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ゆらぎ荘の幽奈さん
124話125話ネタバレ感想

ゆらぎ荘の幽奈さんカラーの漫画最新話と最終回まで、最新刊ネタバレと感想、あらすじ、エロ画像、結末、漫画を無料で読める方法を紹介。

 

逢牙の圧倒的戦闘力の前に呑子とコガラシも敗れ、ミリアの家に避難していた幽奈たちも捕まりそうになってしまう。

スズツキのナイスプレーでぎりぎり逃げ切った幽奈たちは、いよいよ天狐家への門を開いたのだった。

 

124話

壁に描かれた鳥居に幽奈が触れた途端、眩く光り始めた。

 

天狐家の者しか開けない扉を開いたことからも、幽奈が幻流斎であることは間違いなさそうだった。

 

 

いざ、幽奈のルーツが分かる天狐家へお邪魔してみた。

 

しかし、鳥居を潜ってもどこかの家の玄関に繋がっているわけではなく、どこまで広がっているのか分からないほど壮大な景色が続く、幻想的な世界に繋がっていた。

 

数え切れないほど大小の岩が浮き、空には得たいの知れない模様が描かれていて、まるで異世界に来たようだった。

 

 

ミリアが知っていることと言えば、ここはおそらく天狐の始祖が葉札術で創造した世界だということ。

 

ミリアが思い描いていたものとはスケールが違いすぎる能力からも、天狐家の実力が窺い知れた。

 

 

それにしても、こんな世界では天狐家の人間がどこにいるのか見当もつかない。

 

もしかしたらお引越しでもして、ここにはもういないかも知れない可能性に思い至り不安になって来たその時、どこからか幽奈に語りかける声が聞こえて来た。

 

男の声だけとしか分からなかったが、当てもない今、風が起こる源に向かって行くしかなく、その風にスカートをはためかせる一行。

 

 

とは言え、飛べない千紗希たちには移動手段がない。

 

そんな時に頼りになるのが憑依中でパワーアップしているこゆずだ。

 

千紗希お気に入りのくまマンぬいぐるみ飛行船を葉札術で生成し、空の旅へと洒落込んだ。

 

 

 

この先に待っているだろう幽奈の家族がどんな人たちなのか仲居は気になり、幽奈に話しかけると、幽奈は語った。

 

幽霊として目覚めて17年、幽霊としての記憶しかなく、家族との思い出を思い出す気配もなかったが、幽奈としての母は仲居だけで、幻流斎の記憶が戻ってもそれは変わらないのだと答えた。

 

それを聞いた仲居は、心からの笑顔を返した。

 

 

この世界の中なら逢牙に襲われる心配はないが、無駄にゆっくりしている余裕はない。

 

ミリアがそう言い出した直後、ここに入れるはずのない逢牙が飛行船に追いついて来た

 

 

理由は簡単、逢牙に組する黒衣機関の女も分家の分家の分家だが、一応天狐家の血を引いていたからだった。

 

黒衣機関として逢牙に協力しているのか、天狐家の者として幻流斎案件だから協力しているのか定かではないが、まずスズツキが東京にワープさせられてしまった。

 

 

そして逢牙は容赦なく、幽奈に一撃を見舞って地獄送りにしようと拳を握り締めた。

 

直後、何者かの声に促されてミリアが葉札術で煙幕を発動。

 

しかしその機転の利いた目眩ましは、ミリアの身体を使って何者かがさせたことだった。

 

そして何者かは、幽奈の頭を掴ませ何やら注ぎ込み、幻流斎時代の記憶を呼び起こそうとし始めた。

 

そうすれば、幽奈としての記憶も残しながら、逢牙に対抗できるほどの霊力を手に入れられるはずだという。

 

 

幽奈は不安な表情を隠し切れないが、これで自分のことが分かるならと大人しく我慢する覚悟をした。

 

その意気に応え、こゆずは逃げ切るために霊力を振り絞って大量のくまマンを作り出し、自分たちの船を紛れさせた。

 

 

しかし逢牙は一瞬で数え切れないほどの拳圧を放ち、次々と張りぼてくまマン号を破壊していく。

 

