ゆらぎ荘の幽奈さん
120話121話ネタバレ感想

ゆらぎ荘の幽奈さんカラーの漫画最新話と最終回まで、最新刊ネタバレと感想、あらすじ、エロ画像、結末、漫画を無料で読める方法を紹介。

 

突然現れたコガラシの師匠の逢牙。

師弟の出会いに花を咲かせて盛り上がったのはいいが、成仏したはずの師匠が現世にいることの意味を問うたコガラシ。

果たして、彼を鍛え上げた逢牙はなぜこの世に戻って来たのだろうか?

 

120話

コガラシによれば、師匠の逢牙は彼が未練を晴らして成仏させたはずだった。

 

 

降霊術等の一部例外を除き、成仏すればこの世には戻ってこれない。

 

雲雀はお盆が近いからなどと頓珍漢なことを言い出すが、そんなわけはなく、単に逢牙の未練は晴らしきれていなかっただけだった。

 

未練とは、最強最悪の大悪霊、餓爛洞を倒しきれていないということだった。

 

 

 

逢牙がガランドウの健在を知ったのは、三途の川を渡っている途中だった。

 

 

渡守からガランドウの魂を運んでいないと聞き、急いで現世に戻って再調査を始めた。

 

そもそも退治すべき悪霊の定義を考えたのは誅魔忍で、人の魂を奪って人魂を纏わせている最低限の悪行をした霊から悪霊と呼んだ

 

ガランドウを倒した際も多くの魂が解き放たれ、それで逢牙たちはガランドウを退治できたと思った。

 

 

しかし、悪霊によっては、奪った魂を体内に隠したり地中に隠したりして、自分の周囲に纏わせているとは限らない

 

ガランドウも実はそうで、月の裏側にいたのは魂を閉じ込めていた貯蔵庫に過ぎず、本体は地球でのうのうとしていたのだった。

 

だから逢牙はその本体を叩くために、ゆらぎ荘に訪れたのだ。

 

 

 

そこまで話せば、誰がガランドウの本体なのか言うまでもなかった。

 

 

湯ノ花幽奈こと天狐幻流斎こそ、ガランドウの本体だった

 

 

 

当然、生前の記憶を失っている幽奈にとって身に覚えのないことだった。

 

 

戸惑う幽奈に代わり、彼は自分がガランドウと戦った時にはもう、幽奈はゆらぎ荘にいたはずだと説明した。

 

狭霧も彼の説明を確固たるものにするため、自分も三年前のゆらぎ荘派遣時に、幽奈は既にいたと証言するが、自分の任務が本当に呑子の監視のみだったのかに疑問を抱いた。

 

 

幽奈が天狐家の者だったと知り、驚きを隠せないかるら。

 

幽奈がガランドウだとしたら先代の仇であり、剣呑な空気を醸し出していく朧。

 

 

その時、一般的な人間代表として千紗希が証拠を出せと異議を唱えた。

 

もちろん逢牙は確証を持って幽奈をガランドウだと言っており、幽霊の指紋とも言うべき霊波紋が、幻流斎とガランドウ、そして幽奈のそれが一致していたのだ。

 

 

 

逢牙は弟子の平穏な生活を守るため、彼には何も伝えないで解決するつもりだった。

 

しかし、その彼のすぐ傍にガランドウがいるとなればそうはいかず、憎むべきガランドウの胸倉を掴んだ。

 

 

もし幽奈がこの世を恐怖に陥れた大悪霊だったとしても、今の幽奈はただのエロ可愛い迷える幽霊

 

彼は師匠の腕を掴み、地獄行きになどさせないと凄んだ。

 

 

いきなり自分の正体が大悪霊だと言われ、否定し切れず、どうすることもできない幽奈はいつでも助けてくれようとする彼に潤んだ瞳を向ける。

 

しかし、逢牙は自分を超えたと感じた弟子が居ても乗り込んだのは、今はまた自分の方が強くなっていると自信があったからだった。

 

 

平和な暮らしで鈍った弟子に強烈な一撃を食らわせ、彼は無様に吹き飛ばされてしまった。

 

 

 

幽奈に敵意を向けたフリをして、真っ先に逢牙に立ち向かったのはだった。

 

ただ真っ向勝負で勝てるとは思わず、背後を取ってワープ術で遥か彼方に遠ざけようとした

 

 

しかし、ワープホールは何もされていないのにかき消えた

 

 

