
終末のハーレムファンタジア
10話ネタバレ感想
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計画通りに城を取り返したアルクだったが、セリーヌへの態度が悪すぎて傍からいなくなられてしまう。
そしてセリーヌは酒場でのトラブルを治めたきっかけで、何者かと繋がりを持とうとしていた。
片やアルクは、どうにも性欲が抑えられずにマハトが暴走し、無意識下でウェンヌを手籠めにしてしまうのだった。
10話
意識がなかったとは言え、欲望のままにウェンヌを犯したと知ったアルクは後悔の念に苛まれ、自分を責めた。
マハト暴走でぼろぼろになった部屋からウェンヌを運び出し、静寂が包む部屋のベッドに寝かせたはいたが、アルクは片時も傍から離れず、目を閉じたままのウェンヌが目を覚ましてくれるのを待っていた。
ただ、ウェンヌの顔を見ればどうしても自分が無理やり犯した時の光景がフラッシュバックしてしまう。

著者名:SAVAN 引用元:少年ジャンプ+
取り返しのつかないことをしてしまったと自身を責めてアルクが頭を抱えると、傍に控えていたタミィとリロは訳が分からず、一向に休もうとしない主人に戸惑うばかり。
タミィはこのままではアルクまで倒れてしまいかねないと思い、休むよう声をかけるが、罪悪感に襲われている彼は、ウェンヌが目覚めるまではのほほんと休む気はなかった。
すると彼の決意が伝わったのか、ついにウェンヌが目を開けた。
彼もようやく笑顔になれてウェンヌの名を呼ぶと、彼女も目覚めて最初に愛しの彼がそばにいてくれて頬を染める。
アルクが甲斐甲斐しく起きるのを手伝ってくれるのはいいが、なぜ自分が見守られながら眠っているのか訳に思い至ると、激しく彼に求められた光景を思い出して顔が火照った。

著者名:SAVAN 引用元:少年ジャンプ+
だからタミィは熱があるのかと思っておでこに手を添え、体温を測ってみた。
すると、明らかに正常な熱さではないので心配が尽きないが、ウェンヌは熱くなった理由を話せるはずもない。
ウェンヌはちゃんとアルクと話すため、タミィとリロに少し席を外してくれるよう頼んだ。
タミィはすぐに察してリロの手を引いて部屋から出ようとするが、見た目も幼ければ男女の仲の知識にも幼いリロは訳が分からず、なんでなんでとごねる。
それでもタミィは黙ったままリロを外に連れ出し、アルクとウェンヌを二人きりにしてあげた。

著者名:SAVAN 引用元:少年ジャンプ+
二人きりになって僅かに気まずい沈黙が流れるが、まずアルクが頭を下げ、シンプルに謝った。
ウェンヌは顔を上げて下さいと慌てて返すが、アルクは眉間を抑えながら我を失ってあんなことをしてしまったんだと正直に話し、許しを請う。
許すも何も、アルクに激しく突かれたウェンヌが感じていたのは喜びだけだった。
むしろ嬉しかったと答えて頬を染めたウェンヌは、求められればいつでも慰めますと続け、アルクの罪悪感を吹き飛ばして甘い空気を作り出した。

著者名:SAVAN 引用元:少年ジャンプ+
ウェンヌの遠回しな愛の告白と許しを得たアルクは、次にすべきことに取りかかった。
場所は人が寄り付かない例の洞窟奥の神殿。
アルクが商才を発揮して作り上げた神殿に一人、黒エルフのラティは彼の子種が注がれた子宮を慈しむようにお腹を撫で、ゆったりくつろいでいた。
だが静寂をぶち壊しに、ある人物が訪れた。

著者名:SAVAN 引用元:少年ジャンプ+