インフェクション
116話117話ネタバレ感想

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ながみんが生きられる希望を繋いだ晴輝は水面下で進めていた計画を着々と進行させながら、ハーレムに欠かせないらぎ姉に改めて告白しに行った。

しかし、一度振られたらぎ姉はとてつもなく怒っていた・・・

 

116話

清々しい土下座で復縁を迫った晴輝。

 

今時の男子高校生にあるまじきしつこさは、好きな女の子と全員付き合いたい、嫌われたくない、関係を持ち続けたいというゲスな信念がさせる所業だった。

 

そんな彼を冷たい目線で見下ろすらぎ姉の声音は、いつにも増して低かった。

著者名:及川徹 引用元:マガジンポケット

 

 

その声だけで彼は相当怒っていることを察せられたが、今出来ることはひたすら頭を下げるだけ。

 

 

らぎ姉は一度振ったにも関わらず、交際を申し込んできた神経が理解できなかった。

 

いや、失ってから大切さに気づいたとかならまだしも、ハーレム要員の一人として接触してきたのだから、価値の無い土下座や陳腐な言葉で交渉してくるなど、愚の骨頂と言う他なかった。

 

 

らぎ姉の怒声を聞きながら、彼は蓮華と話したほんの少し前の光景をありありと思い出した。

 

正直に二股を止めて一度振ったらぎ姉にまた交際を申し込みに行くのだと明かし、蓮華にらぎ姉の居場所を訊いた彼。

瞬時に彼の言っていることが理解できなかった蓮華は言葉に詰まるも、らぎ姉が理想的な支配者として覚醒し、パーフェクトなお嬢様になっていることを教えてあげた。

 

 

蓮華としてはこのまま独身を貫きそうならぎ姉のままでいてくれても構わないと思っていた。

明後日の隔離地域脱出作戦にかかる彼女の重要性を思えば、ここで彼にはなんやかんやと心乱すことは避けて欲しかった。

 

 

彼は蓮華の心配に、そう言えば、蓮華は日常においての恋愛を経験しているんだと思い、非日常において目覚めた自分たちの恋愛がどういうものか話した。

 

らぎ姉が彼に想いを打ち明けたのは蓮華が死んだと思われた日であり、つまり自分たちの恋愛は明日死ぬとも知れない身で想いをぶつけ合う、生きる糧にする恋愛なんだと説明した。

著者名:及川徹 引用元:マガジンポケット

 

 

あまりにも動物的で究極の吊り橋効果が作用したような恋愛観に衝撃を受けた蓮華は、風呂場での脅迫写真と引き換えにらぎ姉の居場所を教えてあげることにした。

 

 

 

そんないきさつでらぎ姉に立ち向かった彼だったが、今は畳みに額をこすり付けて怒りを増幅させないようにするのでいっぱいいっぱいだった。

 

ひとまず今日は出直すと答え、それでも、今までずっと甘く接して来てくれたらぎ姉に、これからは対等以上に頼られる存在になる必要があると分かったと見解を示し、常に成長しているアピールをする。

 

ただ、再チャレンジが明日だと答えると、鼻で笑われてしまう

 

なぜなら秋保脱出は明後日であり、明日を選ぶということは脱出できる自信がないと言っているようなものだったからだ。

 

彼が頭を下げたまま否定すると、らぎ姉は顔を上げて帰れと怒鳴りつける。

 

彼は絶対明日落としてやると誓いながら、仕方なく顔を上げて目を開いたのだが、なぜか暗闇に包まれたままだった

 

 

いや、完全な暗闇ではなく、目が慣れてくると薄っすら周りの様子が分かってきた。

 

彼の顔面はらぎ姉のスカートの中に包まれ、見ていたのは黒タイツに包まれた黒いショーツだった。

著者名:及川徹 引用元:マガジンポケット

 

 

スカートが徐々にずれていくと、しっかりと明かりが差し込んでくる。

 

見上げると、腰に手を当てて仁王立ちしたらぎ姉が一切恥ずかしがらずに冷たい目のまま見下ろしていた。

著者名:及川徹 引用元:マガジンポケット

 

 

ずっと表情を変えないままのらぎ姉はスッとしゃがんで彼に跨り、今にも唇が触れそうな距離まで顔を近づけた

 

眉間に皺を寄せ、謝罪を要求しているようだが、キスをしてきそうな勢いに彼は咄嗟にごめんの一言も出てこない。

著者名:及川徹 引用元:マガジンポケット

 

 

私の今の気持ちを答えろと言われ、怒ってると答え、正解するが、他と訊かれ、彼は訳の分からなさが止まらない。

 

するとらぎ姉は無線機を見せつけ、ながみんを助けようとした戦いの様子をずっと聞いていて、心配で堪らなかったと打ち明けた。

 

そしてらぎ姉は瞬時に可愛過ぎる笑顔になり、彼が生還したことを感謝し、好意を示してくれたことにも感謝し、愛を告白し返した。

著者名:及川徹 引用元:マガジンポケット

 

 

突然の豹変に彼はびっくり仰天するも、喜びに頬が緩んでいく。

 

 

実は怒りは演技で、不意打ちすることで彼の感情をグッと引き上げる作戦だった。

 

振られた時に彼の死を想像した時と変わらないくらいの喪失感を味わったらぎ姉は、逆に失恋で英才教育の賜物が発揮できるようになった今、一切容赦しないことに決めたのだった。

 

過去の自分に足りないものが、図々しさだとも理解できていたのだから。

 

 

確かに恋の駆け引きもパーフェクトになりつつあるらぎ姉の得もいえぬ魅力に彼はゾクゾクし、彼女に追いつけ追い越せの精神で高め合える関係を築けるだろうと予想した。

 

それはそれとして、今のらぎ姉の最大の武器は表情豊かな美形とたわわな胸に頼らなくてもセクシーな体を活かした身体的接触であり、さっそく彼の耳に吐息をかけてくる。

著者名:及川徹 引用元:マガジンポケット

 

 

もう辛抱堪らなくなった彼がキスしたいとおねだりすると、それをのらりくらりと躱して、すぐには許可を出そうとしない。

 

彼には跨ったままで顔を離すと、ついに少し頬を染めてペロッと舌を出し、彼から来るのを待った。

著者名:及川徹 引用元:マガジンポケット

 

 

彼はまたゾクッとしてすぐにむしゃぶりつき、なんだかんだM気質ならぎ姉の股間を膝でグッと押し上げた

 

すると、やっとホテルの部屋で聞かせてくれた時と同じ、エロ可愛過ぎる喘ぎ声を我慢せずに聞かせてくれた。

著者名:及川徹 引用元:マガジンポケット

 

 

しかし、今の彼にはこのまま本番まですることはできなかった。

 

男のプライドにかけて言葉にはしたくなかったのだが、疲労が溜まると勃起しないタイプなのはらぎ姉に見透かされてしまっていた。

そして単純に恥ずかしがった顔も、らぎ姉のご褒美にされる。

 

 

この続きは脱出後に持ち越されることになったが、彼はやはり、らぎ姉にも個人的計画のことは話せなかった。

 

ただ、実はらぎ姉、明日の予定をしっかり空けておいたのだ。

 

それもこれも、彼が復縁を迫り、こういう流れでいい雰囲気になると見越していたからだった。

 

 

だから彼はサボって会いに行くと約束し、翌日、ながみんに適当に声をかけてから、堂々と轟にサボることとその理由も暴露したのだった。

著者名:及川徹 引用元:マガジンポケット