間髪入れずくの一の狭霧と雲雀が手裏剣を投げつけ、夜々が鎌鼬を繰り出した。

 

逢牙はそれを、腕の一振りで吹き飛ばし返した。

 

しかも、その風圧だけで3人の戦闘スーツまで弾き飛ばした

 

 

だが、3人も当然勝てるなどと思っておらず、逢牙の注意を引いて時間を稼ぐのが目的だった。

 

 

立ち向かわなかった幽奈を含めた他の面々は、かるらが自分の屋敷に転送していたのだった。

 

狭霧は逢牙の狙いが幽奈だと分かってすぐ、彼でも勝てるかどうか分からないと判断し、水面下で脱出計画を示し合わせていた。

 

 

 

逢牙は頭の回転が速いことを褒めつつ、しかし悪霊を退治することを生業にしている誅魔忍としてどうなのかと咎めた。

 

 

それが間違っていて、雲雀はまず逢牙の話を信用していなかった。

 

もし本当に悪霊だとしても、それが幽奈の全てではないと知っていたから、友として守る道を選ぶのに躊躇はなかった

 

 

邪魔をするなら倒すしかなかった。

 

逢牙はコガラシから弱点をなくし、さらに攻撃力・防御力を強化した最強の幽霊能力者であり、身に纏っている軍服は誅魔忍のエリート中のエリートだけが発現させられる霊装結界だった。

 

ただそれは防御するだけのものじゃなく、潜在能力を発揮させるのが本来の使い方だった。

 

 

 

最早、何がどう転んでも狭霧たちに勝ち目はないかに見えた。

 

その時、逢牙の目の前に朧のワープホールが開き、何かが飛び出したと思った瞬間、強大なエネルギー波が逢牙に襲いかかった。

 

 

続けて、一升瓶を抱えた朧と角を生やして本気モードになった呑子が出て来た。

 

 

コガラシをも凌駕するだろう、先代八咫鋼の魔境院逢牙。

宵ノ坂家を抜けたとは言え、御三家の血を継ぐ荒覇吐呑子

 

ここに、この世で最高レベルの直接対決が始まろうとしていた。

 

 

121話

呑子が用意した別荘で楽しい夏休みを満喫するはずだった。

 

今その場所では、鬼の姿になった呑子と逢牙が激しい戦いを繰り広げていた。

 

 

呑子は間髪入れずに角ビームを連続射出するが、逢牙は手を出すまでもなく霊装結界のオーラだけで弾き返していた。

 

 

まだまだ本気の片鱗も見せていない逢牙は、呑子が幽奈の居所を知っていなければ時間の無駄になるので本気で相手をするつもりはなかった。

 

呑子はどこに匿われているか知っているがもちろん言うつもりはなく、逢牙は自力で見つけ出せるのも分かっていた。

 

だからここで、幽奈を地獄に送ろうなどと思えなくなるくらい、ボコボコにするつもりだった。

 

 

 

その頃京都の緋扇邸にいるからるは、別荘地の状況を千里眼の能力で観察していた。

 

呑子は十升を飲み干し、逢牙と戦っている。

一撃を食らったコガラシは気絶して未だ目覚めていない。

忍者二人と夜々は、彼を救助しに向かっている。

 

御三家同士の勝負で、名前だけなら拮抗しているように思えるが、仲居は漫画家としての日々が長い呑子が心配でならなかった。

 

 

自分のためにみんなに傷ついてほしくないと思った幽奈は、別荘地に戻して欲しいと言い出した。

 

逢牙も話し合いに応じるかも知れないし、生前の記憶がないからガランドウじゃないと否定し切れないのも確かで、もし本当にそうなんだとしたら・・・

 

 

そんな風に、自らに責任の全てがあるように思いつめた顔をする。

 

 

しかし、かるらは声を荒げて言い返した。

 

死人のくせにいつまでも彼の周りをふわふわしているのが目障りで早く成仏しろと思っているのは事実。

 

しかも、御三家の一角の天狐の者で、挙句の果ては稀代の大悪霊のガランドウかも知れないなんて、目障りどころじゃない。

 

それでも、彼が幽奈やゆらぎ荘を大切に思っている以上、その手助けをするのがかるらが最優先したいことだった。

 

 

そして自分に負けないくらい、幽奈も彼を悲しませたくないと思っているのも分かっているから、自分を犠牲にするような行動はするなとキツく諭した

 

 

それに、もしここで呑子が勝ったとしても、逢牙が諦めるとは到底思えない。

 

