
乙女のはらわた星の色1話
ネタバレ感想
乙女のはらわた星の色の漫画最新話と最終回、最終話、最新刊、ネタバレ、感想、あらすじ、エロ画像、結末、無料で読む方法を紹介。
いしとゆうらがジャンプSQで新連載スタート。
時と場所は地球のおそらくちょっと未来。
ウェーブ人と名乗る異星人が飛来してから20年、確実に純粋な地球人は減少しつつあった。
ただし、殺されたり誘拐されたりキャとられたりしたのではなく、侵略的結婚によりウェーブと地球のハーフ人口が増加していたのだ…
1話
耳が長かったり、ケモ耳が生えていたり、にょっきり角があったり、ぱっと見で異星人だと分かるウェーブの血を引いた者。
彼らを長期的作戦継続中の侵略者だと決めつけ、毛嫌いしている少年がいた。
そんな一人の少年と、繁殖欲性欲旺盛で恋愛脳なウェーブ人とが繰り広げる、犯すか犯されないかの痛快エロラブコメディである。
ベンチに座って上空に浮かぶ宇宙港を見ている一組のカップルがいた。
地球人の彼女はいつか港に上がってみたいわなんて夢を語り、そこら辺に実家があるウェーブ人の彼氏は夏休みにでも来ればいいと安請け合い。
そして東京ドーム何個分というイメージしにくいお決まりの例えで愛を表し、野外プレイをおっぱじめた。
そんな似たようなウェーブ×地球のカップルがあちこちに。
そしてそれらを見ていたゲン少年は、地球侵略が着々と進められていると思い、戦慄いていた。
そのゲンと共にいるミツヨシ少年は、女の子は穴のある性欲解消の生物としか思っていないゲスで、恋愛脳ウェーブ人大歓迎な考え方だった。

著者名:いしとゆうら 引用元:ジャンプSQ2019年1号
二人がこれから生活するのは、地球人とウェーブ人の初共学校、森陵学園。
地球が抱える環境問題や各社会問題をあっさり解決してくれたウェーブが設立した超エリート校であり、寮費も無料の至れり尽くせりな学校だった。
ミツヨシはここでセフレ100人作るのを目標にしていたが、ゲンは祖父の教えを守るため、ウェーブとの混血児ばかりで純粋な地球人が絶滅する前に国のトップに上り詰め、地球人保護政策を打ち出す人生設計を描いていた。
ただ、ウェーブが地球に与えてくれた恩恵を出されれば、排他的民族主義と言われても否定できない。
ともかく森陵学園は文化が恋愛でできているウェーブ設立の学校なのだから、婚活学園と通称されるほど異性交遊を奨励していた。
ミツヨシは事あるごとにゲンを童貞だからだとバカにするが、彼も地球人の女の子相手なら恋愛する気は満々だった。
しかし、誰とも付き合ってない生徒は異種族とサシでランチを摂らなければならず、ゲンは相手がめっちゃ可愛いミリカと当たり、好きになるもんかと耐える必要があった。
ミリカに限った話ではないかも知れないが、とにかく可愛い、いちいち可愛い。

著者名:いしとゆうら 引用元:ジャンプSQ2019年1号
あ~んを拒否してもし切れるものでなく、関節キッスは普通に最高であ~んのお返しおねだり顔も超可愛い。
ゲンは無意識にあ~んのお返しをしそうになっている自分に気づき、できるだけソフトにあ~んはしないし、もう話すつもりはないとシャットアウト。
するとまあ、ポロポロ泣かれて自虐を始められるものだから、なんとフォローしていいか分からない。
その時、隣の席だったミツヨシがささっとアドバイスで、ミリカみたいなタイプは押しまくればヤレルと言ってくれたので却下。
もちろんミツヨシは聞き流し、最終的にセフレになってくれる流れが見えているからオールOKだと太鼓判を捺し、自己評価の低いミリカもセフレに立候補してくれたのだった。

著者名:いしとゆうら 引用元:ジャンプSQ2019年1号
マイナスイオン溢れる公園スペースに移動し、落ち着いたミリカはセフレ一人どころか友達一人もいないと打ち明け始めた。
恋愛脳過ぎて多様な種族と交わってきたウェーブ人は体の作りが個人で結構違っているらしく、ミリカは特に特殊で誰からも避けられているのだそうな。
だから、高校で初めて地球人と共学になれば誰か好いてくれるかなと希望を抱いていたのにさっそくゲンに完全拒否され、ショックでセフレ発言まで飛び出したのだった。
そこでシュバっと謝れるのが、ゲンの美徳だった。
しかし、ゲンの弱みにぐいぐい付けこむのに躊躇しないミツヨシは主義主張の変更を責め、民族主義の差別野郎だとミリカに刷り込もうとするのはお約束。
ただゲンも否定せず、ウェーブ人と交わることで地球人そのものや文化が失われていくのなら、やはり侵略者だとしか思えないときっぱり宣言した。
ミリカはその意見を否定こそしなかったが、彼女もなんだかんだ地球生まれのウェーブ人だから地球は故郷。
敵とまで言われたショックを示すと、すかさずミツヨシがナイス追い打ち。
ゲンは個人的な主義主張に凝り固まっていたことを反省し、手の平返しでミリカをナチュラルに褒めそやして恋の予感を彼女に感じさせ始める。
抜け駆けは許さないミツヨシとゲンが殴り合う横で胸のドキドキを落ち着けたミリカは、男なら拒否できるはずもない可愛すぎる流れのお話おねだりをぶち込んだ。

著者名:いしとゆうら 引用元:ジャンプSQ2019年1号
童貞のゲンは物理的に胸を撃ち抜かれそうになったが、碇シンジのごとく恋しちゃダメだと己を鼓舞。
心臓が破裂する前に大木にヘッドバットで首をへし折って命を取り留めたのだった。