ドクザクラ

ドクザクラ1話2話3話
ネタバレ感想

ドクザクラのエロ画像、ネタバレ、漫画最新話と最終回、最終話、最新刊、感想、あらすじ、結末、無料で読む方法を紹介。

 

原作・MITA

作画・山本やみー

桜の下には死体が埋まっていると言うが、それは桜に毒が含まれているから噂されるようになったとか…

 

 

1話

ある少年と少女が満月の夜に、満開の桜の下で15年後に果たす約束を交わした。

 

 

 

大学3年生の両国アツシは大学構内のベンチに座って缶コーヒー片手に、通り過ぎていく学生たちを眺めて訳知り顔でほくそ笑んでいた。

 

アツシは何食わぬ顔で人間観察風なことをしているだけのようだったが、彼には人の頭上に一桁か二桁の数字が見えていた。

 

そして自分に話しかけてきた友達数人のうち、黒ギャル風の女の子にコーヒーを飲んでみるかと差し出すと、彼女は断りながらも顔を真っ赤にし、数字を一つ増やして「71」にした。

著者名:山本やみー 引用元:ドクザクラ1話

 

 

彼女は以前、アツシに告白したことがあり、今も好意を抱いていることが数値で丸分かりだったから、彼はからかっただけだった。

 

 

その時、もう一人彼に話かけてくる女がいた。

 

日向エミはミスコン優勝の有名人で、クールな眼差しに見惚れる男が多くいた。

著者名:山本やみー 引用元:ドクザクラ1話

 

 

そしてエミは待ち合わせ時間になっても現れないアツシを探していたらしく、明らかに怒り心頭の様子だった。

 

 

一見気が強そうで、物言いも鋭いタイプに思われがちだが、彼と二人きりになると一転、エミはイチャイチャと腕を組んで甘えた声を出してくる、好きな相手にデレデレが止まらない可愛い女の子だった。

 

そのギャップと数値が「96」もあるのを知っている彼だから、惚れられてる強みで遅刻しても悪びれずにいられた。

著者名:山本やみー 引用元:ドクザクラ1話

 

 

そして気分よくカフェに入ると、うだつの上がらなそうな中年サラリーマンが若いバイトの子に持ってくるのが遅いと絡み、明らかに日頃のストレスをここぞとばかりに晴らそうとしていた。

 

アツシはそんな相手でも強気に話しかけて煽り、火に油を注ぐ真似をする。

 

質の悪い客を正義感溢れた若者が排除しようとしているようだが、サラリーマンの数値も見えているからこそできることだった。

 

 

対象に対する好意が悪ければマイナス表示されて見える数値

 

サラリーマンのアツシに対するそれは、言い返すこともできない程度しかなく、その予想通りにそそくさと店から出て行った。

著者名:山本やみー 引用元:ドクザクラ1話

 

 

相手の目を見れば、相手が今見ているものに対する好意が数値化して見えるその能力を、彼はマインド=アイと呼んでいた

 

 

今までの経験上、数値が実際のどの程度の行動に繋がってくるのか分かっていた。

著者名:山本やみー 引用元:ドクザクラ1話

 

 

彼はこの能力で自分に従順な人間だけと関わり、周りに置き、普通なら嫌われて当然の行動も平然と取ることができていた。

 

 

そうして完全に虜にしたエミに支払わせて一人で店を出た後、同じく自分に利をもたらしてくれるキャバ嬢の猿田ユメノと会い、今日二回目のデートを始めた。

著者名:山本やみー 引用元:ドクザクラ1話

 

 

ユメノは桜並木をゆっくり散歩する健全なデートを楽しみたくて川沿いの並木道に彼を連れて行くが、彼は桜にはがあり、桜が咲く場所では他の花が咲かず、色んな花に囲まれて生きたいから桜は好きじゃないと言い切った。

 

それでもユメノは、直前に他の女と会ってきたのを匂いで敏感に感じ取っても、傍にいれるなら幸せだと答えた。

 

だからアツシはタワーマンションの自室に誘い、ユメノの身体を楽しむことにした。

著者名:山本やみー 引用元:ドクザクラ1話

 

 

 

15年前、サクラという少女と夜桜を見に行った帰りに事故に遭って死にかけたのを境に、彼はこの能力を手に入れた。

 

しかしサクラは助からず、彼女の母親には代わりに死ねと言われるほど恨まれた

 

幼心に自分の全てを否定されたと分かった彼は能力を完全に把握し、自分を裏切るはずのない人間だけを侍らせて生きてきた。

 

だから、少し我を忘れて多少乱暴に扱っても、ユメノは彼への好意を強くするだけだった。

著者名:山本やみー 引用元:ドクザクラ1話

 

 

 

そんな過去を思い出してキープ女の一人を激しく抱いた後でも、しっかり会うのがトップアイドルグループのメンバー、小岩るるなだった。

 

るるなもプロポーズレベルにまで数値を上げられているのは、アイドルとしても個人としても承認欲求を満たし、下げてから上げる流れでドキッとさせていたからだった。

著者名:山本やみー 引用元:ドクザクラ1話

 

 

るるなが更に惚れ直したところで、彼にエミから電話がかかってきた。

 

金銭的にるるなを優先したいところだが、大学の試験対策で欠かせないエミはこの時期特に必要だと考え、彼は電話に出た。

 

すると、マンションの外に窓をずっと見続けている不審人物がいるという、不安からの相談だった。

 

彼はるるなに埋め合わせを約束してデートを切り上げ、エミの部屋に急いだ。

 

 

通話にしながらタクシーに乗り込み、最寄りの駅で降りて詳しい道を訊こうとしたが、エミはうんともすんとも答えない。

 

そして彼が桜の並木道を駆けながら呼びかけ続けたその時、すれ違った少女が不穏な言葉を発した。

著者名:山本やみー 引用元:ドクザクラ1話

 

 

桜舞い散る道で思わず止まって振り返った彼は、少女にどういう意味か訊ねた。

 

直後、白いワンピースの数値が理解できないほど高いことに気づいた。

 

 

100000096

その目はもう狂気に満ちていた。

 

 

なぜエミを知っているのか?

どうしてそんなに数値が高いのか?

 

そんなことよりも、少女は妻の欄に夜風サクラと書いた婚姻届を出しプロポーズしてきた。

著者名:山本やみー 引用元:ドクザクラ1話