
終末のハーレムファンタジア2巻
セミカラーネタバレ感想
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従姉妹のアウレリアと淡い未来を思い描いていたアルクだったが、彼女は皇帝の嫁に出され失恋。
自分の血を吸うほど慕ってくれるメイドのウェンヌの好意に応えるより前に、侵入者の黒エルフのラティに女体の柔らかさを教えられ、マハトという力を知る。
そしてラティの言いつけを守った結果、彼女に童貞を奪われ、黒竜をその身に宿して生まれ変わったのだった。
5話~9話
剣の稽古に勉強に精を出し始めたアルクを喜ばしてく思っていたセリーヌだったが、かつての覇気のない彼の方が、いくらか何を考えているか分かったので、変にストレスが溜まり、ウェンヌに酒を付き合ってもらい、愚痴を吐き出していた。
何より、幼少の頃から傍にいる自分に何も相談してくれないのがもどかしい。
そうして真剣に悩みを打ち明けると、ウェンヌに恋心を指摘されて慌てさせられるのだった。

著者名:SAVAN 引用元:終末のハーレムファンタジア2巻
原因不明の病に臥せっているアノール伯はアルクに看病されてはいたが、弱気を加速させ、息子に家督を譲ると言い出す。
アルクは健気に父を励まそうとするが、そこに空気を読まず飛び込んできたのが兄の領地を狙っているトゥート伯だった。
アルクは叔父の邪悪な下心に感づいていたので、余計な心配はご無用だと言って火花を散らす。
血が繋がっている叔父と甥でも敵対心を隠さず、不穏な空気を醸し出す。
ただトゥートは、隙あらば最近秘書になったティアを手籠めにせんと、身体をまさぐって癒しを感じていた。

著者名:SAVAN 引用元:終末のハーレムファンタジア2巻
そんな時にアルクは、相変わらず剣の稽古に汗を流しているセリーヌに試合を申し込んだ。
セリーヌは喜んで快諾したが、戦う相手がアルクじゃなくただのメイドのウェンヌだと言われ憤慨。
それでも怒りを抑え、アルクがついに厄介払いしようとしていると思い込み、悲しみに襲われた。

著者名:SAVAN 引用元:終末のハーレムファンタジア2巻
誰にも真意を明かさぬまま着々と計画を進めるアルクは、自分に少なからず恋慕を寄せているであろうウェンヌの心を乱してから、指先を切って血を差し出した。
ウェンヌはなぜかアルクの血に抗いがたい欲求を感じてむしゃぶりつき、彼に誘われるがままたくましい腕に抱きしめられながら唇も貪った。
これも、アルクがマハトを研究するための材料だった。

著者名:SAVAN 引用元:終末のハーレムファンタジア2巻
翌日、セリーヌとウェンヌの試合はちゃんと行われたが、開始前にアルクはまたウェンヌに激しいキスをプレゼントしてイチャつき、セリーヌの怒りを再燃させた。
そして、騎士として相当な実力者であるはずのセリーヌは一介のメイドに敗北し、プライドをズタボロにされてしまうのだった。
マハトを分け与えられたウェンヌの実力が常識外れにアップしたのを確かめたアルクはセリーヌへのフォローをおざなりにし、約束通りにウェンヌへのキスの続きをご褒美であげようとした。
しかし、トゥートの軍勢が攻め込んできてお預けに。
その頃、精神がボロボロだったアルクとの思い出がある森の中の泉で泳ぎ、気持ちを落ち着けていた。
それでもやはり、アルクとウェンヌのキスを思い出すと変な気持ちに襲われてしまう。

著者名:SAVAN 引用元:終末のハーレムファンタジア2巻
地下道から逃げていたアルクはウェンヌとピピンしか共に行けず、トゥートの予想通りの動きに苦笑いしていた。
そして途中で二手に分かれてウェンヌと共に一先ず遠くへ逃げようとしたが、地上に出た途端に待ち構えていた手勢に取り囲まれた。
ただ、手懐けていたケモミミと稽古の成果で返り討ちにして切り抜けた。
ケモミミを手懐けた方法もマハトが込められた血によるもので、ケモミミはもうアルクの血を摂取しなければ荒ぶってしまうほどだった。

著者名:SAVAN 引用元:終末のハーレムファンタジア2巻
そしてケモミミがアルクにむしゃぶりついている姿を見たウェンヌも発情。
結局、逃走中でも3人で絡み合った。

著者名:SAVAN 引用元:終末のハーレムファンタジア2巻
そこにもう一人現れた女が、牢屋に入れられていた犯罪者で、またアルクがマハトで手懐けた一人だった。
彼女も激しいベロチューでアルク成分を補充。
アルクは敵の情報を犯罪者から受け取ると、あっさり城に戻ることを決めた。