終末のハーレムファンタジア
7話ネタバレ感想

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アルクからマハトの力を注入されたウェンヌはただのメイドにも関わらず、騎士のセリーヌを剣で打ち負かした。

プライドを打ち砕かれたセリーヌが森の泉で頭を冷やしていると、馬に乗った軍勢が領地の方へ進軍しているのを目撃した。

 

7話

ナーガラ城内は大混乱を極めていた。

 

兄に牙を向いたトゥートはあっという間に謀反が成功していく様を、馬に乗りながらほくほくと眺めていた。

 

拍子抜けするほど制圧がうまくいったことに満足し、秘書のセクシー眼鏡はさも狙っていたかのように、屈強な騎士が出払っていたことも幸いしたと微笑みかける。

 

トゥートは笑いを殺しきれずにいやらしく口角を上げ、自分こそ天に選ばれた人間だと思い込んだ。

 

 

そして、兄のアノールを捕らえたと報告が入った。

 

さすがのトゥートも兄を殺すほど非情ではなく、丁重に座敷牢に閉じ込めておけと指示。

 

ただアルクに逃走を許したと分かれば瞬時に苛立ち、褒美を出すからさっさと捕まえて来いと檄を飛ばした。

 

ついこの前、生意気に噛み付かれたばかりだからか、甥だろうがなんだろうが再会した時はボコボコにしてやろうと思ってほくそ笑んだ。

 

 

セクシー眼鏡というブレーンを手に入れたトゥートは、謀反を成功させた後のことも考えていた。

 

セクシーはちゃんと周辺諸侯に抜かりなく半ば脅しをかけていたので、味方が増えるのはおそらく間違いなかった。

何せ、ちょび髭とマッシュルームの長いものには巻かれろ精神は明らか。

 

 

成り上がり志向が強いトゥートは兄の城に手を伸ばし、天の星を掴むように拳を握り締めた。

 

人の道に背こうが何だろうが、生まれで決められる人生などクソ食らえだと思っていた。

著者名:SAVAN 引用元:ウルトラジャンプ2018年12号

 

 

 

その頃、キノコ騎士に先導されたアルクとウェンヌは地下通路をひた走っていた。

 

息も切れ切れ、少し小休止したところで、騎士はどうしてトゥートがこんな暴挙に及んだのだろうと話を振ると、甥のアルクは、兄に自動的に家督が譲られたことに沸々と怒りを蓄積させていたのだろうと推察した。

 

 

この騒乱の世、長男が家督を継ぐのは当たり前だから騎士はイマイチ理解できなかったが、アルクが知っている叔父は、決められた人生を唯々諾々と受け入れる人間性ではなかった。

 

ただ、アルクは叔父が謀反を起こしてまで新たな人生を手に入れようとした気持ちが分からないではなかった。

 

 

城下町に続く道と農村に続く道に分かれた場所まで進むと、騎士はどちらに進むかアルクに訊ねた。

 

アルクは思案しながら、少し遅れだしたウェンヌを気遣って励ました。

 

光栄な気遣いだったが、ウェンヌはメイド仲間のタミィリロの安否が気になって仕方なかった。

 

 

アルクの予想では、さすがの叔父も非戦闘員まで殺すような真似はしないはずだったが、ウェンヌの心配は解消されない。

 

そして、ゆっくりしているうちに追っ手に追いつかれてしまった。

 

 

騎士は今こそアルクの信頼に応える時だと覚悟し、二人を逃がす時間を稼ぐために剣を抜いた

 

アルクもその意気にごちゃごちゃと言葉をかけず、分かったとだけ返した。

 

 

生きて再会できることを願い、ここで一旦の別れとなった。

著者名:SAVAN 引用元:ウルトラジャンプ2018年12号

 

 

アルクたちは城からほど近い場所から地上に出た。

 

顔だけ出して辺りに人の気配がないことを確かめ、ウェンヌの手を引いて梯子を上るのを手伝おうとしたが、彼女は勢いがつきすぎてアルクに突っ込んだ。

 

アルクが頭を打ったことで緊張感が和らいだのはいいが、仄かな甘い雰囲気はしっかり取り囲んでいた追っ手のせいで一瞬で消え去った。

 

 

 

追っ手を率いてきたのは、短い髪を斜め後ろに撫で付けた正統派イケメンだった。

 

トゥートの手勢だとしても、アルクには丁重な言葉遣いで接し、余計な手間をかけさせないよう静かな脅しをかけてくる。

 

 

さすまたに槍に周囲を囲まれ、最早アルクたちの逃避行もここまでかと思われた。

 

 

その時、彼らの頭上を何かが飛び交い、一人の兵士が突然倒れた

 

それを皮切りに一人また一人と姿の見えない何かに強烈な一打を食らわされていった兵士たちは倒れていき、気づけば隊長のツーブロックだけになっていた。

 

このままでは任務失敗になると思った彼は、そうするくらいならアルクを討ち取った方がマシだと考え、剣を抜いた。

 

 

二人の体が重なって見えた瞬間、ウェンヌは悲鳴を上げた。

 

鍛錬を積んだとは言え、まだ子供の年齢のアルクが勝てそうな相手に見えなかったが、実力は圧倒的にアルクの方が上だった。

 

 

殺さずして気を失わせるほど剣の腕を上げていたアルクは、ナイスタイミングで助けてくれた何者かに、わざと隊長を残したことを指摘した。

 

木陰に潜んでいた何かが出てくると、ウェンヌはまさかの相手にアルクの後ろに隠れるが、それは紛うことなき味方だった。

 

アルクの血の虜になったエロエロ獣耳っ娘は、快感を与えてくれるアルクに会えても苦々しい表情のままだった。

著者名:SAVAN 引用元:ウルトラジャンプ2018年12号