ゆらぎ荘の幽奈さんカラー
128話129話ネタバレ感想

ゆらぎ荘の幽奈さんカラーの漫画最新話と最終回まで、最新刊ネタバレと感想、あらすじ、エロ画像、結末、漫画を無料で読める方法を紹介。

 

本性を現した黒幕の白叡。

助けに駆けつけたコガラシは圧倒的な霊力に対抗すべく、ついに幽奈を憑依させて結界まで纏う。

ここに、この世で最強の霊能力者が誰なのか決まる戦いが始まろうとしていた。

 

128話

結界を纏った同士の二人は、さっそく激しい戦闘を繰り広げ始めた。

3億とかいうインフレに互角の勝負を演じる彼もまた、同じくらいの霊力を蓄えていることが証明された。

 

 

ただ、殴っても蹴っても二人とも決定的な一打に欠け、無傷だった。

 

二人もそれを分かっているから、拳に霊力を集めて一撃必殺を狙おうとする。

 

相手の結界を破るための渾身の一撃をぶつけ合う二人。

それでも均衡は破れず、こうなれば先に霊力が尽きた方が負けになると思われた。

 

 

ただ逢牙は、もう一つの戦いが水面下で繰り広げられていることに気づいていた。

 

表では彼と白叡が殴りあっているが、意識下では幽奈との結界解除の攻防が行われていたのだ。

 

白叡は忌々しくも出来損ないの幻流斎が盾突くのに苛立つが、幽奈は囚われた魂を救い、これから魂が囚われないようにし、何より自分を生み出した白叡と幻も救いたいと考えていた。

 

 

押され始めた白叡は、幽奈の横に我が娘がいるのに気づいた。

 

だが、娘の思いよりも自分が共に生きたいという願いが未だ強く、自分の今までの努力を無駄にするなと怒鳴り散らす。

 

 

そこで幻は、父の希望を打ち砕いた。

 

長年かけて封印を破り続けていたため、幻の肉体の時間は進み、既に肉体としての死は迎えてしまっていたのだ。

 

そして水面下の攻防に破れた白叡の、ガランドウから得ている恩恵も解除され、娘と同じく100年以上の時が進んで一気に朽ち始めた

 

歪な愛情が全て灰と消え行く中、白叡は娘の残酷な仕打ちに恨み言をぶつけた。

 

 

しかし幻は、無駄ではないと言い返した。

 

自分を助けようとしてくれたからこそ、多くの人から愛される湯ノ花幽奈という別個の存在がこの世に生まれたのだから

 

 

自分のクローンである幻流斎たちをのように思っていた幻。

 

最後の幻流斎である幽奈がどれだけ愛されているかは、この異界に辿り着けたことでも十分に理解できる。

それが嬉しくて涙を流せる幻は、自分たちが救われる資格はないという。

 

 

それでも白叡が救いたいのは、愛する妻が産んでくれたたった一人の幻だけだった。

 

それも全て、愛するが故に幸せな人生を知って欲しいという親心だった。

 

だから、幻流斎の幸せに救いを感じるわけにはいかないと言うが、幻がそう言うなら納得してしまいそうになっていた。

 

 

すると彼が、親子の心残りを無くすために口を開いた。

 

 

彼女の姉と父親にまるで結婚の許しを得に来たような彼の宣言

 

消えかかる二人は、人生の最期を他者への感謝の心で満たされた。

 

 

異界の中に天使の梯子のような光が降り注ぎ、二人は冥府に旅立っていった。

 

 

 

数日が経った。

 

あの異界が崩壊したことを聞かされた彼は申し訳なく思うが、あそこに他の天狐家は住んでいなかったらしく、一安心。

 

また一つ賢くなったミリアは腕を組んで唸る。

 

そして二人のお墓が作られることも聞いた彼は幽奈に一緒に墓参りに行こうと誘い、ミリアも一緒に行く予定ができた。

 

 

その時、玄関先で逢牙が何やら食い下がっている声が聞こえてきた。

 

