著者名:SAVAN 引用元:ウルトラジャンプ2018年7号

終末のハーレムファンタジア2話
ネタバレ感想

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一家次期当主になるアルク。

貴族らしからぬ弱気な性格をしている彼は、剣技にも身が入らず、従弟にバカにされる有様。

唯一の癒しは、想い合っているアウレリアだけだった。

しかし、アウレリアが帝国に嫁に出されると知り、勢いに任せて駆け落ちするのだった。

 

2話

満月が綺麗に出ていた。

 

 

アウレリアを連れ出したアルクは、月の明かりが微かに届く森の中をひた走っていた

 

二人とも息が切れ、汗を流していたが、それでも既に何かに追われているように必死に走っていた。

 

しかしアウレリアは小石に躓いてしまい、豪快にこけ、膝を擦りむいて血を流してしまった

 

 

大丈夫?と訊かれれば、大丈夫と言うしかない。

 

アルクは懐からハンカチを出して血を拭い、軽く手当てをしてからすぐに腕を掴み、立たせようとした。

 

しかしアウレリアは立つのを拒み、この後先を考えない逃避行に苦笑いを零し、困ったように諭す笑顔でもうやめようと答えた。

 

 

盛り上がっている彼と違い、好きな気持ちに偽りはないが身の程を彼女は弁えていたのだ。

 

 

彼は意地になって言い返すが、そもそも自分たちは大した力のない子供だと彼女に事実を突きつけられる。

 

 

夢見がちな彼は少しのお金を携え、適当に偽名を名乗り、どこかの町で職を得るのもいいだろうと未来への展望を語る。

 

そうだ冒険者になって世界を旅しようなんてことまで言い出し、その場の思いつきの行き当たりばったりでしかないことを完全に露呈してしまった。

 

 

彼女が乗り気でなく、駆け落ちに幸せな未来がないと思っていると知ったアルクは声を張り上げ、皇太子との婚約を持ち出し、感情に訴えかけようとする。

 

もちろん彼女は即座に否定するが、やはり勢い任せの駆け落ちを思うと、現実的な判断をせざるを得なかったのだ。

 

 

権力がある家に生まれただけの、まだ世間も知らず、庇護されているだけの子供。

 

それを改めて好きな人から突きつけられた彼は言葉もなく、彼女の涙をもらって自分も嗚咽を漏らし始めた。

 

 

それで逆にアウレリアは冷静さを取り戻し、涙を拭った。

 

いつも腕につけているバングルを外し、そして彼の左腕につけ直しながら「お守りだよ」と涙声で伝え、これで駆け落ちはお終いなのを知らせる別れの一言をかけた。

 

 

 

直後、いけ好かない眼鏡騎士のナイルが馬を駆って現れた。

 

 

ナイルは馬上からアルクを忌々しく見下ろし、子供じみた後先考えない行動をしたことを分かっているのかと、一応敬意を払っている風な言葉遣いで詰る。

 

アルクは甘んじて遠まわしな嫌味を認めつつ、筆頭騎士の地位に固執しているうだつの上がらない奴には分からない大事なことを分かっているのだときっちり言い返した。

 

当然イラついたナイルは馬から下りて剣を抜き、バカをした次期当主への合法的お仕置きをしてやると宣言。

 

 

この時ばかりはナイルも勇ましく剣を抜き、自分から仕掛けていった。

 

 

左足を踏み込み、右薙ぎに剣を振りぬいた。

 

しかし、かすりもせずに躱されてしまう

 

 

そして勢い余った右足を剣に引っ掛けられ、無様に転がされた。

 

この数秒の攻防で力の差が歴然なのは明らかになった。

 

 

ナイルは騎士として仕えるアウレリアを大切に思う故か、単にアルクをウザく思っているだけなのか、お嬢様を欲するに値しない実力だとこき下ろした。

 

しかしアルクは諦めない。

 

実力で敵わないなら卑怯な手もござれだと、転がされたついでに砂を掴んで顔面に投げつけ、視界を奪ってから斬りかかった

 

