してくれたことよりも、急に様変わりしたのに戸惑い、こんな風に手篭めにされたくなくて、高まったエネルギーをそのままぶつけて殴り倒したのだった。
ただ、表面上は怒っていても黒雲母はドキドキが止まらなかった。
そして、チャチャの説明により、ビーストモードという彼自身にはどうにもならない肉食系に変わってしまうことと、紫子の恋心に気づいていない彼の説明で、彼女からはエネルギーを高め合う相手として見られていると雲母は教えられた。
一先ず危険なビーストモードは禁止だと言い含めたが、黒雲母はまた煽る一言を挟んでくる。
それをごまかすように立ち上がろうとしたその時、彼にノーパンのバックショットを鏡越しに見せて今度こそ正攻法で興奮させてしまうのだった。
黒雲母が出てくるようになってから、どうもうまくいかずに心乱される日々の雲母。
あの日のあの公園で、彼へのエッチな気持ちは閉じ込めたはずだと思っていたが、深層心理の黒雲母はあの約束を果たすために現れたものだった。
それは、彼と結ばれることだった。
感想
ド級編隊エグゼロス16話でした。
紫子もいじらしくてなかなか可愛いですが、もう一人のマスクちゃんにもフューチャーして欲しいですし、先生キャラか年上キャラなんかも入れた、別のアクセントも期待しています。
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