著者名:SAVAN 引用元:ウルトラジャンプ2018年7号

終末のハーレムファンタジア2話
ネタバレ感想

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一家次期当主になるアルク。

貴族らしからぬ弱気な性格をしている彼は、剣技にも身が入らず、従弟にバカにされる有様。

唯一の癒しは、想い合っているアウレリアだけだった。

しかし、アウレリアが帝国に嫁に出されると知り、勢いに任せて駆け落ちするのだった。

 

2話

満月が綺麗に出ていた。

 

 

アウレリアを連れ出したアルクは、月の明かりが微かに届く森の中をひた走っていた

 

二人とも息が切れ、汗を流していたが、それでも既に何かに追われているように必死に走っていた。

 

しかしアウレリアは小石に躓いてしまい、豪快にこけ、膝を擦りむいて血を流してしまった

著者名:SAVAN 引用元:ウルトラジャンプ2018年7号

 

 

大丈夫?と訊かれれば、大丈夫と言うしかない。

 

アルクは懐からハンカチを出して血を拭い、軽く手当てをしてからすぐに腕を掴み、立たせようとした。

 

しかしアウレリアは立つのを拒み、この後先を考えない逃避行に苦笑いを零し、困ったように諭す笑顔でもうやめようと答えた。

著者名:SAVAN 引用元:ウルトラジャンプ2018年7号

 

 

盛り上がっている彼と違い、好きな気持ちに偽りはないが身の程を彼女は弁えていたのだ。

 

 

彼は意地になって言い返すが、そもそも自分たちは大した力のない子供だと彼女に事実を突きつけられる。

著者名:SAVAN 引用元:ウルトラジャンプ2018年7号

 

 

夢見がちな彼は少しのお金を携え、適当に偽名を名乗り、どこかの町で職を得るのもいいだろうと未来への展望を語る。

 

そうだ冒険者になって世界を旅しようなんてことまで言い出し、その場の思いつきの行き当たりばったりでしかないことを完全に露呈してしまった。

 

 

彼女が乗り気でなく、駆け落ちに幸せな未来がないと思っていると知ったアルクは声を張り上げ、皇太子との婚約を持ち出し、感情に訴えかけようとする。

 

もちろん彼女は即座に否定するが、やはり勢い任せの駆け落ちを思うと、現実的な判断をせざるを得なかったのだ。

著者名:SAVAN 引用元:ウルトラジャンプ2018年7号

 

 

権力がある家に生まれただけの、まだ世間も知らず、庇護されているだけの子供。

 

それを改めて好きな人から突きつけられた彼は言葉もなく、彼女の涙をもらって自分も嗚咽を漏らし始めた。

 

 

それで逆にアウレリアは冷静さを取り戻し、涙を拭った。

 

いつも腕につけているバングルを外し、そして彼の左腕につけ直しながら「お守りだよ」と涙声で伝え、これで駆け落ちはお終いなのを知らせる別れの一言をかけた。

著者名:SAVAN 引用元:ウルトラジャンプ2018年7号

 

 

 

直後、いけ好かない眼鏡騎士のナイルが馬を駆って現れた。

 

 

ナイルは馬上からアルクを忌々しく見下ろし、子供じみた後先考えない行動をしたことを分かっているのかと、一応敬意を払っている風な言葉遣いで詰る。

 

アルクは甘んじて遠まわしな嫌味を認めつつ、筆頭騎士の地位に固執しているうだつの上がらない奴には分からない大事なことを分かっているのだときっちり言い返した。

 

当然イラついたナイルは馬から下りて剣を抜き、バカをした次期当主への合法的お仕置きをしてやると宣言。

著者名:SAVAN 引用元:ウルトラジャンプ2018年7号

 

 

この時ばかりはナイルも勇ましく剣を抜き、自分から仕掛けていった。

 

 

左足を踏み込み、右薙ぎに剣を振りぬいた。

 

しかし、かすりもせずに躱されてしまう

著者名:SAVAN 引用元:ウルトラジャンプ2018年7号

 

 

そして勢い余った右足を剣に引っ掛けられ、無様に転がされた。

 

この数秒の攻防で力の差が歴然なのは明らかになった。

 

 

ナイルは騎士として仕えるアウレリアを大切に思う故か、単にアルクをウザく思っているだけなのか、お嬢様を欲するに値しない実力だとこき下ろした。

 

しかしアルクは諦めない。

 

実力で敵わないなら卑怯な手もござれだと、転がされたついでに砂を掴んで顔面に投げつけ、視界を奪ってから斬りかかった

 

だがその一撃もあっさり躱され、今度は柄頭で後頭部に容赦ない一打を食らわされてしまうのだった。

著者名:SAVAN 引用元:ウルトラジャンプ2018年7号