サタノファニ
80話81話82話ネタバレ感想

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千歌は神崎にかなり苦戦を強いられたものの、小夜子の命に危険が迫ったことでシンクロ率が100%になり、類稀な臨機応変さを発揮して、見事神崎は海の藻屑に変えたのだった。

しかし、神崎はボディガードの一人で標的ではない。

 

80話

神崎を退けた千歌だったが、ダメージは小さくなかった。

 

シンクロ率100%により、殺意が感じられなくなったことでより恐ろしいオーラが増していたが、小夜子の目の前から危機が去ると、壁に背中を預けて座り込み、切れ切れになる呼吸を整え始めた。

 

小夜子は心配して声をかけるが、全く余裕がないのは見て十分伝わってきた。

著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2019年9号

 

 

しかし小夜子はほんの少しだけ座って息を整えただけで立ち上がる。

 

どう見てもほとんど回復してないのは明らかで小夜子は心配が尽きないが、千歌は神崎を倒した今だからこそ、ヤクザが後手に回っているはずで、早く女医のところに行こうと促した。

 

お互い重傷を負いながら歩き出した時、千歌は過去一番に強敵だった神崎を思い、暗い海を眺めた。

 

 

 

神崎は生きていた

 

びしょ濡れで感電しても命を保てる圧倒的タフさの神崎は暗い海に沈む途中、意識が覚醒し、本能的に海面に上がって自分がなぜここにいるのか考えた。

 

そして電撃を食らわされたところまで思い出し、完全に敗北したことを理解した。

 

 

こんな大海に放置された危機的状況なことより、敗北したショックで顔を青ざめさせていく。

 

その時、泣きっ面に蜂とばかり、が背後に迫っていた。

 

まるでジョーズのように大口を開けて襲いかかってきた鮫。

 

神崎は敗北のショックから抜け切れないまま、真横で連なっている鋭い歯を見つめた。

著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2019年9号

 

 

その時神崎は、この海は鮫が多い海域だと自分で言ったことを思い出した。

 

 

それでも神崎は、鮫程度に殺されるつもりはなかった。

 

 

イルカショーのトレーナーの如く背中に乗った神崎は共に海に潜りながら、エラの間に手を突っ込み、全力で引きちぎった

 

鮫は自分で開けた口から血を撒き散らし、目が完全にイってしまっていた。

 

 

鮫を返り討ちにした神崎は再び海面に上がり、もうかなり離れてしまった客船を見て笑いが止められなくなった。

 

浮き輪もなく大海に放置された状況で絶望したのではなく、生きる気力は逆に漲っていた。

必ず千歌と再戦を果たし、リベンジするために。

著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2019年9号

 

 

 

そしてもう一つの戦いも動き出そうとしていた。

 

 

仁奈を仲間に取り入れた霧子は難なく水野をワイヤーで捕らえることに成功していた。

 

風船と共に辺りに散らばった子供たちはもうおらず、霧子は歌のお姉さんの役を一旦降りて、殺人鬼モードに移行しようとしていた。

著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2019年9号

 

 

 

筋トレに命を懸けている水野は細いワイヤーなど意に介さず、ラピュタのマッスル対決を彷彿とさせる筋肥大で引きちぎろうとした

 

しかし、肉に食い込むだけでまるで歯が立たない。

 

それもそのはず、このワイヤーは霧子が過去の失敗を糧に耐久力を桁違いに上げた特注品で、人間が切れるレベルではなかった。

 

 

水野は自力で切るのは不可能に近いことを悟り、ここまで誘導してきた息子の仁に、メデューサが楽しそうに動いている意味を問い質した。

 

薬漬けでまともに動けないなど嘘っぱちと言うことは、裏切り以外の可能性はない。

 

水野は凄んで見せるが、仁は自分の名は今夜捨てたと言いながら髪型を仁奈の時に変え、霧子の足元に這い蹲った。

 

そして、自分が処女を奪った尊敬し愛する霧子の足にキスをし、流動仁奈だと名乗った。

 

水野は息子のアナルまでも犯して性的虐待をしたクズ親だった。

著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2019年9号

 

 

仁奈に憎悪されていたと知った水野はそれでも、親としてよりアナル好きな組長として怒りを滲ませる。

 

 

まともに動けるのは烏丸だけで助けを求めるが、まだ聴力の機能が回復していなかった彼は、水野の声さえ聞こえておらず、今どこに誰がいるのか把握できていない

 

おまけに風船がふわふわ漂っているせいで、人の気配との区別もできていなかった。

 

美依那は予想通りの展開で烏丸の戸惑いが手に取るように分かってほくそ笑んだ。

 

風船だけなのか、子供もいるのか、組長はどこなのか?

そんな風に焦っている烏丸は、美依那にとっていい的だった。

著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2019年9号

 

 

構えるだけしかできない烏丸にナイフを投げるが、防弾着のせいでまともに刺さったのは腕に当たった分だけだった。

 

とは言え美依那の圧倒的優位は変わらず、このまま水野も始末してさっさと船からずらかればいいと考えた。

 

その直後、烏丸はエイリアンの如く舌を気持ち悪く伸ばして白目を剥いた

 

あまりの気持ち悪さに美依那はビビり、一気に片をつけようとした動きを止めざるを得ない。

著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2019年9号

 

 

舌をベロベロ動かし始めた烏丸が探っているのは周囲の臭いだった。

 

聴覚、触覚、嗅覚で周りを認識する烏丸は、まるで蛇が舌を出し入れしてヤコブソン器官で感知しているのと同じように気持ち悪く舌をペロペロ動かしまくる。

 

聴覚、触覚に比べれば大して情報を得られない方法だったが、水野がかなり焦っていることを感知して危機的状況に陥っていることを悟った。

 

しかし、やはり風船が邪魔で一般人がいるかどうかは判別できない。

 

だが仕事を優先させた烏丸は、水野を助けられればそれでいいと思い、躊躇わずに刀を振り下ろしたのだった。

著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2019年9号

 

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