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たとえ灰になっても56話
ネタバレ感想

たとえ灰になってもの漫画最新話と最終回、最終話、最新刊、ネタバレ、感想、あらすじ、エログロリョナ画像、結末、無料で読む方法を紹介。

 

引きこもっていたカエデこと四宮正輝に課せられた解剖地獄は、従弟への約束を果たして壮絶な終わりを迎えた。

そして次に処刑を受けるのは沙羅。

彼女に待っていたのは、放射能チェレンコフ光による時間をかけて苦しむ地獄だった。

 

56話

桜の花びら舞い散る朝、優哉という中学生になった少年は寝坊し、朝ご飯はいらないと母親に言い返して玄関を飛び出した。

 

ただ学校に遅刻すると言うよりも、幼馴染みの女の子を待たせているから慌てていたのだった。

 

30分待たされた女の子はそれでも、優しく遅刻癖を注意するだけで大して怒りもしない、天使のような子だった。

 

沙羅と呼ばれた美少女には、満開の桜の背景が良く似合っていた。

 

 

沙羅には優哉が遅刻してきたこの機会をナイスタイミングと思い、桜並木を歩きながら埋め合わせのお願いを切り出してみた。

 

貰ったという遊園地のチケットが2枚。

それで口元を隠しながら、一緒にどうかと誘ってみる。

 

しかし、ストレートに誘えるほど度胸はなく、行けない幸花の代わりだというワンクッションを挟んだ。

そんな乙女の羞恥心に気づいているのかいないのか、優哉はチケットを一枚取ってOKしたのだった。

 

それで沙羅の顔に、笑顔の花が咲いた

著者名:鬼八頭かかし 引用元:ヤングガンガン2019年4号

 

 

そこで、優哉は夢から覚めた。

 

 

場所は高校の屋上で、無機質な風が吹き抜けた直後、突然飛んできた焼きそばパンを寸前のところでキャッチすることに成功した。

 

寝起きの生徒会長、江端優哉に焼きそばパンを投げつけるという遠慮ない攻撃を繰り出したのは、誰に対しても分け隔てなく振舞う妹思いのメガネ男子、四宮良真だった。

 

残り物の炭水化物同士のコラボを無理やり押し付けられたという良真は、自分の嫌いな物を食べるのはお前にこそ相応しいと辛辣に吐き捨てるが、表情には親愛の色がありありと浮かんでいた。

著者名:鬼八頭かかし 引用元:ヤングガンガン2019年4号

 

 

そして辺獄にいる沙羅は、果たして優哉なのか本人なのか…

 

 

 

チェレンコフ光を浴びた沙羅に残された寿命は72時間。

 

ただし、参加者の中に紛れている世界的な有名な医者が助けてくれれば延命できる可能性が上がり、次のステージに行けるかも知れなかった。

著者名:鬼八頭かかし 引用元:ヤングガンガン2019年4号

 

 

しかしユキは堂々とクロエルに物申した。

 

時間がない自分にとって3日間も時間を取られるわけにはいかず、今すぐ沙羅を処刑して準決勝を始めろと進言。

 

沙羅に恩を感じ、ユキに騙されて憎んでいる亡々死は非情な言葉を吐き出すユキを睨み付けた。

 

しかし、ユキの心配は全くの杞憂だった。

著者名:鬼八頭かかし 引用元:ヤングガンガン2019年4号

 

 

クロエルによればここ辺獄は現世と何の繋がりも無く、ここで何時間何日過ごそうが、現世では1秒も進んでいないという。

 

過去、現在、未来

そんなものは人間界にある概念に過ぎず、ここでも天使にとって存在しないものだった。

 

 

ただ参加者に肉体がある以上、空腹は感じてしまうと何を考えているか全く読めないリヴが言い出せば、抜かりなく3日間は過ごせる食料も用意されているとクロエルは答えた。

 

生活に不自由ない空間が用意されている以上、沙羅の崩壊地獄が終わるまで付き合うしか選択肢はなかった。

 

 

そして天使二人はふわっと舞い上がり、沙羅が72時間の予想を超えて延命する未来を期待していると言い残し、一瞬で消え去った。

著者名:鬼八頭かかし 引用元:ヤングガンガン2019年4号

 

 

崩壊地獄1日目がスタートした