この愛は、異端ベリアル文書

この愛は、異端ベリアル文書
1話2話3話ネタバレ感想

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死にかけの重体だったベリアルと安否が分からなくなって一年。

不安を煽るサタンの手紙に誘われて行き着いた先は、豪華な一軒家。

そこで待ち焦がれたベリアルと再会し、地獄に向かう二人っきりの蜜月の日々が始まろうとしていた。

 

2部1話

これは、よしのが大学に入る前の出来事である。

 

 

 

彼女が生まれる前から魂の清らかさに目をつけていたベリアルは、ずっと彼女の成長を見守り続けていたことで、悪魔にあるまじき特別な感情を抱くようになった。

 

人間に恋する例がないではなかったが、やはり禁忌だと考えられていた。

 

 

彼女が13歳の時に姿を現し、一つの願いで一つの対価を条件に契約を交わした

 

対価とは最低でも月に一度は交わす口付けだった。

著者名:森山絵凪 引用元:ハレム1号

 

 

 

生い茂る竹林の隙間を縫って、セミの声がけたたましく降り注いでいた。

 

彼女は墓の前で手を合わせ、ベリアルはただ見下ろしていた。

著者名:森山絵凪 引用元:ハレム1号

 

 

ここは、彼女の両親が眠る墓だった。

 

 

修学旅行前日の今日にわざわざ来なくとも、命日はもうすぐだったのでベリアルはその時に参ればよかったというが、彼女は旅行前の今だからこそ来たい理由があった。

 

両親と最後に旅行した場所も、明日から行く京都と奈良だったのだから。

著者名:森山絵凪 引用元:ハレム1号

 

 

父親がハンドル操作を誤ったとされる死亡事故の真相を知っているのは、現場にいた人ならざるベリアルと彼女の魂を奪わんとした山の神だけだった。

 

それを知らず、父親の不注意で事故は起こったと思い込んでいる彼女を見下ろすベリアルの胸中は、今のところ穏やかさを保てていた。

 

 

長い黙祷の中で彼女は、もうすぐ控えている大学受験合格も祈っていた。

 

もちろんその程度の願いは、ベリアルにかかれば造作なく叶えられた。

 

願いは対価さえ支払えばいつでも叶えられるが、彼女は大学合格だけは意地でも頼るつもりはなかった。

 

両親が絵を褒めてくれたから美大の進路を見つけられた彼女の譲れない思いだったが、ベリアルにしてみれば、死者が遺した願いに囚われることは、納得できるでも滑稽に写るでもなく、ただそうなのだなと感じるだけだった。

著者名:森山絵凪 引用元:ハレム1号

 

 

そして彼女は、貞操を守るということも両親の言葉で守り続けていた。

 

とは言えもう18歳になっている今、キスの対価はより濃厚なものになっていて、彼女はまだ慣れていなかった。

 

しかし今夜は、願いのあるなしに関わらず月に一度の支払日だった。

 

 

今夜でなければいけない理由はベリアルの気分次第だったが彼女に拒否権はなく、濃厚なキスに慣れていないからという理由では逃れられなかった。

 

 

契約は絶対で、彼女も13歳で了承していたことだった。

 

18歳まではソフトな口付け、18歳以降な舌を絡めるディープキスだと決まっていた。

本来は貞操、愛と親心で口付け。

 

彼女にはやはり拒否できず、部屋に帰ると艶やかな髪をいじられながら背後から抱かれ、顔が近づいていく。

 

 

彼女は首をグッと横に向けられ、いきなり舌で舌を迎えられて絡め取られた。

 

舌先でくちゅくちゅと突いてくる動きで呼吸の仕方がよく分からず、いつの間にか向かい合って肌の密着度も大きくなっていた。

著者名:森山絵凪 引用元:ハレム1号

 

 

ベリアルはもう一人の親だった。

 

生まれる前から知っているのだから、実の親より長く深く彼女というものを知っていると言えた。

 

ただ、18歳になって対価が激しくなった頃からの彼女を見ていると、欲情に身を任せたくて仕方ない衝動に駆られそうになっていた。

 

彼女はトロンとした上目遣いで息荒げ、口をだらしなく開けている

著者名:森山絵凪 引用元:ハレム1号

 

 

エロさと美しさが同居した魅惑の胸の先も硬くなっているようで、ベリアルは堪らず押し倒し、今度は完全に口を塞いで舌を差し込んだ。

 

位置が上下になったことで、より激しくなっていく。

著者名:森山絵凪 引用元:ハレム1号

 

 

舌を掬い上げ、絡め取り、口を塞ぐ。

 

ベリアルが股間の疼きを発散するために腰をグッと押し付けると、彼女もキスよりそっちの感触に意識を持っていかれて自然と声が出た

著者名:森山絵凪 引用元:ハレム1号

 

 

愛しているが故、自分だけのものにしたかった。

 

理性が失われるほど身も心も美しい彼女のよがった姿を見ていると、犯したい、汚したい、めちゃくちゃにしてやりたい欲求が込み上げてくる。

 

同時に、清いままでいて欲しいとも思った。

著者名:森山絵凪 引用元:ハレム1号

 

 

その願いのおかげで、彼女の貞操を奪わずに済んでいた。

 

 

 

耐え切ったベリアルはベッドを降りていつものように別々に寝ようとするが、今夜に限って彼女は袖をちんまりと抓んで一緒に寝ようと誘った。

 

寂しさを埋めるだけの温もり要員でしかなく、ベリアルが一線を越えてこないと信用し切っているからだが、欲情を必死に耐え切ったばかりの悪魔にとって一番酷なおねだりだった。

著者名:森山絵凪 引用元:ハレム1号

 

 

枕を並べ、天井を見上げ、彼女が語るのは安全運転に十分に気を使っていたはずの父が、一番注意していたはずの山道に限って不注意になった疑問。

 

まだ真実を話す気のなかったベリアルは、子供扱いでもう寝るよう促し、彼女も明日に備えてすぐ口も目も閉じた。

 

 

修学旅行で京都と奈良に行くのなら、またあの道を通る。

 

ベリアルの目つきは鋭くなった。

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