今回の一連の騒動で色々破壊された建物の修理代を出させて欲しいと、早とちりで幽奈を地獄に送ろうとした謝罪の意味も込めたやり取りをしていたようだ。

 

 

ただ呑子は大人として自分の酒代は自分が出すし、マトラが破壊した分もマトラが払うべきだと言い返す。

 

それでも逢牙は、自分の気が済むようにさせて欲しいとねばる。

 

と言うことで、根負けした呑子は逢牙に任せることにした。

 

 

逢牙のわだかまりがなくなったところで、取り合えず全員で裸の付き合いに突入すると、ただの人間に戻った千紗希も憑依を経験したからか、幽霊組の姿が見えるようになっていた

 

 

千紗希の変化に喜び合う幽奈。

 

呑子やマトラに勝るとも劣らない逢牙の巨乳に注目するのは、彼の初恋の人が逢牙らしいと知ってざわめく乙女たち。

その中で、恐れるもののない朧が全く躊躇せずに、彼を惚れさせた秘訣を訊きに行った。

 

 

 

逢牙はさっそく、風呂上りに弟子を呼び出した。

 

これでもかとニヤニヤしながら実は自分が弟子の初恋だったと知った逢牙はまだまだ可愛らしく見えるほっぺをつつく。

 

 

彼は恥ずかしがりながらも、昔の話だと言い返してスキンシップから逃れようとする。

 

部屋から外を見ていた幽奈は師弟が二人きりでいるのを見つけて、何を話しているのかと思い、窓をすり抜けた。

 

その直後、年の差も師弟関係も、生きる者と死者の違いも関係なく、逢牙が彼に愛の告白をしているのを聞いてしまうのだった。

 

 

129話

師匠から弟子への愛の告白を聞いてしまった幽奈は、平静ではいられなくなった。

 

彼の初恋が師匠で、師匠が彼に愛の告白をしているなら、これは誰がどう見ても両思いでカップル成立以外にない。

 

そう思うと、野次馬根性は消えて絶望に心が侵食されていく。

 

 

だが彼の返事は、「何回目だよ」という、そっけないものだった。

 

事あるごとに愛の告白で弟子をからかってきたらしい師匠は弟子への距離が近く、子供心を弄んでいたようだった。

 

 

ただ師匠も、弟子が初恋だと思っている気持ちは、恋ではないと思っていた。

 

師弟だから必然的に一緒に過ごす時間が長かっただけで、思い出すのは気が合わないことから衝突してばかりの毎日。

 

でも絆は確かにあったから、師弟であり姉弟のようなもの。

 

それを恋だと勘違いしているだろうと言われれば、彼も以前のように言い返さず認めた。

 

それで逢牙は満面の笑みを零し、聞き耳を立てている幽奈にも声をかけた。

 

 

バレていることが分かった幽奈はあからさまにあたふたし、どうしていいか分からず、恋の話に突っ込むこともできず、どうして彼が急に霊力を回復させられたのか訊ねてみた。

 

そのカラクリは、既に知っていた逢牙が説明してくれた。

 

 

それは八咫鋼に伝わる秘術、練成無極というダメージを霊力に還元できるシステムによるもので、それにより霊力の最大値を上げてから、いつもぶら下げている勾玉に溜めに溜めていた霊力を取り込み、億単位の霊力を一時的に手に入れたのだった。

 

 

その便利な勾玉、充霊石は、かつて師弟が出場した暗黒武術大会の優勝商品だった。

 

貰った当時はどんなアイテムなのか知らなかったのだが、せっかく貰ったということで、逢牙も便利な幽体変化でペアルックにしていたのだ。

 

そんなこんなの姉弟の思い出話まで聞けた幽奈の盗み聞きが有耶無耶になったところで、こゆずが宴会の準備ができたので呼びに来てくれた。

 

 

さっそく大広間に移動してすぐ、彼が料理を運んでいると雲雀がいつものラッキースケベで顔面騎乗位を仕掛け、お約束を果たした。

 

 

