
終末のハーレム修正前53話
ネタバレ感想
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無事に日本を出発した台湾を目指していた怜人は、機嫌が悪いまひるにタブレットを渡され、軟禁されているも元気な火野と話すことができ、少し気分を上げた。
火野はクロエにイラつかされながらも、自分の子供の顔を見れるのを楽しみに頑張るつもりだった。
そして翔太は、ロリ系後輩の兎水を抱いて楽しんでいた。
53話
クロエの副官を務めるポープは泣いていた。
軍人らしさのかけらもなく、呼吸を荒くさせて小刻みに震え、涙を流していた。
それも仕方ないといえば仕方なかった。
なぜならポープは全裸で磔にされ、鞭で引っ叩かれて「アウチッ」と思わず叫ぶほどだったのだから。

著者名:宵野コタロー 引用元:少年ジャンプ+
そんな酷いことをしているのは同じく全裸になった時こそ本性を現して躍動する上司のクロエだった。
ポープが泣いて許しを請えば無様な台詞を吐き出す口を塞ぐように顔面を引っ叩き、恐怖を叩き込む。
このお仕置きは、おめおめと怜人一行を海外に逃亡させてしまったことが取り返しのつかないミスだと分からせるためだった。

著者名:宵野コタロー 引用元:少年ジャンプ+
こんなところで終わるわけにはいかないポープは再チャンスを懇願。
爆乳同士の乳首が触れ合わんほどにつかつかと近寄ったクロエは髪を掴んで顔をもっと近づけさせてまた怖がらせつつ、頬に鞭の柄頭をグリグリと押し付け、次にミスした場合は、もっとキツイ性的なお仕置きを産む予定のない子宮に突っ込むと脅した。
ポープは一先ず今回の許しを得たが、安心からかあまりの恐怖のせいか、それとも実はドMか、やはり涙か、床に体液をポタポタと滴り落とした。

著者名:宵野コタロー 引用元:少年ジャンプ+
しかし、これでクロエのお仕置きが終わったわけではなかった。
次にお仕置きすべき相手の前に出る時はさすがに服を着たが、ある意味怒りの度合いは直属の部下よりも大きいかも知れなかった。
捕らえられたのは怜人一行の逃走に多大な貢献をした麗亜と、最後の最後に彼の心を盗んだかも知れない元担当官の美来だ。
だから麗亜は、今回の逃走幇助は自分一人が画策して実行したことで美来は関係ないと本当のことを正直に白状し、愛する美来を守ろうとする。
クロエはいつものおふざけ態度に戻りながら、麗しき友情に感嘆の声を漏らした。
しかし、目敏いクロエは麗亜が抱いているのが友愛ではないと見抜いていた。
麗亜が美来に抱いている感情は、このご時世では特に珍しくもない、百合的感情だと分かっていた。
他人にそこを茶化されるとシンプルに恥ずかしい麗亜は何も言えず、顔を赤くするばかり。
そんな風にいじっておいてクロエは二人に肉体的ペナルティを与えることはせず、逆に麗亜を取り込んで駒にすべく、取引を持ちかけようと考えていた。
今のところ二人は監禁で自由を奪われるだけに留まった。
クロエは処罰すべき対象に相応の罰を与え終わって一人になると、次なる手に動き始めた。