だがその一撃もあっさり躱され、今度は柄頭で後頭部に容赦ない一打を食らわされてしまうのだった。

 

 

脳が揺れ、今度こそ立ち上がれなくなった。

 

 

またしても無様に地面に這い蹲り、意識が遠のいてゆく。

 

涙混じりに名前を叫んでくれるアウレリアの声だけが鮮明に聞こえてくるが、それも次第に遠のいてゆく。

 

どうにか力を振り絞って顔を上げると、号泣しながら遠くに連れて行かれる彼女の顔が見えた。

 

 

彼女が伸ばす手を取ろうにも、まともに腕が上がらず、忌々しいナイルに背中を押され行く彼女は、ついに闇の中に消えていってしまうのだった。

 

 

 

翌日、アウレリアは帝都に向かう馬車に乗せられていた。

 

おめかしして綺麗な服を着ても、隣に座るのが迫力がいつまでも衰えない祖父のアルゲスだし、好きでもない男の元に嫁がされに行くのだから、テンションが上がるはずもなく、素直に返事をしてもアルクを忘れるには時間が足りな過ぎた

 

 

 

一方その頃アルクは、親父に怒鳴られていた

 

親戚関係とは言え、イスティシアが敵に回る可能性は十分にあるので、バカな息子のせいでどうにかなったら堪ったものではない。

 

するとアルクは悪びれもせず、戦をすればいいなどと、急に好戦的な一面を露にした。

 

 

親父は当然バカな提案を叱りつけ、アルゲスをジジイ呼ばわりして恐ろしさを知らないくせにと脅かすが、アルクはそれもまた親父が戦争未経験者なのを知っていたので、そこを突っついて揚げ足を取った。

 

 

親父はもう息子の苛立ちに付き合うのをやめ、女を抱きたければメイドでも商売女でも見繕ってやるからと、男親ならではの宥め方で擦り寄った。

 

後ろにはアルクに心から仕えている危ないメイドのウェンヌが控えていて、もしかして自分が抱かれるかも知れないと感じたのか、頬を染めた

 

しかしアルクは懐柔されず、父親に対して、一人の男に対して言ってはならない言葉を吐きかけた。

 

 

流石に言ってはならない言葉だった。

 

 

カッと頭に血が上った親父は怒りを抑えられず、人としてクズに成り下がろうとしていく息子の顔面を殴りつけた

 

親父は怒りの眼差しを向けるが、アルクはふてぶてしく睨み返して謝りもしなかった。

 

 

お家間にトラブルを持ち込もうとしたアルクは、牢で反省する機会を与えられた。

 

 

母親似に育った息子の頑固さに愚痴りながら去っていく当主を見送ったウェンヌは、アルクをおいたわしやという風に見やり、質素な食事を格子の間から差し入れた。

 

アルクは一言だけ返事をし、ウェンヌは窓から遠くを見つめる若様の背中を見つめた。

 

 

 

アルクがとんでもないことをしでかそうと、セリーヌはいつでもいざと言う時に備えて剣の稽古をしていた。

 

胸元がハート型に開いているいやらしいシャツとミニスカート

足には膝上5cm程度までのタイツを履き、面積多めの絶対領域を作っていた。

 

そんな動きやすい格好で小休止を取った時、ふとアルクがいる牢を見上げた。

 

 

アルクは今になって、剣の稽古をもっとしておけば良かったと後悔していた。

 

稽古をつけようとする時でも相変わらずエロい格好をしたセリーヌに、当主になるならもっと剣技の腕を上げろと小言を言われ、元々当主の地位など望んでいなかったアルクは余計反発し、剣を放り捨てることもあった。

 

 

それを思い出すと、性格の悪さが目つきと態度に表れているナイルの勝ち誇った顔まで思い出され、またやり場のない怒りが込み上げてきた。

 

 

怒りは好きな人一人も守れない自分にも向けられた。

 

世間知らずだった自分の指を噛み、何でもいいから力が欲しいと願う。

 