しかし、ちょっとした前戯みたいなハードなラッキースケベを初めて目の当たりにした逢牙は目の前の光景に驚きを隠せず、またこの程度のことは日常茶飯事だとも知り、弟子の女体にまみれた日々を想像して恥ずかしくなった。

 

なら、同室の幽奈がどんな目に遭っているのかと思うと気が気でない。

しかし、幽奈の恋する乙女の表情を見れば、余計な心配だと思えた。

 

 

ただ、幽奈を成仏させるのが正解だと思い込んでいる弟子の気持ちと、幽奈の現在の願いが本当に一致しているのかは心配だった。

 

その問いに対する幽奈の表情は、とても受け入れる準備が整っているようには見えなかった。

 

 

だから逢牙は二人の幸せを願い、アドバイスをすることにした。

 

 

白叡は元来超がつく真面目な男で、ガランドウも悪霊を封印するために開発されたものであり、不老不死はあくまで副作用に過ぎなかった。

 

しかし、真面目過ぎる性格が禍して、何をしてでも娘に人並みの人生を与えたい願いが歪み、稀代の極悪人になってしまった。

 

逢牙の師匠もそんな風に歪んでしまったから、誰しも悪人になる可能性があることを身に沁みて知っていた。

 

自分が思う正しさを信じて一直線になるところは、弟子と白叡に共通しているところ。

だから幽奈には、弟子が歪む前に自分の本音を伝えて後悔させないようにして欲しいと頼み、幽奈も「はい」と請け負った。

 

 

 

やがて宴会が終わると、逢牙は早々にお暇を告げることにした。

 

全員が玄関先に出て見送ろうとしていたが、朧はまだ諦めずに彼を落とす方法を聞き出そうとする。

 

その時、逢牙が天から降り注ぐ光に包まれた。

それは、未練が晴れた逢牙が成仏していくお迎えの光だった。

 

 

弟子に八咫鋼の秘術を全て伝えた逢牙は一度未練を晴らし、確かに成仏したはずだった。

 

しかし、ガランドウ復活を知り、弟子が危険に晒されていると察知し、再び未練ができて現世に舞い戻ってきた。

 

そしてガランドウはいなくなり、弟子は多くの女の子に愛され、孤独じゃないことが分かった。

 

 

だからまた未練がなくなった逢牙に、また成仏する時が訪れたのだ。

 

 

彼は最期に感謝の言葉を伝え、今度こそ現世に戻ってこないように師匠を送り出したのだった。

 

 

 

六代目八咫鋼がこの世を去り、そして朝が訪れた。

 

 

今までと変わらず同じ部屋で寝ていた彼と幽奈。

 

先に目覚めた幽奈はまた寝相の悪さで自分が乳首を吸わせていることに気づき、みるみる恥ずかしさがこみ上げていく。

 

 

そして、懐かしいポルターガイストで彼を吹き飛ばした。

 

 

しかし、自業自得なのですぐにおはだけを直し、外に飛び出し、彼が川に落ちる前にコントロールできるようになったポルターガイストで彼を空中停止して助けた

 

それなら彼は、幽奈の未練も分かるだろうと指摘する。

 

 

その言葉が自分を思ってのことだと分かっていても、幽奈はそれが自分の願いではないことをついに伝えることにした。

 

たとえ未練が分かったとしても、彼に出会えた今、できるだけ一緒にいることも新しい未練になっていた。

 

 

彼はもちろん、ゆらぎ荘のみんなと過ごす生活から一人だけ抜けるなんて、今はとても考えられないことだった。

 

 

その本音で、彼も成仏が正解だと思い込んでいた間違いに気づいた。

 

いや、幽奈も同じ気持ちでいてくれたことにホッとした。

 

彼も、幽奈がいなくなるなんて考えたくなかったのだから・・・

 

 

感想

ゆらぎ荘の幽奈さん128話129話でした。

師匠は長々と居座るパターンではなかったのは残念ですが、感動の別れには納得です。

これで幽奈成仏による最終回は当分なさそうなので、ここからまたドスケベ日常回が多くなりそうですね。

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