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サタノファニ
77話78話79話ネタバレ感想

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組長の息子、仁奈の協力を得て小夜子奪還を成功させた千歌。

しかし、精神的に疲弊していた小夜子は緊張の緩みと共に愛する千歌を求め、逃走中にも関わらず二人は愛し合い始める。

しかし、戦いたくて仕方ない神崎に見つかり、否応なく戦闘が始まろうとしていた。

 

77話

二人を発見した神崎はアドレナリンを分泌させ、乳首もガチガチに勃起させてサイズの合っていないタンクトップを突き上げながら、渾身の一撃を振り下ろした

 

床に大穴が開くほどの一撃を千歌はひらりと躱して身軽さを披露するが、パワーの差は歴然としていた。

著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2019年6号

 

 

神崎はシートをいとも容易く破壊するほどの威力で消火斧を振り回しまくり、千歌を追い詰めようとする。

 

千歌も直撃は食らわずにひらりひらりと躱し続けるが、明らかに押されている状況を覆せそうにない。

 

 

千歌は神崎のありえないほどのパワーに毒を吐き出す。

 

小夜子もパワー差はもちろん、体格差にプラスして斧とナイフのリーチの不利を心配して声をかける。

 

しかし千歌は、ナイフ一本と言われて不敵に微笑んだ。

 

ナイフ一本ではなく、袖にスリーブガンを隠し持っていた千歌はそれを取り出し、小夜子の心配を嬉しそうに否定しながら全弾神崎に撃った。

著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2019年6号

 

 

小気味いい発砲音がボート内に響き渡った後、千歌は殺人鬼の表情になり、一度返り討ちにあった対策としてこれくらいは準備していると答えた。

 

小夜子も思わぬ攻撃に笑みが零れ、神崎を仕留めたのか訊ねた。

 

だが、二人の笑みはすぐに消え、代わりに神崎が楽しそうな笑い声を漏らし始めていた

 

 

斧を盾にして仁王立ちしていた神崎。

 

腕、腹部に数発の弾がめり込んでいたが、致命傷になる頭と胸を貫く正中線をしっかりガードしていたおかげで、逆に笑えるほど楽しんでいた

著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2019年6号

 

 

まともな人間なら、急所に当たっていないからといってとてつもない激痛に違いなく、耐えられるものではないはずだった。

 

 

千歌が気味悪ささえ感じていると、神崎はレスラーだと答えながら、自ら傷口に指を突っ込んで弾を取り出そうとする

 

だが、さすがに痛みは普通に感じているらしく、脂汗を浮かせて呼吸を乱している。

 

 

千歌はすぐに次の手を考え、小夜子に耳打ちした。

 

神崎が弾を出した頃に千歌は全て伝え終え、もう全弾打ち尽くした今、これしか手段がないと言って無理やり従わせた。

 

飛び道具無しで、ナイフVS斧。

 

勝てる保証がないのなら、せめて小夜子は逃げろと促した。

 

小夜子はこれ以上縋り付こうとせず、言葉を飲んで外に走った。

著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2019年6号

 

 

ただ神崎は後を追うことなく、もう戦えない奴に興味はないと吐き捨てた。

 

 

レスラーになったのも戦いが好きで仕方なかったからだった。

 

だがリングだけじゃ物足りなくなり、路上で喧嘩、道場破りで異種格闘技戦、その果てにヤクザのボディガードになり、死が目の前に迫っている今こそ、とてつもなく滾っている状態だった。

 

海に放り捨ててもなお生きている千歌に、ある意味特別な思いを抱いた神崎はイカれた微笑みを讃えたまま活き活きとした光を目に宿し、襲い掛かる。

 

 

 

外に飛び出した小夜子は必死に走っていたが、そのせいで傷口から血が滲み出ていた。

 

しかし、千歌の作戦を成功させるためには泣き言を言っていられず、急いで救命ボートを下ろす手動ハンドルの場所まで辿り着こうとしていた。

 

 

 

単純なパワーの差で押し込まれていた千歌は小さなナイフと銃でギリギリ斧を受け止めたが、持久戦でも明らかに勝ち目がないのは明白。

 

神崎はこのまま後ろのタンクに圧し潰すつもりだったが、千歌に膝蹴りを股間に食らわされ、さすがにデリケートゾーンへの攻撃に怯んだ

しかしやられたらやり返す意地のヘッドバットを叩き込んだ。

 

千歌はとてつもない衝撃に意識が飛びそうになったが、笛の音を聞いて踏み止まった。

著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2019年6号

 

 

小夜子からの合図に大声で返事をした直後、ボートが急激に傾いた。

 

その隙を逃さず千歌は蹴りを叩き込み、神崎は下になった方へタイタニックの乗船客の如く落下していった。

 

とは言え、さして広くないボートの中、神崎はシートに掴まってダメージを受けることもなかく、逃げたように見せかけた小夜子がボートを傾けたのだと理解できた。

 

 

そして、千歌の作戦は傾けるだけではなかった。

 

貯水タンクを滑り落して直撃させることで、さすがの神崎もこれで大ダメージを負うだろうという二重の作戦だった。

著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2019年6号

 

 

だが神崎はこの程度なら十分に打ち破れると判断し、斧を振り下ろしてタンクを一刀両断叩き割った。

 

霧散する水。

 

その奥に、ヒュンヒュンと音を出している千歌が見えた。

著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2019年6号

 

 

振り回していたのは単純な武器のスリングショットで、遠心力を利用して小石を飛ばす威力を跳ね上げる古代からあるものだった。

 

 

千歌はタンクを固定していたベルトと弾切れした銃を使い、即席のスリングにしていた。

 

そしてその一撃はややもすれば余裕で命を奪える威力を生み出せるほど恐ろしく、まともに神崎の頭にヒットした。

 

今度こそ神崎は白目を剥きながら前に倒れ、大きな音を立てて床にキスをした。

著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2019年6号

 

 

 

一か八かの作戦を成功させた千歌も息を荒げ、慎重に下りていく。

 

神崎の斧を奪い、サムエル記の少年ダビデのように止めを刺そうとした。

 

だが、レスラーとして大怪我も珍しくなかったであろう神崎は意識を取り戻したのか、死んだふりだったのか千歌の足を掴んで容易く逆さまに持ち上げた

 

被弾しても、頭を勝ち割られても倒れない神崎はなぜか千歌がノーパンなことに気づくが、ハイになっている今、それは些末なことだった。

著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2019年6号

 

 

そして、螺旋階段が続く最下層のホールまで父親と烏丸を誘導していた仁奈は、もうそろそろ霧子と美依那の近くを通りかかるところだった。

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