
ロウヒーローRaw HERO
4話5話ネタバレ感想
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弟二人にまともな生活を送らせてやりたい千秋は、痴漢していた怪しげなおっさんの話に乗り、とある企業の面接に赴いた。
用意された服に着替えて、レベルの高い女装でいざ面接へ。
そこは、明らかに悪を排出する会社だった。
4話
胸の谷間がいやらしく、スーツを着て一番まともに見えた熟れ頃のお姉さんが一番圧力があった。
千秋の服装に一言言わずにいられなかった谷間の追究で緊張感が一気に増した千秋は、スカートを必死に押さえて考えを巡らせる。
ここは明らかに特解戦線関連企業。
自分の役目がスパイだと認識した千秋はバレたら終わりだと理解し、震える声で低姿勢に谷間の質問に答えるが、知っていると言ったら言ったで谷間の苛立ちを更に募らせてしまった。
もう言葉を取り繕わなくなった谷間はシンプルに殺意を表明した。

著者名:平本アキラ 引用元:イブニング2018年24号
一方、任務を千秋に丸投げした只野は例の公衆の面前で手マンしまくったお嬢さんとホテルにいて、これからやろうとしていた。
しかし、とんでもないミスに気づき、絶句していた。
スーツケースを開けてみたらば、中に入っていたのは千秋に渡すはずの面接道具一式。
つまり、千秋が渡された方は只野の趣味の私物が詰め込まれただけのガラクタ一式であり、面接には何の関係もなかった。
これはやっちまったと思う只野の横で、デリヘルお嬢さんはいつも着せられている衣装を着なくていいのか訊ねた。

著者名:平本アキラ 引用元:イブニング2018年24号
その衣装こそ、今千秋が着ているやつだった。
只野はすぐ諦めた。
これからスッキリしたい自分にできることはない。
幸運を祈りながらいそいそとベッドに乗り込んだ。
一方、このままいけば殺されかねない状況に追い込まれていた千秋は、谷間の怒りに晒され中。
すると、明らかに一番危なそうなゾウさんが谷間を宥めてくれ、少し生存確率が上がった。
見た目通り語尾もゾウさんの意外に常識的なところに救われ、自己紹介を始める千秋。
当然、まず履歴書を求められるが、ケースの中にそれはなかった。
だから素直に忘れたとごまかしてゾウさんをも呆れさせ、また谷間に殺意を抱かせ、ゾウさんに助けられ、殺されないうちにもう帰るよう促された。

著者名:平本アキラ 引用元:イブニング2018年24号
これは僥倖。
千秋はお言葉に甘えて悪の組織から帰ろうと思い、頭を下げて場違いなことを謝った。
さっさと帰り、弟たちの顔を見て安心したい。
そう思うと同時に、弟たちのために仕事をしてタワマンに住む誓いを思い出した。
だから頭を下げながら、自己紹介の続きを涙ながらに始めたのだった。
そこまで訊かれてもいないのに勝手に生い立ちを語るその内容はもちろん、只野が考えたキャラクター設定でしかなかった。
ワイシャツは亡き父のもの。
夢はアイドル。
履歴書の内容を口頭で伝えられ始めた悪者たちも戸惑いのまま止め切れず、いつしか殺意も消えて千秋のペースに飲み込まれていく。
千秋はただ急遽覚えた書類の内容を話しているだけで、中身が明らかにアイドルへ駆け上がる道ではなくても、深く考えずに一方的に捲し立てた。
アイドルにしてやるという言葉に乗せられて金を払ったバカな田舎者が放り込まれた先は、搾取されまくる地下アイドル。
地下アイドルの活動実績を話しているつもりでも、やっていることはただのピンサロ嬢のそれ。
さすがに分かっている千秋も貼り付けた笑顔が歪んでいくのを止められないが、谷間のツッコミにも素早く反応してライブハウス=ピンサロだとゴリ押す。

著者名:平本アキラ 引用元:イブニング2018年24号
その直後、黙って聞いていたゾウさんが喋るのを止めさせた。
一方、デリヘルお嬢さんにフェラしてもらっていた只野は、千秋の安否が気になりすぎて勃起できないでいた。
取りあえずフェラを止めてもらい、タバコを吹かしながら意外と心配性だった自分を省みた。
千秋の安否もそうだが、千秋に気持ち悪い趣味を知られてしまった動揺が凄まじく、秘蔵の小説まで読まれていると思うと死にたくなっていた。
いや、逆に危険な現場に侵入しようとしている千秋が死んでくれれば全て闇に葬られると思い、思わず口に出してしまった。
そしてすぐに自分の最低さに気づいて、デリヘルお嬢さんに罰を与えてもらおうとした。

著者名:平本アキラ 引用元:イブニング2018年24号
ただそれも、殴るオプション料金が追加された。
千秋の風俗嬢にずぶずぶ堕ちていく話を聞いていられなくなったゾウさんは強い口調で止めさせ、どこか悔しそうに歯を食いしばった。
味方になってくれそうなゾウさんまで怒らせたのは不味いと感じた千秋は、切り抜ける方法を模索した。
そして、スーツケースの中に入っていた官能小説風の資料が役に立つを思い至った。
まるでこのゾウさんを籠絡するためだけに用意されたような資料の内容を思い出しながら、ゾウさんの長くて太いものを優しく握る。
意外と初心なのか、だから風俗嬢の話を聞いていられなかったのか、ゾウさんは頬を染めて驚いた。
千秋は小説の描写通りに上下に擦り、ただのエロい美少女にしか見えない笑みを湛えて呟いた。
「お願い」と・・・

著者名:平本アキラ 引用元:イブニング2018年24号
資料の中に官能小説があった不思議に合点がいった千秋は、とにかく只野のリスクマネジメント能力に賭けるしかなかった。
ゾウさん視点では血管が浮いたぶっとい肉棒をさすられているようにしか見えず、千秋もそのつもりでハードな手コキよろしくしごき上げ、もう我慢できないヤリマンのつもりで口を大きく開けた。

著者名:平本アキラ 引用元:イブニング2018年24号
全ては弟たちのため・・・
まだまだ子供の二人を遺して死ぬわけにはいかない。
生きる糧の二人の笑顔を思い浮かべれば、悪さをするゾウさんの鼻を咥えることさえできた。
でも、鼻をフェラされて耐えられないのはゾウさんの方だった。
咥えられた経験などないのか、風俗嬢の口内に先っぽが入った瞬間に絶頂に達し、大量の体液を噴射させて千秋を吹き飛ばしたのだった。

著者名:平本アキラ 引用元:イブニング2018年24号
ゾウさんの必殺技、スプラッシュ・エレファント。
まともに食らった千秋は全身びしょ濡れになり、股間のもっこりがよりくっきり浮かび上がった。
当然事態は好転せず、圧迫面接は続く。