 

こゆずの霊力はもう底を尽きそうだし、幽奈の記憶はまだ戻らないし、自然と操舵手になっている千紗希は操舵で手一杯。

 

仲居は自分ができることを考え、千紗希に岩石群の中に突っ込むよう指示を出した。

 

もちろん飛行船の操舵など初体験の千紗希はさすがにぶつかってしまうと言い返すが、あの中に突っ込まないと幽奈が捕まるのも時間の問題だと言われれば、一か八かに賭けるしかなかった。

 

 

他のくまマンに注意を向けさせ、一気に岩石群の中へ。

 

そして仲居は、運勢操作で圧倒的幸運を自分に招いた

 

 

そのおかげで岩石が左右に避け、船の進む道を空け始める。

 

自然の理も超えた不思議な力で岩が動き、一行は驚きを隠せない。

 

しかし、仲居は自分のやるべきことがまだ残っていると分かっていた。

 

 

まだ岩石群の中にいるのに、仲居は近くの岩の傍に止めるよう指示を出した。

 

その意味が分かった幽奈は止めようとするがもう遅く、仲居は反動で襲い掛かる不運を一手に引き受けるため、一人で岩に残る選択をしたのだった。

 

 

岩に乗った途端、他の岩にぶつかられ、落ちていく仲居

 

千紗希はすぐに舵を切って追いかけるが、岩が邪魔をしてなかなか前に進めない。

 

黒衣の女が助けに行ってくれるが、同時に逢牙に船に乗り込まれ、仲居の行動をバカにされてしまう。

 

その直後、幽奈自身が眩い光を放ち、圧倒的スピードで仲居に追いつき、触れてもいないのに不思議な力で仲居を浮かせて助けた。

 

 

天狐幻流斎の記憶を取り戻し、九つの尾と霊装結界を纏った湯ノ花幽奈

 

白髪と赤髪のコントラストが神々しい幽奈の実力や如何に!?

 

 

125話

逢牙と幻流斎になった幽奈の戦いが始まった。

 

幻流斎はまず鳥居を宙に描いて、仲居をこの世界から避難させた。

 

 

直後、黒衣の女が船に降り立ち、船全体を包むように防壁を作り出した。

 

見た目も行動も悪役然としているが、黒衣機関は誅魔忍の世界版と言える組織だから正義の存在であり、千紗希たちに被害が及ばないようするのは当然だった。

 

 

幻流斎は船の安全が確保されたことを確認。

 

逢牙もこの世界なら気兼ねなく全力を出せると分かり、体中にオーラを纏わせた。

 

 

しかし、幻流斎が音も無く紋章を出現させ、先制攻撃を直撃させた。

 

それでも、結界を破壊し切るには至らず、逢牙はノーダメージだった。

 

 

逢牙は嬉しそうににやけながら、幻流斎に突っ込んだ。

 

幻流斎は受け止めるが勢いを殺し切れずに押され、岩石群を破壊しながら後退させられていく。

 

黒衣の女によれば、あれでも逢牙は疲弊していて、それより天狐家は弱いという。

 

 

天狐家一人一人の霊力は八咫鋼や宵ノ坂に及ぶべくも無く、分家をどんどん増やして数の力で御三家と呼ばれるほど総力を高めていったのだった。

 

ただ、数を増やしすぎたことで悪い考えを持つ者も現れ、天狐家の専売特許だった霊装結界が他の二家に伝わってしまったのだ。

 

一人一人の戦闘力が跳ね上がった宵ノ坂家や、圧倒的強さを磐石の物にした八咫鋼に真っ向勝負で勝てる確率が更に下がり、天狐家は密かに異界に身を隠さざるを得なくなった。

 

 

だから、天狐家史上最強と謳われる幻流斎と言えど、同じ条件の逢牙相手では、地力の差があり過ぎた

 

そして黒衣の女は、霊力は数値で表せることを教えてくれた。

 

 

また一気にバトル漫画の様相を濃くしたのは仕方ないとして、こゆずとミリアでは、憑依している分、こゆずの方が強いらしい。

 