剣技、魔術、権力・・・

 

 

とにかくアウレリアを取り戻せるなら何でもよく、節操のなさの片鱗を表面に出しながら、強くなりたいと願った。

 

 

その指には、アウレリアを遠ざけたアルゲスからもらった、トカゲの細工がされた指輪があった。

 

そんな物をつけていられず、乱暴に抜き取って放り捨てた。

 

それを、いつの間にか牢の中にいた何者かが拾った。

 

暗がりに見えたのは、褐色の細くて綺麗な指だった。

 

 

音もなく現れ、ラティフォリアザードと名乗った細い指の持ち主は、セリーヌよりもエロい格好をしたムチムチの黒エルフのようで、耳も指のように長く尖がっていた。

 

 

 

どこから入って来たのか分からず戸惑うアルク。

 

ラティは質問に答えず、賢い貴方なら言わずとも私の力に気づいているでしょうと、どうも彼に一目を置いているような話しぶりで近づいていく。

 

 

彼はそれで相手が魔術師だと気づいたが、武器もないこの状況では距離を取るしかなく、じりじりと後退していく。

 

彼女はゆっくりと壁際まで追いつめ、行く手を塞いだ。

 

そしていきなり舌から触れ合う濃厚なベロチューをかまし、はち切れそうでほぼ見えている巨乳をガッツリ押し付けた。

 

 

あっけに取られた彼は固まり、ラティの上に下に動き回る舌技に舌を絡め取られる。

 

我に返って顔を背けるが逃げ切れず、顔を掴まれてハムっと口に吸い付かれた。

 

今度は唾液を交換しながら吸われて押し倒される。

ラティの後姿はTバックでムッチリとした尻を堪能させてくれ、前も後ろもキスもエロ過ぎた。

 

 

彼はそこでようやくラティを突き飛ばし、痴女キスから解放された。

 

 

突き飛ばされて身を横たえた姿もまたエロいラティは相手の抵抗に怯みもせず、彼のと混ぜ合わせた唾液を手に垂らし、それをいやらしく舐め取り、指の先までずっぽり吸い上げた

 

そして恍惚の表情を見せながら、未だ彼自身も知らぬ彼を知っているのだと仄めかした。

 

 

 

距離をとり、対峙した二人。

 

才能だと言われても彼は何のことだか分からず戸惑い、しかしその才能はまだ蕾のようなものだとも言われ、相手が何を言いたいのかを悟った。

 

 

つまり、才能が何であるのかを教え花開かせてあげる代わりに、何らかの見返りを求めている。

それは寿命か、また別のものか・・・

 

 

人生最大の挫折を味わったばかりの貴族のお坊ちゃまに何を求めるのか?

 

その推測に満足したラティはにんまり微笑み、警戒する彼にまた近づいていく。

 

 

すると彼の眼前に指を三本立てて見せ、これから一年間、三つの約束を守ってもらえればいいと言った。

 

そうすれば、マハトという名の力を授けると。

 

 

マハトとは一体?

 

彼がそう思った直後、ラティは胸元のリングを外し、一枚で繋がっている服を脱ぎ落とした。

 

服を脱げ落ちた動作だけでプルンと揺れる胸を見た彼は真っ赤になって顔を背けるが、彼女は構わずぴったりくっついた。

 

しかし、濃厚なキスの時のようではなくそっと彼の手を取り、自らの巨乳に彼の手を触れさせる。

 

ちょっと押すだけで沈んでゆく柔らかさに、彼は思わず声をあげた。

 

 

中指で乳首の側を触らせながら、ラティは語る。

 

マハトとは、この世を統べることができる神の如き力だと。

 

 

感想

終末のハーレムファンタジア2話でした。

駆け落ちは夜が明けるまでもなく早々に終わってしまい、アルクもダークサイドに落ちそうな気配がありましたが、その前に終末らしくムッチリ黒エルフの痴女展開がアクセントになりましたね。

マハトは今のところ発情させたりするような雰囲気ですが、神と言うからには操作系な気もします。

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