サタノファニ68話69話
ネタバレ感想

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カレンが裏切り者と思われたが、真相はメデューサについて知らない刑務官の丸太がカレン以外の情報を漏らしただけだった。

洋子は幹部の谷に求婚され、刑務所からも出してやると言われて心が揺れ動いたが、助けに来たカレンとカチュアの加勢を受け、谷に牙を剥いたのだった。

 

68話

ヤクザの幹部一人と殺人鬼を宿したメデューサ3人が対峙した。

 

 

アルバート・フィッシュを宿したカレン。

アンドレイ・チカチーロを宿したカチュア。

そして黒木洋子の3人VS中国拳法の使い手、谷祐二。

著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2018年45号

 

 

殺人鬼3人を相手にしても全く怯まない谷は、元々一人で組長のボディガードをこなすほど、相当な実力の持ち主だった。

 

 

カチュアはカラクリの分からない強さを秘めている谷に用心し、服の下からナイフを取り出す。

 

死に損ないの組員がイキってくるのですぐに止めを刺したが、確かに不意打ちをものともしなかった谷の強さは、真っ向勝負に自信のないカチュアには分が悪いと見るしかない。

著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2018年45号

 

カレンを見てみると、余裕の笑みを浮かべている。

 

カレンは笑みを浮かべたまま、傍のテーブルの淵を掴んだ。

 

一流アスリートのように意図的に火事場の馬鹿力を解放できるカレンは体格からは考えられない怪力でテーブルを掴み上げた。

 

稀代のマゾであるアルバート・フィッシュを宿したカレンは、筋繊維がちぎれる痛みを快感に変え、まるでフリスビーを投げるようにテーブルを投げ飛ばした。

著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2018年45号

 

 

谷はあえてテーブルを迎え撃ち、気合を入れて叩き落とした。

 

そしてカレンはテーブルに気を取られた一瞬の隙に距離を詰め、手首を掴んだ。

 

カレンが乱交しながらヤクザ共をあっさり殺せたのは、単純な怪力でくびり殺しただけだった。

 

だから今回も谷の腕を握り潰そうとした。

だが谷は腕を完全に掴まれる前に強引に引き抜き、肩から袖を引きちぎって回避し、カレンが驚いているうちに肘打ちを鳩尾に叩き込んだ。

著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2018年45号

 

 

怪力でドMでも打たれ強いわけではないカレンは一瞬呼吸が止まり、あっさり膝をつかされてしまう。

 

近接戦闘において、谷の方が一枚も二枚も上手のようだった。

著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2018年45号

 

 

 

カレンが一撃で倒されたのを見たカチュアは、殺す必要のない谷を相手にしないで逃げようと言うが、洋子は静かに殺意を漲らせていた。

 

刑務所から出してやると言ってくれた谷の優しさは本物だろうが、だからこそ洋子は殺さなければならないと思った。

著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2018年45号

 

 

谷は3人の殺人鬼の中で、洋子だけ異質だと見抜いていた。

 

怪力に任せて単純に攻撃してくるカレン。

不意打ちを得意としているだけで戦闘力は高くないカチュア。

 

二人に比べて、洋子の身のこなしは明らかに訓練された者のそれで、組員を身軽な動きで仕留めたことや、銃を瞬時に解体したことからも明らかだった。

著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2018年45号