
進撃の巨人117話118話
ネタバレ感想
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ピークの侵入を許したエレンは自分の優位が揺るがないと確信し、彼女の真意を見極めようとした。
だが、逆にハメられかけ、顎の巨人に足を食いちぎられてしまう。
そして自分がしたのと同じように、マーレ軍もパラディ島に侵攻していたのだった。
117話
エレンたちが巨人化した震動は、地下にいるミカサたちにも届いていた。
飛行船からはパラシュート部隊が降下し始め、車力の巨人専用武器も落下傘がつけられて投下された。
壁の中の街に物々しい兵士の雨が降り注ぐのを仰ぎ見たピークはポルコを呼び、手錠で繋がれた腕を指し示した。
直後、意思を察したガリアードはピークの腕を斬り落とした。

著者名:諌山創 引用元:別冊少年マガジン2019年6号
いきなり繋がれていたピークの腕が斬れ落ちてガビは当然悲鳴を上げるが、覚悟していたピークも激痛に悲鳴を上げながらダイブし、巨人化した。
罠にハメられかけたエレンも巨人化し、硬質化パンチをガリアードに繰り出すが、ひらりと躱されて街中に逃走を許してしまう。
そして車力も口の中にガビを避難させてから逃走。
敵が持っているはずの情報量の少なさからマーレが奇襲を仕掛けてくるとは思わなかったエレンは、戦鎚の能力で地下から逃げろとイェレナに言われても聞く耳持たず、マーレ軍に決意させたであろう人物と決着をつける道を選んだ。

著者名:諌山創 引用元:別冊少年マガジン2019年6号
街中に降りたエレンは、ライナーが鎧の巨人で姿を現すのを待った。
その予想通り、パラシュートの降下中に手を傷つけたライナーは巨人化し、進撃の巨人の前に堂々と降り立った。
直後、鎧の巨人が蒸気を噴出し切らないうちにエレンは挑みかかった。

著者名:諌山創 引用元:別冊少年マガジン2019年6号
無事に逃げおおせたピークはマガトたちと合流し、ガビを送り届けた。
そこにいたコルトは弟のファルコの安否を訊ねるが、さっきまでガビたちがいた建物の中に囚われ、ジークの脊髄液を飲んでいる状態だと教えられ驚愕する。
ピークは投下された自分専用の武器を器用に自分の背中に設置しながら、敵兵力数とジークがここにいないこと、この状況においても始祖の力を使う素振りもないエレンは、始祖の力を使えない状態であるかも知れないことを補足した。
始祖の力を発動するのに必要な、何らかの条件。
ガビはその時、サシャを撃ち殺した飛行船の中で聞いた、エレンとジークの会話を思い出して内容を諳んじた。
ジークも王家の血を引く者ならば、それが特別な力を持っている根拠になるかも知れず、エレンが始祖の力を行使できないのは傍にジークがいないからだと考えたピークは、二人の接触を阻止しなければならないと進言した。
そうこうしているうちにライナーとエレンの戦いが激しくなり、準備を整えた車力に乗り込んだマガトは、ここで全てを終わらせる決意をより強くした。

著者名:諌山創 引用元:別冊少年マガジン2019年6号
家々を破壊しながら激しく殴り合っている進撃と鎧。
体術では上回っているエレンは硬質化した拳で顔面の硬い皮膚を叩き削り、カウンターも躱して巧みに打ち込んでいく。
ライナーはスマートな殴り合いは止めて懐に飛び込んでタックルで押し倒し、なんとか劣勢を覆そうとするが一人ではなかなか勝ち筋が見えない。
そのうち、進撃の背後に回っていたガリアードが死角から襲いかかった。
それもしっかり見抜いていたエレンは、戦鎚の力で背中から背骨を飛び出させたような鋭い槍を伸ばした。

著者名:諌山創 引用元:別冊少年マガジン2019年6号