
ガイシューイッショク3巻
19話20話21話ネタバレ感想
ガイシューイッショクの漫画最新話と最終回、最終話、最新刊、ネタバレ、感想、あらすじ、エロ画像、結末、無料で読む方法を紹介。
ミチルの態度は相変わらず酷いまま、同居している部屋に漫画編集者の石井がやって来て、妙な生活をしていることがバレる。
その出会いで嫉妬が芽生えた小森は自分のことをどう思っているかミチルに訊くが、向こうの中では勃起し易い人程度の認識。
嫉妬やら承認欲求やら我慢でいなくなった小森は打ち合わせ中のみちるの身体をまさぐり、勃起して射精し、結局石井にバレてしまうのだった。
19話
小森はバンブー書房という出版社の自社ビルの前に立ち、見上げていた。
不動産屋の仕事で用があるとは思えない出版社。
その通り、彼の顔は嫌なことを目の前にして躊躇しているそれで、それが丸分かるように、入り口の前をウロウロしてなかなか入ろうとしなかった。
さすがに不審に思った警備員に声をかけられたところで彼は決心し、嫌々ながらもビルに足を踏み入れたのだった。
受付で名前と会う相手の名前を告げると、すんなり段取りが完了した。
あの夜石井にバレた後、みちると石井は最後まで打ち合わせを進めたので、彼は何事もなく終わるかもと願った。
しかし、石井は男女の関係に強く口を挟まなかったものの、打ち合わせ中の行為を軽く注意したのだった。

著者名:色白好 引用元:ビッグコミックスペリオール2019年6号
みちるが弁解する間もなく電話は切られ、彼女はエロ漫画を描いていてプライベートも特殊なプレイをする変態女と思われることになった。
電話が切れて少し沈黙を挟んだ後、みちるは静かに責任を問うた。
彼が口ごもりながらも自分の責任を認めると、みちるはTシャツを引っ張って濡れたショーツ隠しながら、自分がドエロ女だと思われた責任をどう取ってくれるのかと問うた。
彼はパンツの染みを広げながら、謝るしかできなかった。
だからみちるはこの勝負に勝った条件として、石井に会いに行って誤解を解くよう命令したのだった。

著者名:色白好 引用元:ビッグコミックスペリオール2019年6号
そして彼は今、至極個人的な説明しにくいイカせ合い勝負で起きた誤解を解くため、ロビーに降りて来てくれた石井と向かい合った。
石井の無言の視線が、とても気まずかった。
彼はまず頭を下げて、謝罪と事情の説明に来たと伝えた。
と言われても、石井は打ち合わせ中のプレイは遠慮して欲しいと言うしかできない。
ともあれ、変な関係の二人は打ち合わせ用のブースに移動した。
落ち着いた場所で向かい合うと、彼は実際セック〇してたわけじゃなく、みちるに協力しただけだとごまかし始めた。
みちるの次回作の構想がテレフォン中にヤっちゃう話だと切り出すと、当然聞いてない石井は初耳だと言うので、彼はいつ作品にするのかは分からないと盛る。
と言うわけで、あくまでみちるの願いに応えた疑似的なプレイをしていただけだと伝えた。
少し沈黙した石井が納得しようとしたその時、ポケット内で通話中にさせていたみちるが嘘を指摘したのだった。

著者名:色白好 引用元:ビッグコミックスペリオール2019年6号
彼がごまかすだろうことを見越してしっかり会話を聞いていたみちるはまた怒り心頭、彼の往生際の悪さを口汚く罵り、殺意を言葉にし、とにかく謝罪を求めた。
取りあえず真実を知らない石井は黙って続きを待つ雰囲気を示した。
諦めた彼はここに来てのごまかしを詫びてから、まず本番はしてないことを伝えた。
イチャラブセック〇ではなく、勝負だったと。

著者名:色白好 引用元:ビッグコミックスペリオール2019年6号
意見の対立、交渉事、若しくは毎週水曜日に行われる勝負の結果、敗者は勝者の言うことを聞かねばならない。
勝負内容はお互い下着姿になり、10分間みちるの身体をまさぐり、喘がせたら彼の勝ち、勃起したら負けというシンプルに性的な勝負。
そこまで聞いた石井は、愛撫はどこまでOKなのか気になったが、みちるはそこまで話すのを許さず声を荒げた。

著者名:色白好 引用元:ビッグコミックスペリオール2019年6号
怒りはあくまで彼に向けられたもので、勝負にかこつけて打ち合わせ中にも関わらず無理やり触って来たことを謝れと要求。
無理やり、というワードに反応した石井が剣呑な空気を出したので彼は慌て、合意だったのをアピールしようとするが、熱くなったみちるが即座に否定。
大きくなる声を抑えられなくなったみちるは、おっぱいを揉まれ、パンツの中に手を入れられていじられ、お股に勃起チン〇を擦りつけられて射精され、情けない喘ぎ声を上げられたのだと、彼のプレイを周りのブースに聞こえるほど大声で捲し立てた。

著者名:色白好 引用元:ビッグコミックスペリオール2019年6号
眉間に皺を寄せた石井の睨みに怯えた彼は感じてたくせに、と冗談交じりのお互い様で乗り切ろうとするが、みちるは決して感じていたことを認めようとしない。
だから彼も溢れ出す言葉を止められず、あんなにいやらしいピチャ音を出していたじゃないかと、デリカシーゼロで暴露。
恥ずかしくなってきたらしいみちるの勢いは削がれ、石井が聞いていることを気にして弱音を吐いた。

著者名:色白好 引用元:ビッグコミックスペリオール2019年6号
それで嫉妬心がこみ上げた彼は石井ばかり気にするのが我慢できなくなり、自分がどれだけみちるのことで苦労しているのか捲し立てた。
好物と栄養バランスを考えた早起きしての朝食と昼食、仕事終わりの夕食の支度。
選択、掃除、ゴミ出しetc家事の全て。
生活の全ての世話をしている自分は最早保護者であり、少しは労われてもいいはずだと要求した。
するとみちるは、保護者が被保護者のおっぱいを揉んでんじゃねー、と一蹴した。
自分で言い訳の退路を断ってしまった彼は保護者としての責任を果たさなければならなくなり、テーブルに手を突いて頭を下げ、みちると石井に向かって謝罪の言葉を述べたのだった。

著者名:色白好 引用元:ビッグコミックスペリオール2019年6号
みちるは強引に触られたこと以外は嘘八百だと補足して石井の信頼を回復させてから、淡々と電話を切った。
石井は突っ伏したままの彼に、打ち合わせ中のプレイを知って気分が悪かったと珍しく怒りを滲ませてからの去り際、何かを続けようとしたが、やはりそれ以上何も言わなかった。
石井が口にしようとしたのは、編集者としてのプライドを自分でぶち壊しかねない内容だったからだった。