エリート忍者の狭霧で2千程度

大天狗のかるらや神の化身の朧で3万程度

子狸や子狐に比べてさすがの強さに思えるが、かつての超越者たちは平均700万程度で、当時のガランドウに至っては1億という、桁違いの強さだった。

 

 

しかし、史上最強の八咫鋼と評されているだけあって、愛牙は死後の修行でグングン実力を上げ、現在1億2千万という、インフレを起こしていた。

 

片や幻流斎の霊力値は記録によれば、平均的超越者と大差ないレベルでしかなかった。

 

数字だけ見れば、今の幻流斎に勝ち目はなさそうだった。

 

そして黒衣機関は、ガランドウは霊力の少なさを補うために開発された天狐家の秘密兵器だろうと考えていた。

 

 

逢牙のラッシュに押され続けている幻流斎は結界の修復が間に合わず、みるみる全裸に近づいていた

 

黒衣の女はこの流れで、ガランドウを呼び出してくれればと願った。

 

 

しかし、幻流斎はほぼ全裸になった瞬間、「」と唱えた。

 

直後、逢牙の結界が消滅し、一瞬で全裸になったのだった。

 

 

何をされたのか分からず逢牙が戸惑いを見せているうちに、幻流斎は間髪入れずにまた術を仕掛け、愛牙を鏡の中に閉じ込め、結界の再生も遮断し、自分だけ結界を再生させたのだった。

 

あれだけ押されていた様に見えた幻流斎が一瞬で勝利した。

 

 

 

霊装結界を開発した天狐家だからこそ、幻流斎は結界の穴をついただけだった。

 

いとも簡単に結界を強制解除させたのだと明かすが、逢牙も黒衣の女もそれがどれだけ高度で難解な方法なのかは、十分に理解できた。

 

正面切った殴り合いではなく、搦手で圧倒的パワーを負かせるのが、天狐家史上最強と謳われる所以だった。

 

 

千紗希とミリアは勝利した幻流斎におそるおそる話しかけると、答えようとした途端言葉が詰まり、幻流斎から幽奈に戻った。

 

しかし、そのせいか思い出したはずの記憶をまた思い出せなくなっていた。

 

 

ただ千紗希にとっては、こんな急な形で幽奈が成仏して別れるのは嫌だったので、悪いとは思いつつもホッとしていた。

 

そう思った直後、色々と霊力を消費していたこゆずは憑依する力を保てなくなり、ついに大好きな千紗希からパージしてしまった。

と同時に、ミリアも幽奈に注いだ霊力消費の疲労感が表れ始めた。

 

 

幽奈は自分のことに巻き込んで危険な目に遭わせ、疲れさせた3人を思いやり、何も言わせず仲居と同じように東京にワープさせた。

 

そして、残った逢牙も黒衣の女も逃がすつもりはなかった。

 

もちろんボコボコにする気はなかったが、自分がガランドウでないと証明するところを見届けさせて、迷惑をかけた全員に謝罪させるつもりだった。

 

謝ってくれればそれで手打ちとし、今後はわだかまり無く、ゆらぎ荘にお客さんとして来て欲しい旨をいつもの笑顔で伝えたのだった。

そんな弟子が言った通りの良い子なところを見せられては、逢牙も毒気を抜かざるを得なかった。

 

 

 

そして3人で、風が起こる源に辿り着いた。

 

風穴から出て来たのは語りかけてきていた何者かで、それはいつかの占い師に見せてもらった、車椅子を押していた眼鏡で白髪の男だった。

 

 

生前にも傍にいた人なら、幽奈はこの男が血の繋がりのある親戚かも知れないと思った。

 

すると男は冷淡な声音で幽奈に親などおらず、自分の失敗作だと事も無げに告げた。

 

このうさんくさい糸目の男こそ、ガランドウを作り出した黒幕だった。

 

 

感想

ゆらぎ荘の幽奈さん124話でした。

声の主が始祖なのか、幽奈の父親なのか期待が高まります。

ガランドウ編はやたらバトル漫画っぽくなってますから、覚醒した幽奈は殴り合い特化じゃなく搦め手の達人であって欲しいです。

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