
ハレ婚172話173話
ネタバレ感想
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龍の臨時マネージャーとして京都に同行したまどか。
彼はまどかとよりを戻したかったが、まどかは子供の産めない身体と一度は別れを選んだことで踏み切れないでいた。
しかし、彼への愛が消えたわけではなかった。
172話
龍は部屋備え付けの露天風呂に浸かりながらまどかを待っていた。
注ぎ口から流れてくるお湯はさすがに熱く、手がぴりっとした。
ふと気配を感じて振り返ると、恥ずかしそうに前を手で隠しているまどかが立っていた。

著者名:NON 引用元:ヤングマガジン2018年38号
まどかのへそのすぐ下から、一筋の痕が走っていた。
それは子供が産めないと知って一度は絶望したまどかに不要になった子宮を取り出した痕跡だった。
それを彼には見られたくなくて、見られるのはどうしようもなくてもさりげなく隠していた。
ただ、自分から話せば彼がなんでもないように言ってくれるだろうとは思っていた。
その通り、彼は気にしないどころかむしろそういう傷痕が好きだと答え、まどかを安心させた。

著者名:NON 引用元:ヤングマガジン2018年38号
それでも、彼はまどかの苦しみに対して無力だったことを認めた。
そうして考えてくれていたことを知れただけでもまどかは熱くなり、顔を上げて唇を合わせた。
程よく温まると部屋に戻り、布団に寝転び、着たばかりの浴衣を早々にはだけさせてお互いの素肌を久しぶりに合わせていく。
男に触られること自体久しぶりなまどかはすぐに感じ、つぶらな瞳に涙を湛えていく。
彼はコンプレックスになっている下腹部の傷痕をあえて見せてほしいと頼み、まどかは隠していたそこを露にした。
すると彼は大好物を目の前にした子供のように、一気にしゃぶりついた。

著者名:NON 引用元:ヤングマガジン2018年38号
動物が傷を舐めて治すように、彼もまどかの心の傷を治すつもりで舌を這わせていく。
舌が動くたびにまどかはビクビク感じてしまい、まるで新しい性感帯ができたようだった。
彼がそのまま下にスライドして一番敏感なところも舐めようとするので、今にもイってしまいそうなまどかは久しぶりだからと、お手柔らかに頼んだ。
しかし彼は構わず思いっきり吸い付いた。
まどかは快感で反射的に腰をのけぞらせて声を出すのを我慢したが、耐えるにはあまりに気持ちよすぎた。

著者名:NON 引用元:ヤングマガジン2018年38号
彼がそれを望んでくれるなら、勝手に出てくるのに任せて口を開いた。
素直に出るに任せて喘いだ。
そうすれば彼が喜び、お互いがもっと盛り上がれる。
しかし、やはり久しぶりのことなのでまどかは恥ずかしさでまだ乱れ切れない。

著者名:NON 引用元:ヤングマガジン2018年38号
気持ちよくしてもらうだけは申し訳なく、今度は自分もするといった。