
サタノファニ
83話84話85話ネタバレ感想
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メデューサの大半が集合し、水野を容易く始末できると踏んでいた彼女たちだったが、予想に反して水野のパワーと打たれ強さは常識のレベルを遥かに超え、返り討ちにされてしまう。
果たして、タイムリミットが迫っている状況で柔道技に倒された殺人鬼たちに勝機はあるのか?
83話
カレン、カチュア、堂島姉妹の4人があっという間に倒された光景を、霧子は信じられない思いで目撃し、青ざめた。
仁奈によれば組長は柔道五段で、ツキノワグマを絞め殺したところを見たこともあるという。
女医からも柔道の猛者だとは聞いていた霧子だったが、クマを絞め殺すなど猛者などというレベルを超えているとクレームを入れたくなった。
硬い床に叩きつけられた堂島姉妹はなかなか起き上がることもできず、9ミリが効かない人外じみたタフさを罵り、せめて後ろから後頭部を撃てていればと、たらればな未来を願う。
しかし、うつ伏せで尻の形が露わになったところを踏みつけられて喘がされる。

著者名:山田恵庸 引用元:ヤンがマガジン2019年12号
未だバキバキに勃起している水野は踏みつけた尻を貧弱だと罵り返し、メデューサと呼ばれる殺人鬼にしては期待外れだとこき下ろした。
そして親殺しを画策した息子に視線を向けて舌なめずりし、実力不足の刺客と手を組み、裏切った代償は重いと宣告した。
カチュアもこのままでは水野を殺せないとぶつぶつ呟く横で、カレンは勃起してパツパツに膨らんでいる股間を見つめて頬を染め、うっとりしていた。
こんな時でも欲情しているカレンはそれでも、一つだけ水野を殺せる方法があるとカチュアに返し、そっと作戦を伝え始めた。

著者名:山田恵庸 引用元:ヤンがマガジン2019年12号
もう全員のアナルを犯せると思っていた水野は烏丸に早く手伝いに来いと言い、烏丸もあやを串刺しにした今、余裕の笑みを返した。
その時カチュアが震える体で立ち上がり、あえて水野の怒りに火をつけるように煽り始めた。
船内のそこら中で部下が死んでいるとも知らずに呑気にアナルに執着していることを暴露すると、水野は目を見開いて頭皮の血管を更に浮き立たせて怒りを滲ませる。
これはもちろん、水野の気を引いて時間を稼ぐためのカレンに伝えられた作戦だった。
しかし、恐怖を隠して煽っている横で、カレンは乳首と股間をいじりながら堂々とオナニーし始めていた。

著者名:山田恵庸 引用元:ヤンがマガジン2019年12号
まさかの行動にカチュアは絶句して何も言えなかった。
そんなことに構わずカレンはマイペースにいじり続け、順調にオーガズムに達して勢いよく愛液をほとばしらせた。
表情も十分に感じられたアヘ顔になっており、まさにヤリマンのカレンらしいものだった。

著者名:山田恵庸 引用元:ヤンがマガジン2019年12号
余裕があり過ぎるのか、カチュアと同じく驚いて停止していたのか、水野は黙ってカレンのオナニーを見続けたのが命取りだった。
愛液を手の平で受け止めたカレンは、出したて淫水を水野の顔面めがけてぶっかけた。
予想していなかった攻撃をまともに食らってしまった水野は目を瞑るのが遅れて視界を奪われた。
カレンは素早く背後に回って背中の肉と股間を引きちぎらんばかりに全力で掴み、圧倒的なパワーで持ち上げた。
体重130㎏はある自分が持ち上げられたことに水野は驚きを隠せず、カレンは筋肉が悲鳴を上げていることにも感じていた。

著者名:山田恵庸 引用元:ヤンがマガジン2019年12号
同じく人外じみたパワーを誇るカレンの作戦は、ビル4階分に相当するここから螺旋階段に投げ捨て、墜落死させようというものだった。
さすがに打たれ強かろうが、逆に重たい体重が加速を増し、全身強打で死は避けられないはずだった。
当然水野は逃げようとしてカレンを殴りつけるが、大して力が込められない体勢での殴打では、ご褒美になってしまうだけだった。
烏丸も水野が危機に瀕していることに気づいて助けに行こうとするが、あやから目を離した直後に背中を斬りつけられた。
烏丸は腹部を貫いたと思っていたが、あやは腹の皮を斬られただけで大してダメージを受けていなかった。

著者名:山田恵庸 引用元:ヤンがマガジン2019年12号
助けに行こうにも行けなくなった烏丸があやと斬り合いを再開した直後、今度は石黒たちが偶然殺し合いの場面に出くわし、水野の危機に走り出した。
しかし、走り出すと同時にカレンが投げ捨て、水野は筋肉だるまの身体が一階にまで急降下していった。
だが、あっさりカレンにしてやられた水野は床に叩きつけられる瞬間にまず両腕からついて勢いを受け流して肩から前に回り、殺し切れなかった勢いをしっかり消すように床を手の平で叩いた。
つまり、信じられないくらい完璧で冷静な受け身を取ったのだった。
さすがに何回転もして壁に激突したが、十分に戦闘を継続できるくらいの状態を保ち、ゆっくりと階段を上がってきた。
まさかの作戦失敗にカレンとカチュアが下を覗き込む中、堂島姉妹は取りあえず急に現れた石黒たちを先に片づければいいといやらしく微笑んだ。
もちろん、石黒たちは天童組の幹部として殺人鬼と言えど女共に負けるつもりはなく、両陣営の総力戦が始まろうとしていた。

著者名:山田恵庸 引用元:ヤンがマガジン2019年12号