だから、自分が何者であるか、ガランドウならその脅威だけを排除できるのか、逢牙を納得させられる情報を集めろとアドバイスした。

 

 

かるらはさっそく三羽烏を伴って行動を開始し、幽奈たちを雀のスズツキに任せた。

 

 

かるらに叱咤された幽奈は、もう彼との生活に幸せを感じていて知ろうとしなくなっていた、生前の自分を調べる決意をした。

 

それにしても、やはり大悪霊の雰囲気はまるでなく、御三家の一つを友達の家みたいに呼び、誰か知りませんか?と道を訊ねる感覚で訊いてみた。

 

 

スズツキに因れば、天狐家は秘密主義で誰も詳しい居所は知らないらしく、東京のどこかという大雑把な情報だけ流れていた。

 

東京と言えば、ミリアと仲良くなったこゆずがミリアが東京に住んでいることを思い出した。

 

と言うことで、かるらのようにワープが使えるスズツキの能力でロリ狐に会いに行くことになった。

 

 

 

一方ガチで戦っていた呑子は、マトラのようにボロボロにされていた。

 

 

酒呑童子の末裔である宵ノ坂家の鬼たちは、飲めば飲むほど強くなれるが、飲める量は人間と同じように個人差がある

 

かつて三年前のガランドウ戦に参戦した宵ノ坂家最強と謳われた鬼が飲んだのは100本で、それで逢牙と互角程度だという。

 

そして、今の呑子は10本しか飲んでいなかった。

 

 

最強の鬼の10分の1の飲酒量で逢牙に敵うはずがなく、また鬼も使えるはずの霊装結界も呑子は纏っていない

 

もちろん呑子も結界は使えたが、どうも気乗りしない戦闘形態なのだ。

 

しかし、そんなことを言っている場合じゃないと諦め、再び立ち上がった。

 

 

その時、逢牙はどこからか漂ってくるとんでもない酒臭さに鼻を摘んだ。

 

見上げると、まるで海に発生した竜巻のように渦を巻いている巨大な水球が浮かんでいた。

 

それは全てだった。

 

 

それはかるらが緋扇家の総力をあげてかき集めた京都中の鬼殺しで、朧が手刀で中身を一気に出して協力して用意したものだった。

 

 

しかし、こんなとてつもない10本や100本どころではない量を悠長に飲んでいる隙など、逢牙が与えてくれるとは思えない。

 

そんな心配はご無用で、呑子は舌で味合わずして全て体外から吸収して霊力に還元してしまった。

 

 

 

宵ノ坂の中でも、そうそう使えるもののいない体外吸収

 

 

呑子が取り込んだ酒量は最強の鬼が飲んだ10倍の1000本分

 

千升モードになった呑子は褐色の肌に黒衣の結界を纏った。

 

 

そして角ではなく指先にエネルギーを集め、今までとは比較にならないほどのエネルギー波を放った。

 

 

最後の最後に撃つカメハメ波を彷彿とさせる一撃は海を削り、地球を飛び出し、宇宙の遥か彼方に消えていった。

 

直撃を食らった逢牙は平気な顔をして防御して耐えたようだが、結界はボロボロになっていた。

 

これなら勝機はあるように見えたが、さすがに一筋縄ではいかなさそうだった。

 

 

一瞬で結界を修復して見せた逢牙。

 

だが、布面積がかなり減った夏仕様に変わっていた。

 

 

100本飲める鬼と互角だったのは三年前の話で、今は更にパワーアップしているのだと当たり前のように暴露する逢牙。

 

とは言え、1000本分を飲める鬼は初めてでさすがに驚き、ただその実力を出したくない理由が分からない。

 

理由を訊かれた呑子は酒が霊力に変わるから飲む以上に、酒が好きだから飲む生粋の飲兵衛で、ちゃんと味わえない飲み方をしたくないだけだった。

 

その理由に、逢牙はおもしろそうに笑みを零した。

 

 

 

一方、アポ無し訪問でミリアの家にお邪魔していた幽奈たち。

 

ロリ狐はちょうど風呂上りだったらしく、こゆずと対決した時とそう変わらない半裸だった

 

 

感想

ゆらぎ荘の幽奈さん120話121話でした。

いやはやそう来ましたか。

愛と友情のバトル漫画に様相を変えてきましたが、呑子の躍動する姿はもっと描いて欲しいと思ってたので大歓迎です。

ミリァが再登場するかもと思っていたら、予想通りでした。

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